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Asia Superbike 1000cc

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Race1

第3戦 第1レースはスポーツランドSUGOで最高のスタートを切った。SUGOのインターナショナルレーシングコースは約3.586km。テクニカルであり、標高差も大きく、さながらジェットコースターのようなエキサイティングなレースを目にすることができる。
猛スピードで繰り広げられたAsia Superbike 1000cc 第3戦 第1レースを制したのはYAMAHA GEN BLU Racing Team ASEANのKasmaだった。予選では、埜口遥希(SDG MS Harc-Pro. Honda)が1分27秒610の好タイムを叩き出し、ポールポジションを獲得した。2番手はONEXOX BMW TKKR TeamのMarkus Reiterbergerが1分27秒780、3番手にはTOHO Racingの國峰啄磨が1分27秒972で続いた。
レースが始まると國峰がトップに立ち、2番手に荒川晃大。3番手にはMarkus。國峰の圧倒的なスピードは、1周目で後続に1秒近い差をつけた。マレーシアのAzlanは4番手。後続の村山にプレッシャーをかけられながらも、Azlanは見事なテクニックでポジションをキープした。6番手のKasmaがスピードを上げ、前を行く村山との差を詰めようとしていた。一方、荒川は國峰との差を詰めていく。KasmaはMarkusをかわし、Azlan、荒川を追い抜いた。Markusもスピードを上げ、前を走るAzlanをかわした。
ラップ中盤にさしかかり、Kasmaは徐々に國峰との差を縮め、残り8周の時点でギャップを埋めて、トップに立った。その後方ではMarkusが3番手、埜口が4番手に浮上した。Kasmaが後続を大きく引き離す一方、Markusは國峰に迫り、インから抜き去って、2番手に浮上した。
最終ラップ、Kasmaの勢いは衰えることがなかった。Markusも2番手をキープ。しかし3番手は、前田がAndiをかわし、3位でレースを終えた。Kasmaは29分37秒392を記録。
レースについてKasmaは、「序盤は満足のいく走りができなかったので、まずは先頭グループから離されないことを意識しました。周回数を重ねるにつれて、少しづつ前との差を埋めようと考えました。結果として、うまくいったと思います。今シーズンの初勝利をとても嬉しく思っています。
明日のレースもうまく行けばいいなと思っています。」と語った。
ONEXOX BMW TKKR TeamのMarkus Reiterbergerが20分39秒529で2位。3位にはTeam GYTRの前田恵助が29分42秒993で入った。

