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450SX
セクストンがカワサキ移籍後初優勝!
アナハイムのエンジェル・スタジアムは、スーパークロスシリーズの中で唯一の野球場だ。以前はフェニックスのチェイス・フィールド、サンディエゴのペトコ・パーク、サンフランシスコのオラクル・パークなどでも開催例があったが、昨今はそういった野球施設に替わってフットボール用スタジアムでのレースが増加し、勢いアナハイムは希少な存在となった。長方形のフィールドでは難しいユニークなコースレイアウト、そして恒例の開幕戦が行われることも、スーパークロスの聖地たる所以である。
エンジェル・スタジアムのフィールドには、長期にわたって土が敷き詰められている。スーパークロスとモンスタージャム(トラック)が交互に隔週で開催されるからだ。ベースとなる土は得てして乾燥と硬化が進むものだが、今週は木曜に降った雨が染み込み、ソフトになった路面にはワダチが多く発生した。東部のドームスタジアムでは典型的だが、アナハイムでは珍しいコンディションだった。
今回のレイアウトで最もユニークだったのは、半径の大きい高速コーナーのイン側にキャメルジャンプ付きの近道を設けたセクションだ。どちらが正解なのか、ライン取りの違いが関心の的となった。計時予選でリスト最上段に名を刻んだのは、450=59秒950=チェイス・セクストン(カワサキ)、250=1分00秒591=ヘイドン・ディーガン(ヤマハ)。1分の壁を破ったのは、セクストンだけだった。
450SXのメインレース(20分+1周)は、ジェイソン・アンダーソン(スズキ)のホールショットで始まった。セクストンを挟んで、ハンター・ローレンス(ホンダ)、イーライ・トマック(KTM)、アーロン・プレシンガー(KTM)が続く。トップグループは僅差で競り合いながら、緊迫した周回を重ねていった。
セクストンは一旦ローレンスに先行を許したものの、2位に返り咲くとアンダーソンに急接近。7周目にトップに立つと、徐々にリードを広げた。依然として激しい2位争いはローレンスが制し、トマックが3位を確保。コースアウトによってこのグループから脱落したアンダーソンは、クーパー・ウェブ(ヤマハ)の後方まで下がったが、ウェブが喫した転倒によって4位に浮上した。終盤は各々が単独走行になり、セクストン、ローレンス、トマックの順でフィニッシュ。カワサキに移籍したセクストンが、3戦目にして初勝利を挙げた。
Photo: Feld Entertainment, Inc.
450SXResults
| 順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 4 C・セクストン | Monster Energy Kawasaki | Kawasaki | 21:17.305 | |
| 2位 | 96 H・ローレンス | Honda HRC Progressive | Honda | +03.370 | |
| 3位 | 3 E・トマック | Red Bull KTM | KTM | +11.728 | |
| 4位 | 21 J・アンダーソン | Twisted Tea Suzuki presented by Progressive Insurance | Suzuki | +18.204 | |
| 5位 | 1 C・ウェブ | Monster Energy Star Racing | Yamaha | +18.765 | |
| 6位 | 17 J・サバッチー | Quadlock Honda Racing | Honda | +22.041 |
450SXPoints
| 順位 | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
| 1位 | 3 E・トマック | Red Bull KTM | KTM | 70 | |
| 2位 | 96 H・ローレンス | Honda HRC Progressive | Honda | 62 | |
| 3位 | 4 C・セクストン | Monster Energy Kawasaki | Kawasaki | 57 | |
| 4位 | 94 K・ロクスン | Progressive Insurance Cycle Gear | Suzuki | 56 | |
| 5位 | 21 J・アンダーソン | Twisted Tea Suzuki presented by Progressive Insurance | Suzuki | 46 | |
| 6位 | 1 C・ウェブ | Monster Energy Star Racing | Yamaha | 46 |
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