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450SMX

ハンター・ローレンスが総合優勝(1位/3位)!

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SMX(スーパーモトクロス)ワールドチャンピオンシップ/プレイオフ2の会場は、テキサス・モータースピードウェイ。ダラス・フォートワース空港の北西に位置する、オーバルトラックだ。今大会のコースは、デイトナのようにホームストレッチとピットレーンの間に設けられたが、比較的ハイスピードなレイアウトになっていた。

 スーパークロスとアウトドアの融合を謳ったSMXのレースフォーマットは、20分+1周×2ヒート制で、ポイントは総合リザルトに対して付与される。第1戦は総合1位=25、2位=22、3位=20…というスケールだったが、第2戦ではダブルポイント(50、44、40…)、最終戦はトリプルポイント(75、66、60…)になる。

 450SMXのヒート1は、ハンター・ローレンス(ホンダ)のホールショットで始まった。ジェット・ローレンス(ホンダ)、クーパー・ウェブ(ヤマハ)、ケン・ロクスン(スズキ)が控える、オープニングラップのトップグループ。ローレンス兄弟は、程良いマージンを保ちながら3位以下を引き離していった。10周目にJ・ローレンスが前に出たが、わずか3周でストールによって3位に後退。2位にはスタート6位から挽回してきた、イーライ・トマック(ヤマハ)が浮上した。終盤は三つ巴のトップ争いが展開されたが、H・ローレンス、トマック、J・ローレンスが僅差のままチェッカーフラッグを受けた。

 450SMXのヒート2では、ディラン・フェランディス(ホンダ)とアーロン・プレシンガー(KTM)がホールショットを争った。ヒート1のトップスリーは揃ってスタートに失敗し、1コーナー立ち上がりの計測地点では、H・ローレンス12位、トマック13位、J・ローレンス16位と出遅れた。2周目からはチェイス・セクストン(KTM)がレースを支配する。ハーフウェイを折り返す頃までに、セクストンが10秒以上の独走態勢を築くと、総合結果に影響する2~4位の行方に視線が注がれるようになった。10周目には、挽回してきたローレンス兄弟が2~3位。ウェブを挟んでトマックが5位まで到達したが、それ以上のポジション変動はないままチェッカーとなった。

 オーバーオールでは、1位H・ローレンス(1位/3位)、2位セクストン(4位/1位)、3位J・ローレンス(3位/2位)が表彰台をゲット。アドバンテージ+第1戦+第2戦の合計ポイントは、1位H・ローレンス=90(22+18+50)、2位セクストン=89(25+20+44)、3位J・ローレンス=81(16+25+40)となっている。
Photo: Feld Motor Sports, Inc.


450SMX Heat 1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 96 H・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda 18 Laps Dunlop ユーザー
2位 3 E・トマック Monster Energy Star Racing Yamaha +00.868 Dunlop ユーザー
3位 1 J・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda +01.920 Dunlop ユーザー
4位 4 C・セクストン Red Bull KTM KTM +15.429 Dunlop ユーザー
5位 2 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha +23.378 Dunlop ユーザー
6位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Ecstar Suzuki +27.709 Dunlop ユーザー

450SMX Heat 2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 4 C・セクストン Red Bull KTM KTM 18 Laps Dunlop ユーザー
2位 1 J・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda +09.897 Dunlop ユーザー
3位 96 H・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda +14.854 Dunlop ユーザー
4位 2 C・ウェブ Monster Energy Star Racing Yamaha +18.758 Dunlop ユーザー
5位 3 E・トマック Monster Energy Star Racing Yamaha +21.841 Dunlop ユーザー
6位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Ecstar Suzuki +22.867 Dunlop ユーザー

450SMXPoint

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 96 H・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda 90 Dunlop ユーザー
2位 4 C・セクストン Red Bull KTM KTM 89 Dunlop ユーザー
3位 1 J・ローレンス Team Honda HRC Progressive Honda 81 Dunlop ユーザー
4位 3 E・トマック Monster Energy Star Racing Yamaha 69 Dunlop ユーザー
5位 7 A・プレシンガー Red Bull KTM KTM 62 Dunlop ユーザー
6位 94 K・ロクスン Progressive Insurance Ecstar Suzuki 58 Dunlop ユーザー


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250SMX

ディーガンがパーフェクト! 下田丈は総合4位(3位/5位)!