Race2

雨に見舞われた昨日のレース1に対して、今日のレース2は天候に恵まれた一日だった。TKKRがASB1000のトップにAsia Superbike 1000ccは、マシンの速さだけでなく、ライディングテクニック、ライダーの駆け引きが勝利のカギを握る。レース2は、ONEXOX BMW TKKR TeamのMarkus Reiterbergerが理想的なレース運びを披露し、見事優勝を飾った。
昨日のレース1をふり返ると、國峰が素晴らしいスタートを切ったものの、タイヤの消耗に苦しんだ。一方で後続のKasmaは徐々にペースを上げ、オーバーテイクのタイミングを虎視眈々と狙っていた。勝負を仕掛けるタイミングを虎視眈々と狙っていた。さらに後ろに続くMarkusは、一度ペースを落としたものの、その後すぐにペースを取り戻した。前田恵助はレース終盤までは全く目立つことはなかったが、最終ラップで突如トップ集団に仲間入りし、3位表彰台を獲得した。
今日のレース2もハイスピードのレースが展開された。レースが始まると、1番手はMarkus、2番手に埜口、3番手に國峰、4番手にAzlan。2周目終了時点で、先頭集団は後続を大きく引き離した。Markusがトップをキープし、埜口と國峰が激しいバトルを繰り広げた。
後方集団をリードしたのは荒川。その後に豊島、Kasmaと続いた。Kasmaが猛烈な追い上げを見せ、4周目を終える前に豊島をかわした。Markusはスピードを上げ、後続との差を1'452秒差に広げた。12周目に差し掛かると、埜口が國峰をパスし、Kasmaが4番手に上がってきた。國峰とKasmaとの差は大きかったが、Kasmaは徐々にそれを縮めつつあった。
残り8周となったところで、埜口が第1コーナーで転倒し、Kasmaが3位に浮上したものの、Kasmaも同じく第1コーナーで転倒した。後続の2人が転倒したことで、Markusは勝利を確かなものとし、後続との差も5’074sに広がった。國峰が2位で続いた。3番手には荒川、4番手にはAndi Farid、5番手にはZaqwanが続いた。AndiとZaqwanが荒川を追い上げるが、荒川もポジションを容易に譲らなかったものの、最後にはAndiが荒川をパスした。Markusはミスを犯さず、トップをキープする作業に集中した。続く2番手の國峰も転倒し、Andiが2番手、Zaqwanが3番手に浮上した。
最終ラップ、順位に変化はなくトップのMarkusが優勝、チームメイトでもあるAndiとZaqwanが2番手と3番手でゴールインした。Markusは後続と17’860sの圧倒的な差をつけて、26分42秒374でゴールインした。
Markusのコメントは以下のとおり「昨日が2位だったことを除けば、完璧なレースウィークだったと思います。昨日ももちろん嬉しかったが、今日以上に素晴らしいレースは想像できないです。事前に計画した通り、レース序盤からプッシュしてレース運びができました。最も速い埜口選手のラップタイムを参考にして、当初の何周かは攻めて、それからタイムを安定させるのが良いと分かりました。本番では計画を実行に移して、うまくいきました。後ろを走るマシンの音が聴こえなくなって、後続との差が広がっていることが分かったので、少しリラックスして走ることができました。マシンを準備してくれたチームに感謝しています。」
チームメイトのHonda Asia-Dream Racing with SHOWAのAndi Farid IzdiharとMd Zaqhwan Zaidiは、それぞれ27分00秒223と27分00秒558で2位と3位を獲得した。


ASB1000クラス RACE1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Kasma Daniel Kasmayuddin YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 29’37:392s
2位 Markus Reiterberger ONEXOX BMW TKKR Team BMW 29’39:529s
3位 Keisuke Maeda  Team GYTR YAMAHA 29’42:993s
4位 Andi Farid Izdihar Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 29’43:121s
5位 Yuki Ito YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 29’44:312s

ASB1000クラス RACE2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Markus Reiterberger ONEXOX BMW TKKR Team BMW 26’42:374s
2位 Andi Farid Izdihar Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 27’00:223s
3位 Md Zaqhwan Zaidi Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 27’00:558s
4位 Kota Arakawa MOTO BUM RACING HONDA 27’01:674s
5位 Rei Toshima DOG FIGHT RACING YAMAHA 27’08:973s


