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Asia Superbike 1000cc
Markus、マンダリカで無敵
Race1
Asia Superbike 1000ccはライダーに100%の集中を常に要求する。マンダリカ・インターナショナル・サーキットで、気迫あふれる走りを見せたのはONEXOX BMW TKKR TeamのMarkusだった。予選では、ONEXOX BMW TKKR TeamのMarkusが1分34秒619で、ポールポジションを獲得し、2番グリッドは、Honda Asia-Dream Racing with SHOWAのAndiが1分35秒916で、3番グリッドは、昨日のフリープラクティスでは沈黙したYAMAHA GEN BLU Racing Team ASEANのKasmaが1分36秒200で獲得した。
気温47度の暑さの中でレースは始まった。Markusがスピードに乗る中、驚くべきことにZaqhwanが1コーナーでトップを奪い、2周目終了時点ではZaqhwan、Azlan、Kasmaの順に並んだ。ポールポジションのMarkusは4番手に、埜口が5番手につけた。
レースが進むにつれZaqhwanのスピードは上がったものの、3周目の終わりでMarkusが仕掛けた始めた。一方、埜口はAndiをパスして3番手に浮上し、同時にKasmaはペースを落とし、5番手となった。
残り7周になると、高温のアスファルトから受けるタイヤのダメージは深刻になり、タイヤをいかに温存するかがレースの成否を分けた。4周目が終わる直前に、MarkusがZaqhwanをパスした。ZaqhwanがMarkusにプレッシャーをかける中、ZaqhwanのチームメイトのAndiが3番手に浮上した。
レース中盤には、MarkusはZaqhwanに0.8秒の差をつけ、4周を残してZaqhwanを大きく引き離した。6番手争いでは、Lachlanが伊藤勇樹を追い抜いた。一方、Kasmaは埜口を追い上げ、ギャップを縮めようとした。レース序盤に勢いを失ったAzlanだったが、挽回し、残り2周の時点で7番手から猛烈な追い上げを見せ、Lachlanを突き放した。
最終ラップに入ると、2番手につけていたZaqhwanは、Markusに大きく引き離され、すでに勝者は明らかだった。一方でZaqhwanにはAndiが後方から迫っていた。Markusは16分05秒242でゴール、後続を置き去りにし、AndiがZaqhwanをかわして2番手に浮上した。
Markusのコメントは以下の通り。「スタートはあまり良くなかったです。それでも1コーナーでは1番手でした。コーナーでインからZaqhwanに抜かれてしまい、自分のリズムが少し狂ってしまいました。第3コーナーはもう少しで転倒という場面でしたが、何とか立て直すことできました。バイクのフィーリングは素晴らしく、プッシュをそれほど必要としませんでしたし、常にスムーズに走ることを意識しました。バイクをここまで仕上げてくれたチームに感謝しています。明日のレースも集中を切らさずに臨みたいです。」
2位のAndiは16分10秒150、3位のZaqhwanは16分10秒228でレースを終えた。
Race2
Asia Superbike 1000cc はレース中止となった
ASB1000クラス RACE1Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
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1位 | Markus Reiterberger | ONEXOX BMW TKKR Team | BMW | 16’05:242s | |
2位 | Andi Farid Izdihar | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | HONDA | 16’10:150s | |
3位 | Zaqhwan Zaidi | Honda Asia-Dream Racing with SHOWA | HONDA | 16’10:228s | |
4位 | Haruki Noguchi | SDG MS Harc-Pro.Honda.Ph. | HONDA | 16’13:176s | |
5位 | Azlan Shah Kamaruzaman | ONEXOX BMW TKKR Team | BMW | 16’16:402s |