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450SX

トリプルクラウン総合ウィナーはハンター・ローレンス(2/4/1)!

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シリーズの折り返し地点である今年のインディアナポリスは、「トリプルクラウン」に則った大会となった。この方式では、決勝(450SX=12分+1周、250SX=10分+1周)が3レースずつ行われ、総合成績に対しポイントが付与されるので、ハイアベレージなリザルトを揃える一貫性が求められる。また、通常のフォーマットでは、クオリファイ40位→予選ヒート9位×2+ラストチャンス4位→決勝だが、トリプルクラウンではクオリファイ18位+ラストチャンス4位→決勝×3レースとなるため、タイムアタックが重視される。駆け引きは日中のセッションから始まっているのだ。
 インディアナポリスには、ゲートから1コーナーまでの距離が短い「ショートスタート」が多かったが、今回のレイアウトでは長いストレートと右に曲がる大きなスイープターンが採用された。ルーカスオイル・スタジアムは、観客収容能力が6万を超えるインドア施設だが、フロア面積が狭いためラップタイムが短いコースになりがちだ。結果として周回数が増え、路面状況の悪化と周遅れライダーの増加を招く。

 昼過ぎから行われたクオリファイで最速だったのは、450=45秒434=イーライ・トマック(KTM)、250=45秒148=セス・ハメイカー(カワサキ)だった。排気量と成績が逆転しているのは、250の走行が先に行われるため、450よりも良好なコースコンディションでタイムアタックできる利点もあるからだろう。食い付きが良く掘れやすい路面には、早くから深いワダチが発生していた。

 450SXのトリプルクラウンレース1は、ホルヘ・プラード(KTM)のホールショットで始まった。すぐに並んだクーパー・ウェブ(ヤマハ)がリーダーとなったが、スタート4位だったケン・ロクスン(スズキ)が4周目にはトップに躍り出る。両者のギャップは徐々に広がり、ロクスンの独走状態となった。終盤は三つ巴の2位争いが、ウェブ、トマック、ハンター・ローレンス(ホンダ)によって展開されたが、リズムを崩したウェブが脱落。ロクスン、ローレンス、トマック、ウェブの順でフィニッシュした。

 レース2では、トマックとジャスティン・クーパー(ヤマハ)がホールショットを争った。オープニングラップ中、ロクスンとアーロン・プレシンガー(KTM)のクラッシュが発生。レース1勝者のロクスンは、21位からリスタートした。リーダーの座は4周目までクーパー、8周目までトマックと入れ替わる激しさだったが、再逆転したクーパーがレースを支配。終盤になると周遅れの出現に上位陣が進路をふさがれ、トマックやローレンスが失速した。これでクーパーのマージンが広がり、トップチェッカーを受ける結果となった。

 レース3では、ローレンスがスタートトゥフィニッシュを演じた。背後にはトマックがつけていたが、終盤になると追撃のペースが衰え、2位でゴール。3位には、スタート10位から追い上げたロクスンが入った。
 オーバーオールリザルトは、優勝ローレンス(2/4/1)、2位トマック(3/2/2)、3位ウェブ(4/3/4)。ランキング首位ローレンスのリードは、4ポイントに広がった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


450SXResults

順位 選手名 チーム メーカー 順位
1位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda 2/4/1 Dunlop ユーザー
2位 3 E・トマック Red Bull KTM KTM 3/2/2 Dunlop ユーザー
3位 1 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha 4/3/4 Dunlop ユーザー
4位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 5/1/5 Dunlop ユーザー
5位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki 1/10/3 Dunlop ユーザー
6位 26 J・プラード Red Bull KTM KTM 6/6/6 Dunlop ユーザー

450SXPoints

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 96 H・ローレンス Honda HRC Progressive Honda 196 Dunlop ユーザー
2位 3 E・トマック Red Bull KTM KTM 192 Dunlop ユーザー
3位 1 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha 171 Dunlop ユーザー
4位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki 168 Dunlop ユーザー
5位 32 J・クーパー Monster Energy Star Racing Yamaha 140 Dunlop ユーザー
6位 17 J・サバッチー Quadlock Honda Racing Honda 125 Dunlop ユーザー

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250SX

トリプルクラウンを制したデイビース(1/1/1)が首位浮上!

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250SXのトリプルクラウンレース1では、ダックス・ベニック(ハスクバーナ)がホールショットを決めた。下田丈(ホンダ)、コール・デイビース(ヤマハ)、ネイト・スラッシャー(ヤマハ)が続く。ポイントリーダーのピアース・ブラウン(ヤマハ)は、転倒により2周目に最後尾まで下落した。デイビースは、下田とベニックを立て続けに抜くと、5周目からリーダーとなった。終盤になると、2位に浮上した下田が接近したが、デイビースが逃げ切った。

 レース2では、ジャリク・スウォール(トライアンフ)がホールショット。その直後には下田とデイビースがつけ、序盤から抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げた。6周目には、デイビースと下田が1-2位に躍進。ラストまで接戦だったが、ポジションには変動がないままチェッカー。デイビース、下田、そしてブラウンの順でゴールした。

 レース3でもスウォールが好スタートを切ったが、4周目にはデイビースがトップに立った。ハーフウェイポイントを過ぎると、デイビースのリードが決定的となったが、ラスト2周まで来ると2位下田と3位ハメイカーが急接近。下田がコースアウトにより3位となったこともあり、最終的にはデイビースがハメイカーを0.8秒差で振り切った。

 総合結果は、優勝デイビース(1/1/1)、2位下田(2/2/3)、3位ハメイカー(3/9/2)。イーストシリーズのポイントリーダーは、ブラウンからデイビースに入れ替わった。
 今大会の全レースに当てはまることだが、コースコンディションの荒れ方と周遅れの存在によって、上位バトルが妨げられるシーンが多かった。1周45秒というコースの狭さからすれば想定内のことではあるが、改めて課題が浮き彫りになった大会であった。
Photo: Feld Entertainment, Inc.


250SX イースト第3戦Results

順位 選手名 チーム メーカー 順位
1位 37 C・デイビース Monster Energy Star Racing Yamaha 1/1/1 Dunlop ユーザー
2位 30 下田 丈 Honda HRC Progressive Honda 2/2/3 Dunlop ユーザー
3位 10 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 3/9/2 Dunlop ユーザー
4位 58 D・ベニック Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 4/4/7 Dunlop ユーザー
5位 163 P・ブラウン Monster Energy Star Racing Yamaha 10/3/4 Dunlop ユーザー
6位 89 D・サイモンソン Club MX Yamaha 7/6/6 Dunlop ユーザー

250SX イースト第3戦Points

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 37 C・デイビース Monster Energy Star Racing Yamaha 64 Dunlop ユーザー
2位 10 S・ハメイカー Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 63 Dunlop ユーザー
3位 163 P・ブラウン Monster Energy Star Racing Yamaha 62 Dunlop ユーザー
4位 30 下田 丈 Honda HRC Progressive Honda 62 Dunlop ユーザー
5位 58 D・ベニック Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna 55 Dunlop ユーザー
6位 22 C・ショック Club MX Yamaha 46 Dunlop ユーザー

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