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SuperSport 600cc

阿部とTKKRの見事な勝利

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Race1

日を追うごとにレベルが高まるSuperSport 600ccは阿部恵斗の勝利で幕を閉じた。今朝早く、Team KENKENの長尾健吾は、予選セッションでトップタイム1分30秒318を記録し、ポールポジションを獲得した。2番手はBoon Siew Honda Racing TeamのMuhammad Helmi Azman。3番手にはONEXOX TKKR Racing Teamの西村翔が1分30秒370で続いた。
レースがスタートしたときには雨が降っていたが、Helmiは果敢に攻め、1コーナーでトップに浮上。最終コーナーで阿部が2番手に浮上。一方、Galangは4番手、Nakarinは5番手につけた。天候はあまり良くなかったが日本人ライダーの阿部は、2周目の終わりで先を行く日本人ライダーをオーバーテイク。2周目にはHelmiが2番手に浮上。その頃、Nakarinは4番手に浮上した。
4周目終了時点で、阿部はHelmiに4.4秒の差をつけた。ウエットコンディションにより転倒が続出している中、阿部は見事にコンディションの変化に対応していた。周回を重ねるごとに阿部はスピードを上げ、Helmiが追い上げを試みるものの、その差は開く一方だった。残り9周となったところで赤旗により、レースは中断された。レースが再開されると、阿部は再びトップに立ち、後続を引き離しにかかった。それにHelmi、南本が続いた。
レースは5周に短縮された。そのなかでもNakarinは一瞬の隙を見逃さず、2番手に浮上した。Helmiは一瞬、集中力を失い、その隙に南本が前に出て、3番手となった。しかし、阿部の優位は変わらず、安定したスピードを見せ、1位をキープ。残り3周、南本はNakarinにプレッシャーをかけ、一瞬前に出るものの、Nakarinがすぐに抜き返した。
阿部が勝利を手にする中、南本とNakarinのバトルはヒートアップし、最終的には南本が2位になった。阿部は8分44秒531で見事なフィニッシュを飾った。レースを振り返り、阿部は「とても難しいレースでした。ウェットコンディションもあって、より一層という感じです。怖さもありましたが、今はいい気分です。最後までプッシュし続けることができて、今日の成果に心から満足しています。明日のレースも絶対に勝ちたいです。」と語った。
YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEANの南本宗一郎が8分47秒313でベストタイムを記録。Honda Racing ThailandのNakarin Atiratphuvapatが8分47秒770で3位となった。

Race2

驚きのレース展開!!
SupersSport 600ccは、目が離せないアクションシーンの連続だ。レース2では、Boon Siew Honda Racing TeamのKhairulが勝利でレースを締めくくった。
昨日のレース1は、あいにくのウェットコンディションだった。そうした中でも、阿部は自信に満ちた走りを見せ、見事に勝利を手にした。2位の南本も同じく、ウェットコンディションにひるまず、強気の走りを見せ、結果を手にした。
昨日とは違い、今日のレースはコンディションに恵まれた。1番手はHelmi、2番手には南本、3番手には長尾が続いた。序盤2ラップは、上位陣の順位に大きな変化はなかった。ランキングトップのKhairulは10番手から徐々に先行グループとの差を縮めた。3周目の終わりには、南本がトップに立ち、Helmiが2番手、長尾が3番手をキープ。追い上げるKhairulは5番手についた。
Helmiは先行ライダーをパスする隙を伺い、先を行く長尾に果敢に仕掛けた。5周目終了時、阿部がHelmiをオーバーテイクし、そのまま南本をかわしトップに立った。2番手にはHelmiが、3番手には西村、4番手にKhairul、5番手にAzroyが続いた。
残り5周の時点でKhairulは3番手につけていた。Azroyは転倒。阿部はトップをキープ、一方のKhairulはHelmiを追い、ついに2番手に浮上した。
残り3周となったところで、トップ3台と後続との差は大きく、表彰台はほぼ確実となった。最終ラップ、トップを走る阿部とKhairulの激しいバトルの結果、Khairulがチェッカーフラッグを受けた。
Khairulは22分59秒568でフィニッシュ。Khairulはレースを振り返って、「今日は最高の結果でした。勝利できたことをありがたく思います。昨日はウェットコンディションにとても苦しんだので、今日はその分全力を尽くそうと思っていました。10番手からのスタートは大きなハードルでしたが、少しづつ差を埋めようと考えました。ミスが一切許されないので、常にまわりのライダーの動きに注目していました。それがうまくいったと思います。優勝を争った阿部選手はSUGOがホームグラウンドということもあって、とても速かったです。最終ラップの最終コーナーはとてもタイトなラインでの勝負でしたが、うまくスピードに乗れて、チェッカーを受けることができました。
ONEXOX TKKR Racing Teamの阿部恵斗が22分59秒581で2位。Boon Siew Honda Racing TeamのMd Helmi Azmanが22分59秒889で3位となった。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Keito Abe ONEXOX TKKR Racing Team YAMAHA 8’44:531s
2位 Soichiro Minamimoto YAMAHA GEN BLU Racing Team YAMAHA 8’47:313s
3位 Nakarin Atiratphuvapat Honda Racing Thailand HONDA 8’47:770s
4位 Md Helmi Azman Boon Siew Honda Racing Team HONDA 8’47:842s
5位 Azroy Hakeem Anuar Boon Siew Honda Racing Team HONDA 8’48:626s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Khairul Idham Pawi Boon Siew Honda Racing Team HONDA 22’59:568s
2位 Keito Abe ONEXOX TKKR Racing Team YAMAHA 22’59:581s
3位 Md Helmi Azman Boon Siew Honda Racing Team HONDA 22’59:889s
4位 Soichiro Minamimoto YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 23’03:532s
5位 Kengo Nagao TEAM KENKEN YAMAHA 23’03:672s


