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Asia Superbike 1000cc

過去最高の勝利

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Race1

トップアスリートの理想像を表現したAsia Superbike 1000cc 第5戦は珠海インターナショナルサーキットで開催され、ONEXOX BMW TKKR TeamのMarkus Reiterbergerが再び優勝を飾った。予選でライダー達は限界までアクセルを開け、それぞれのベストグリッドを確保した。ONEXOX BWM TKKR TeamのMarkusはサーキットにうまくフィットし、最速タイムの1分32秒265を記録し、ポールポジションを獲得した。Honda Asia-Dream Racing with SHOWAのチームメイトであるAndi FaridとZaqhwan Zaidiはそれぞれ自己ベストの1分32秒714と1分32秒575で2位と3位に入った。レースが始まると、Zaqhwanが素晴らしいスタートを決めトップに立ち、TKKRのデュオがそれを追いかける形となった。まだレースが始まっていくらもたたないうちに、Kasmaがコントロールを失い、Lachlanと衝突した。4位につけたAndi Faridは自分のペースを掴んでいた。
2周目終了直前、MarkusがZaqhwanの前に出て、3周目の第一コーナーではさらにAzlanがZaqhwanをオーバーテイクした。4周目には、Markusは後続のAzlanを引き離そうと試みたものの、Azlanは必死にくらいつき、ペースを落とさなかった。さらにその後ろに続くZaqhwanも前方のAzlanとの距離が開くことをよしとせず、しっかりとペースを維持した。
残り7周になり、Markusは後続との差をさらに広げようとし、8週目の終盤にはMarkusとAzlanの差は1.176秒となった。トップ4ライダーのポジションに変化はなく、5位を走る伊藤との差は14.098秒だった。その後も周回を重ねるごとにMarkusは後続との差を広げた。残り3周でAzlanはペースを落とし、Zaqhwanがすぐにオーバーテイクし、2位に浮上した。しかしAzlanも最後までZaqhwanに食らい付いた。Markusは20分16秒469で勝利した。
Markusのコメントは以下のとおり。「タフなレースでした。他のライダーが非常に強く、速かったので、彼らをどれだけ引き離せるかに確信はありませんでした。私にとっては、ラップタイムを出すためにもっとプッシュするということだけが重要でした。レース中盤では少しリードすることができましたが、最後まで冷静さをキープするようにしました。本当に嬉しいですし、明日もまたレースがあります。そこでもベストを尽くします!」
Honda Asia-Dream Racing with SHOWAのMd Zaqhwan Zaidiはポジションを守り切り、20分19秒674で2位に入りました。Azlanは20分19秒717で3位となった。

Race2

今日の主役
目を見張らくようなスピードとテクニックが熱狂を生みだしたAsia Superbike 1000ccでは、ONEXOX BMW TKKR TeamのMarkus Reiterbergerが優勝し、同時にシーズンチャンピオンに輝いた。昨日のレース1では、Markusは比較的セーブしたペースで3番手を走り、前を行くZaqhwanとAzlanを追った。2週目に入ると、Markusは早々にZaqhwanをかわし、トップに立った。その後ポジションに動きはなく、13週目にAzlanが先頭集団から脱落したタイミングで、Zaqhwanが2番手となった。最終的にはMarkusが1位となり、Zaqhwan、Azlanと続いた。
レースが始まると、Markusは第一コーナーで早速トップに立ち、Zaqhwan、Azlanがその後に続いた。Markusの走りには自信が感じられたが、Zaqhwanは差を縮めようと何度も試みた。Azlanはすでに先行する2人との間に4.2秒差があったが、3位のポジションを死守した。その後4周が経過し、MarkusとZaqhwanとの差はわずか0.35秒になったが、Markusはリードを譲らなかった。8周目に差し掛かると、Markusuはさらにスピードを上げ、後続とのギャップを広げることができた。前シーズンのチャンピオンであるZaqhwanは容易にはあきらめず、しつこくMarkusに食い下がり、Markusは絶対にミスだけは許されない状況だった。
最終ラップに入ると、Markusはスピードを上げ、Zaqhwanとの差を広げ、ゴールラインに飛び込んだ。この時、Asia Superbike 1000ccの輝かしい2023年シーズンチャンピオンも同時に決定した。
Markusのコメントは以下のとおり。「スタートはまずまずでした。しかし、第一コーナーのブレーキが遅くなってしまい、もう少しでコースアウトしてしまうところでした。内側にZaqhwanが見えましたが、今日は機能よりもハードに攻めてくるだろうと思いました。なので、全力で引き離そうと考えました。ですが少し差ができても、やがて追いつかれました。最後まで気を抜かずに全力を尽くしました。チームに感謝します。バイクは本当に素晴らしいできなので、もっともっと結果を出したいと思っています。
Honda Asia-Dream Racing with SHOWAのMd Zaqhwan Zaidiが2番手で、記録は20’12:812sだった。ONEXOX BMW TKKR RacingのAzlan Shah Kamaruzamanが3番手で、記録は20’17:344sだった。