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250SMXのヒート1では、ヘイドン・ディーガン(ヤマハ)がホールショットを決めた。その背後につけた下田丈(ホンダ)が、オープニングラップの競り合いで前に出たが、すぐに抜き返したディーガンがリーダーの座を守る。2位下田に続き、タイ・マスタプール(カワサキ)、RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)、トム・ビアル(KTM)がトップグループを形成した。ディーガンがリードを広げる一方、6周目にはビアルが3位に浮上し、下田の背後を脅かす。一時は間隔が詰まる時間帯もあったが、各々マージンを保ちながら、ディーガン、下田、ビアルの順でフィニッシュした。

 250SMXのヒート2では、ディーガンが連続ホールショットをゲット。リーバイ・キッチン(カワサキ)、ハンプシャー、マスタプールがディフェンディングチャンピオンを追いかけた。下田はスタート8位からの追い上げとなったが、徐々にポジションアップして上位集団を捉える。マスタプール、ハンプシャーの相次ぐクラッシュ、キッチンのペースダウンによって、残り5分を切る頃にはディーガン、ビアル、下田のトップスリーが定まり、縦に広がった態勢でチェッカーを受けた。

 総合結果、優勝ディーガン(1位/1位)、2位ビアル(3位/2位)、3位下田(2位/3位)。シリーズ前の持ち点にプレイオフ2戦のポイントを加算したランキングは、1位ディーガン=100(25+25+50)、2位ビアル=81(20+17+44)、3位キッチン=78(22+20+36)、4位下田=76(18+18+40)となっている。
Photo: Feld Motor Sports, Inc.


250SMX Heat 1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 H・ディーガン Monster Energy Star Racing Yamaha 18 Laps Dunlop ユーザー
2位 30 下田 丈 Team Honda HRC Progressive Honda +04.523 Dunlop ユーザー
3位 16 T・ビアル Red Bull KTM KTM +07.712 Dunlop ユーザー
4位 31 J・スミス Monster Energy Star Racing Yamaha +12.985 Dunlop ユーザー
5位 929 J・ボーメア Red Bull KTM KTM +24.047 Dunlop ユーザー
6位 24 R・ハンプシャー Rockstar Energy Husqvarna Husqvarna +25.569 Dunlop ユーザー

250SMX Heat 2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 1 H・ディーガン Monster Energy Star Racing Yamaha 18 Laps Dunlop ユーザー
2位 16 T・ビアル Red Bull KTM KTM +04.226 Dunlop ユーザー
3位 30 下田 丈 Team Honda HRC Progressive Honda +19.465 Dunlop ユーザー
4位 47 L・キッチン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki +24.390 Dunlop ユーザー
5位 39 P・ブラウン Troy Lee Designs Red Bull GASGAS +36.165 Dunlop ユーザー
6位 929 J・ボーメア Red Bull KTM KTM +39.706 Dunlop ユーザー

250SMXPoint

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 1 H・ディーガン Monster Energy Star Racing Yamaha 100 Dunlop ユーザー
2位 16 T・ビアル Red Bull KTM KTM 81 Dunlop ユーザー
3位 47 L・キッチン Monster Energy Pro Circuit Kawasaki 78 Dunlop ユーザー
4位 30 下田 丈 Team Honda HRC Progressive Honda 76 Dunlop ユーザー
5位 929 J・ボーメア Red Bull KTM KTM 69 Dunlop ユーザー
6位 31 J・スミス Monster Energy Star Racing Yamaha 64 Dunlop ユーザー