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Asia Production 250cc

戦略的なレース展開

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Race1

Asia Production 250ccは、ASTRAホンダレーシングチームのRheza Danica Ahrensが、後続を引き離して見事な優勝を飾った。
午前中に行われた予選では、YAMAHA Racing IndonesiaのMuhammad Faerozi Toreqottullah選手が1分39秒078のファステストラップを記録。2番手にはASTRA HONDA RACING TEAMのRheza Danica Ahrensが1分39秒097で続いた。3番手にはHonda Racing ThailandのMuklada Sarapuechが1'39:270sで続いた。ポールポジションのFaeroziは好スタートを切ったものの、数秒後にはRhezaに1位を奪われ、チームメイトのMukladaが2位、Jakkreephatが3位に浮上した。2周目中盤、Irfan Ardiansyahが好機を逃さず3番手に浮上した。一方、HerjunとVedaが4番手のJakkreephatを追い抜き、更に3番手のIrfanに迫った。
5周目終盤には、VedaがHerjun、Jakkreephatの2人を引き離した。7周目の終わりには、井吉亜衣稀が5番手に浮上し、残り3周で、RhezaはMukladaとの差をさらに広げた。
最終ラップの時点で勝負は決まり、Rhezaが19分58秒348で勝利を手にした。
Rhezaのコメントは以下のとおり「昨日のプラクティスではかなりいいタイムがでたので、自分たちの強みとマシンを理解することができました。レース中はいいリズムを作ることができましたし、ミスもありませんでした。Muklada選手がすぐ後ろにいたのは分かっていましたが、差を広げることに集中しました。残りのシーズンももっと努力が必要ですが、ベストを尽くすつもりです。」
Honda Racing ThailandのMukladaが20分00秒396で2位表彰台を獲得。ASTRA HONDA RACING TEAMのVeda Ega Pratamaが20分00秒456で3位に入った。

