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450SX
ロクスンがシーズン初優勝! ハンター・ローレンスがポイントランク首位浮上!
ステイトファーム・スタジアムは、ライダーや関係者の間で最も人気の高いベニューの一つだ。フェニックス郊外のグレンデールは、近くにロサンジェルス・ドジャースのキャンプ地があることでも知られており、冬は温暖な気候に恵まれていることがまずある。そしてこのスタジアムには、札幌ドームのように天然芝のピッチを出し入れする開口部があり、一般的なフットボール場よりもフロア面積が広いため、コースレイアウトに余裕があることも高く評価される理由だ。
ロンゲストヤードの異名を取る当地のストレートは、軽く100メートルを超えるのが常だが、今大会は1コーナーが直角を2個つなげたコの字型に設定されていた。他のスタジアムでは、タイトな180度や少し広めのスイープターンが多いので、コの字複合コーナーのライン取りがスタート直後の鍵となりそうだった。
土質は深いサンドセクション以外ハードパックになるが、表面にはパウダー状の土が浮きやすい。一部に腐葉土を用いた軟質コーナーもあったが、これは乾燥による路面の硬化を遅らせる施策だという。このスタジアムのリトラクタブルルーフが半透明素材で作られているので、屋根が閉じた状態でも太陽光がコースを照らす部分があるからだ。
1周1分弱のハイスピードコースで、計時予選最速タイムを刻んだのは、450=56秒451=ホルヘ・プラード(KTM)、250=56秒638=ヘイドン・ディーガン(ヤマハ)だった。
450SXのメインレース(20分+1周)は、ビンス・フリージー(カワサキ)のホールショットで始まった。長いストレートの先に設けられた1コーナーでは、イーライ・トマック(KTM)、コルト・ニコルズ(スズキ)、クリスチャン・クレイグ(ホンダ)の3台が絡むクラッシュが発生。再スタートに手間取ったトマックは、最後尾からのカムバックを強いられた。
オープニングラップの混乱が落ち着くと、ハンター・ローレンス(ホンダ)、ケン・ロクスン(スズキ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)がトップグループを形成。4周目にはロクスンがリーダーとなった。ハーフウェイポイントまでに、ロクスンはローレンスに対して4秒弱のマージンを築き、レースの主導権を握った。終盤はトップスリーが単独走行となり、ロクスン、ローレンス、ウェブの順でチェッカーを受けた。
ポイントリーダーだったトマックが、12位と低迷したこともあって、4戦連続2位というハイアベレージを刻んでいるローレンスが、ランキング首位に浮上。今大会の勝者ロクスンは、5点ビハインドの2位につけている。
Photo: Feld Entertainment, Inc.
450SXResults
| 順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 94 K・ロクスン | Progressive Insurance Cycle Gear | Suzuki | 21:48.239 | |
| 2位 | 96 H・ローレンス | Honda HRC Progressive | Honda | +03.324 | |
| 3位 | 1 C・ウェブ | Monster Energy Star Racing | Yamaha | +16.749 | |
| 4位 | 32 J・クーパー | Monster Energy Star Racing | Yamaha | +19.500 | |
| 5位 | 26 J・プラード | Red Bull KTM | KTM | +25.953 | |
| 6位 | 17 J・サバッチー | Quadlock Honda Racing | Honda | +27.204 |
450SXPoints
| 順位 | 選手名 | チーム | メーカー | ポイント | |
| 1位 | 96 H・ローレンス | Honda HRC Progressive | Honda | 106 | |
| 2位 | 94 K・ロクスン | Progressive Insurance Cycle Gear | Suzuki | 101 | |
| 3位 | 3 E・トマック | Red Bull KTM | KTM | 98 | |
| 4位 | 1 C・ウェブ | Monster Energy Star Racing | Yamaha | 91 | |
| 5位 | 4 C・セクストン | Monster Energy Kawasaki | Kawasaki | 89 | |
| 6位 | 32 J・クーパー | Monster Energy Star Racing | Yamaha | 75 |
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