Race2

鉄は熱いうちに打て
シーズン開幕以来、Asia Prioduction 250ccでは、ライダーが卓越したテクニックを存分に披露してきた。レース2では、Herjun Atna Firdausが表彰台の頂点に立ち、サーキットの注目を一身に集めた。昨日のレース1は、開始直後からRehzaとMukladaが激しいバトルを繰り広げた。MukladaがRehzaを猛追したものの、Rhezaは頑としてそのポジションを譲らず、最後の数周でRehzaはMukladaを置き去りにして、勝利を手にした。3位のVedaは、後方集団内のバトルを勝ち抜いて、表彰台を獲得した。今日のレース2では、Faeroziがポールポジションからそのままトップに立ち、Mukladaがそれに続いた。
1周目終盤、MukladaはFaeroziをかわしトップに立ったが、2周目早々にRhezaがそれをオーバーテイクし、トップになった。3周目1コーナーでFaeroziがMukladaを追い抜き、2番手に浮上する。同時に3番手にはIrfanが浮上した。4周目にはMukladaが2番手に再浮上、Irfanが3番手につけた。その後も目まぐるしく順位は変わった。Irfanは2番手に浮上したが、その直後にVedaがオーバーテイク。さらにHerjunが3番手に、Mukladaは6番手となった。残り5周となったところでVedaがRhezaを猛追するも、Rhezaはトップを譲らない。
一方でIrfanが隙をついて3番手に浮上したものの、Herjunはそれに食らい付き、再び3番手に浮上した。残り2周となったところでMukladaが仕掛け、井吉をかわして4番手に浮上したものの、最終ラップを前にして転倒した。
最終ラップ、HerjunがVedaを抜き去り、Rehzaに迫ったが、VedaとRhezaの接触をきっかけに、RhezaとIrfanがクラッシュ。その隙にHerjunが勝利を掴んだ。記録は20分00秒053。
Herjunのコメント「4位で終わったレース1のすぐあとに内容を振り返って、セッティングを少し見直しました。ウォームアップではいい結果が得られました。今日のマシンは完璧な仕上りだったと思います。ただシーズンは残り3戦あるので、まだまだやるべきことがたくさんあります。チャンピオンを獲得できるよう、これからも全力を尽くします。」
後方を走っていたMotul Sniper Manual Tech Racing Teamの井吉亜衣稀は、20分03秒273で2番手でゴール。何とか転倒を回避したVedaが20分01秒735で3位表彰台を獲得した。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Rheza Danica Ahrens ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 19’58:348s
2位 Mulkada Sarapuech Honda Racing Thailand HONDA 20’00:396s
3位 Veda Ega Pratama ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 20’00:456s
4位 Herjun Atna Firdaus ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 20’01:344s
5位 Muhammad Faerozi Toreqottullah YAMAHA Racing Indonesia YAMAHA 20’07:663s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Herjun Atna Firdaus ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 20’00:053s
2位 Aiki Iyoshi Motul Sniper Manual Tech Racing Team YAMAHA 20’03:273s
3位 Veda Ega Pratama ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 20’01:735s
4位 Wahyu Nugroho YAMAHA Racing Indonesia YAMAHA 20’11:351
5位 Rheza Danica Ahrens ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 20’15:828s


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Underbone 150cc

勝利へのポイント

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Race1

Underbone 150ccは出光FIMアジアロードレース選手権で見逃せないカテゴリーの一つだ。UMA Racing YAMAHA Maju Motor Asia TeamのNazirul Izzat Bahauddinが優勝を飾った。今朝のスーパーポール・セッションでは、15名のライダーが競い合い、LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing TeamのM Murobbil Vittoniが、1’46:401sでポールポジションを獲得した。2番手は1分47秒097を記録したUMA Racing YAMAHA Maju Motor Asia TeamのNazirul Izzat Bahauddin。3番手はRACETECH SIXTY RacingのWahyu Aji Trilaksanaが1分47秒468で続いた。
レースはWahyuがトップに立ち、後続が猛烈な追い上げを見せる。1周目終了直前には、ONEXOX TKKRのHafizaとShafiq Rasolが1位と2位に浮上したが、2週目中盤にはShazrasが一時トップに立ち、その後にGupitaとNazirulがが続き、3周目終盤にはNazirulがトップに立ち、そのすぐ後ろにGupitaとWawanが続いた。
レース中盤にはWawanがトップに立ったが、Haziqがオーバーテイク、Wawanは2番手、Nazirulが3番手でそれに続いた。7週目終盤にはNazirulがトップを奪い、その後ろにHaziqが続き、その後も順位は目まぐるしく変わった。
最終ラップ最終コーナーを出たところでWahyuとNazirulの激しいバトルとなり、Nazirulがスリップストリームを使い、18分03秒880で優勝した。
Nazirulは以下コメントを残している。「今日の勝利に心から感謝しています。全員がベストを尽くしたレースでした。戦略的に先頭集団の中で走ることを選択しました。自分のチームメイトと協力して走ろうと考えていましたし、サインを通じて自分の戦略をチームメイトに伝えました。」
2位はRACETECH SIXTY RacingのWahyuで、18分03秒975。続く4S1M EVO YAMAHA Racing TeamのGupitaの18分04秒411は自身のベストタイムだった。

Race2

フィリピン勢の勝利
Underbone 150ccでは、常に手に汗握る展開が待ち受けている。4S1M EVO YAMAHA Racing Teamが接戦を制覇し、優勝を飾った。
昨日のレース1では、トップが目まぐるしく入れ替わる激しいバトルが繰り広げられた。なかでも、ひときわ輝きを放っていたのが、Nazirul、素晴らしいライディングスキルを見せたWahyu Aji、3位表彰台に上がったGupita Kresnaだった。
今日のレースは、まずはWahyuがトップに立ち、Murobbilが2番手で続いた。MurobbilがWahyuをオーバーテイクしたものの、2週目にはWahyuがトップに返り咲いた。3周目の終わりには順位が変わり、Wawanが1位に浮上、Nazirulがそれに続き、Shafiqが3位となった。
レースの中盤には、NazirulがうまくPeerapongの前に出て、Wahyuがその後ろに続いた。Wahyu、Nazirul、Murobbil、Peerapongは激しいトップ争いを繰り広げた。
最終ラップ、上り坂を駆け上がるJohn Emerson、Nazirul、Gupitaが優勝を競い、最後のバトルを見せたが、一歩リードして、フィニッシュを決めたのはJohn Emersonで、記録は18分1秒380だった。Johnのコメントは以下のとおり。「今日の結果にとても満足しています。優勝はチームの夢でしたし、その夢を実現できたことをとても嬉しく思います。Underbone 150は常に激しい展開になるので、誰が勝ってもおかしくありません。今日のレースは難しい展開でしたが、自分の経験を活かすことができたと思っています。全てのフィリピンのファン、チームを支えてくれる方々に感謝を伝えたいです。」
2位はUMA Racing YAMAHA Maju Motor AsiaのMd Nazirul Izzat Bahauddinで、タイムは18'01:458s。3位は4S1M EVO YAMAHA Racing TeamのGupita Kresna Wardhanaで、タイムは18'01:484sだった。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Nazirul Izzat Bahauddin UMA Racing YAMAHA Maju Motor Asia Team YAMAHA 18’03:880s
2位 Wahyu Aji Trilaksana RACETECH SIXTY Racing YAMAHA 18’03:975s
3位 Gupita Kresna Wardhana 4S1M EVO YAMAHA Racing Team YAMAHA 18’04:411s
4位 M. Murobbil Vittoni LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing Team YAMAHA 18’04:412s
5位 Wawan Wello PitsBike JRT Tech 2 OneWay Racing Team YAMAHA 18’04:426s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 John Emerson Inguito 4S1M EVO YAMAHA Racing Team YAMAHA 18’01:380s
2位 Md Nazirul Izzat Bahauddin UMA Racing YAMAHA Maju Motor Asia Team YAMAHA 18’01:458s
3位 Gupita Kresna Wardhana 4S1M EVO YAMAHA Racing Team YAMAHA 18’01:484s
4位 M. Murobbil Vittoni LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing Team YAMAHA 18’01:578s
5位 Peerapong Luiboonpeng One For All YAMAHA 18’01:984s


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TVS Asia One Make Championship

日本の誇り

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Race1

TVS Asia One Make Championshipは最高のパフォーマンスでレースを終え、勝利を手にしたのは日本の尾野弘樹だった。予選で、日本の尾野弘樹は1分37秒772という驚異的なラップタイムでポールポジションを獲得した。2番手には、インドネシアのDecky Tiarno Aldyが1'39:378sでつけた。3番手には、マレーシアのMd Muzakkir Mohamedが1分39秒402つけた。レースがスタートすると、尾野が1コーナーでトップに立ち、Deckyが2番手、Ramdanが3番手に続いた。1周目が終わる前に、Chiranthが負傷したためレースは赤旗中断となり、周回数減となり、再開された。
Muzakkirが1コーナーでトップに立ち、Decky、Ramdanと続いたものの、直後に尾野が1位を奪取した。
2周目中盤には尾野とMuzakkirの差は0.8秒となった。一方、4番手のRamdanは3周目に3番手に浮上。
4周目の時点で、尾野と先頭集団の差は3.813秒に広がっていた。残り2周、Ramdanが後方から執拗にプレッシャーをかけるが、Deckyは冷静さを失わずにバトルした。
残り1周となり、尾野は栄光の勝利に向かっていた。DeckyとRamdanのバトルが続き、Ramdanが最後まで猛追したものの、チェッカーフラッグを先に受けたのはDeckyだった。
尾野のタイムは9分53秒668。レースを振り返って尾野は、「最高のレースでした。後続に対しては注意を切らさないようにしました。周回数が6周だったので、肉体的にも精神的にも余裕があったと思います。明日のレースも、楽しみにしています」と語った。
インドネシアのDecky Tiarno Aldyが9分59秒457で2位表彰台。マレーシアのMd Ramdan Rosliが9分59秒830で3位に入った。

Race2

マレーシア勢が大健闘
TVS Asia One Make Championshipは、そのデビュー以来、ライダーに素晴らしい経験を提供してきた。レース2ではマレーシアのMd Ramdan Rosliが優勝を飾った。昨日のレース1では、尾野がSUGOでの経験をアドバンテージに、終始圧倒的な走りを見せた一方で、DeckyとRamdanが2位と3位で激しく順位を競い、最終的にはDeckyが2位、Ramdanが3位となった。
レース2では、Deckyが好スタートでトップに立ち、2番手にはRamdan、3番手には尾野がつけた。尾野が一時Ramdanをかわしたものの、2周目に入って数秒後には再度Ramdanが2番手に浮上した。後続集団では、トップに立つVorapongを田中がかわし、4番手に浮上する。
4周目には、RamdanがDeckyを抜き去るが、Deckyが再び抜き返し、一進一退のバトルが繰り広げられた。一方、後方を走っていたMuzakkirが5番手に浮上。
レース中盤に、それまで慎重に3番手を走っていた尾野が仕掛け、DeckyとRamdanを抜いて1番手に浮上した。尾野はさらにスピードを上げ、2台との差を一気に広げ、残り4周で0.891秒まだ差を広げた。
8周目、尾野がマシントラブルでトップ争いから脱落した結果、RamdanとDeckyのトップ争いとなった。残り2周、DeckyがRamdanの前に出た。一方、田中、Piyawat、Muzakkirが3番手を争った。4位にVorapongが急浮上し、3位の田中を猛追したものの、田中は容易に3位の座を譲らなかった。その前方ではRamdanがが果敢にDeckyを追い上げ、16分38秒545の記録で優勝した。
Ramdanのコメントは以下のとおり。「尾野選手と戦うためにサスペンションのセッティングを調整し、レースに臨みました。闘う準備は完璧だったので、尾野選手のマシントラブルは残念でした。いずれにせよ今日のレースにはとても満足しています。自分の体重が重いこともあって、簡単なレースではなかったですが、この勝利には本当に満足しています。」
続く2位には、Deckyが16分38秒938で入った。3位には田中風如が16分44秒373で入った。


Race1Result

順位 選手名 タイム
1位 Hiroki Ono(日本) 9’53:668s
2位 Decky Tiarno Aldy(インドネシア) 9’59:457s
3位 Md Ramdan Rosli(マレーシア) 9’59:830s
4位 Md Muzakkir Mohamed(マレーシア) 10’06:741s
5位 Fugo Tanaka(日本) 10’08:335s

Race2Result

順位 選手名 タイム
1位 Md Ramdan Rosli(マレーシア) 16’38:545s
2位 Decky Tiarno Aldy(インドネシア) 16’38:938s
3位 Fugo Tanaka(日本) 16’44:662s
4位 Vorapong Malahuan(タイ) 16’44:826s
5位 Piyawat Patoomyos(タイ) 16’45:373s