ASB1000クラス RACE1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Markus Reiterberger ONEXOX BMW TKKR Team BMW 20’16:469s
2位 Md Zaqhwan Zaidi Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 20’19:674s
3位 Azlan Shah Kamaruzaman ONEXOX BMW TKKR Team BMW 20’19:717s
4位 Andi Farid Izdihar Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 20’20: 139s
5位 Yuki Ito YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 20’39:292s

ASB1000クラス RACE2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Markus Reiterberger ONEXOX BMW TKKR Racing BMW 20’10:902s
2位 Md Zaqhwan Zaidi Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 20’12:812s
3位 Azlan Shah Kamaruzaman ONEXOX BMW TKKR Team BMW 20’17:344s
4位 Andi Farid Izdihar Honda Asia-Dream Racing with SHOWA HONDA 20’25:285s
5位 Yuki Ito YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 20’33:108s


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SuperSport 600cc

Boon Siew Hondaの1-2フィニッシュ

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Race1

ライバルが優勝を競うバトルほと、刺激的なものはない。SuperSports 600ccのライダーたちが珠海インターナショナルサーキットで繰り広げたバトルはまさにそれで、Boon Siew Honda Racing TeamのAzroy Hakeem Anuarが見事なフィニッシュを決めて、優勝に輝いた。予選を制したのはBoon Siew HondaのチームメイトであるHelmi AzmanとAzroy Hakeemで、それぞれが自己ベストの1分36秒751と1分36秒858をマークし、ポールポジションと2番グリッドを手にした。それに続いたのはASTRA HONDA RACING TEAMのAdenanta Putraで、1分36秒893で3番グリッドを手にした。
レースが始まると、Helmiが素晴らしいスタートを切り、第1コーナーでトップに立った。南本が2位、Azroyが3位でそれに続いた。3番手からスタートしたAdenantaは4番手にポジションを落とし、一方で10番手からスタートしたKhairulは5番手に躍進した。上位3名が後続集団との差をキープする中、KhairulはAdenantaをかわし4位に浮上したが、AdenantaはKhairulに食らい付き、差を広げなかった。先頭集団の一人である南本はHelmiを抜いてトップになったが、3周目の終わりにペースを失い、Helmiにトップを譲ることとなった。
レース中盤に、Khairulが先頭を行く3人に迫った。Azroyが先頭で、そのチームメイトのHelmiは南本とポジションを入れ替えた。Khairulは勝負を仕掛けるチャンスを待った。バトルが激しさを増し、赤旗が出たが、すぐさま解除された。3位の南本がトップに躍り出て、Azroyがその後ろに続いた。Khairulが4位から3位に順位を上げ、Helmiがその後を追った。残り3周で、Helmiが第1コーナーで内側からKhairulをかわした。数分のうちに、Helmiはさらに順位を上げ、2位となった。
最終ラップ、AzroyとHelmiがコーナーで何度もポジションを入れ替えた。Khairulは南本とのギャップを縮めようとしたが、実を結ばなかった。AzroyとHelmiは最後のストレートで激しいバトルを繰り広げ、最終的にAzroyが9分47秒222で勝利した。
Azroyのコメントは以下のとおり。「この勝利を支えてくれたみんなに感謝します。表彰台は本当に久しぶりです。今シーズンはタイヤやマシンに課題があって、正直今一つでした。なので嬉しさだけじゃなくて、悲しさも胸にあふれてきます。今日の勝利を最近亡くなった愛する母に捧げます。失うものが何もなかったので、限界を超えてプッシュしました。今シーズンのチャンピオン獲得は正直難しいと思いますが、残りのラウンドで一つでも多く勝利したいと思っています。
AzroyのチームメイトであるMd Helmi Azmanが9’47:487s.で2位となった。YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEANの南本が9’47:686sで3位となった。

Race2

タイライダーの大活躍
激しいバトルと繊細な駆け引きが両立しているSuperSports 600ccの第5線 レース2を制したのはHonda Racing ThailandのNakarin Atiratphuvapatだった。昨日のレースではBoon Siew Hondaの2人が激しいバトルを展開した。Helmiがトップに立、Azroyと南本が後ろからプレッシャーをかけた。10番手からスタートしたKhairulは一気に4番手に上がり、赤旗中断を挟んで、レースは再開し、最終ラップのHelmiとの激しい順位争いを制したAzroyが勝利を掴んだ。
レースが始まると、まずAdenantaがトップに立ったものの、すぐにAzroyがそれを奪いトップに立った。Nakarinが3番手となり、2周目の第一コーナーでは先を行くAdenantaをかわし、2番手に浮上した。その後ろには4番手に南本、5番手にHelmiが続いたが、Helmiが南本をかわし、順位が入れ替わった。2周目に入ると、Adenantaはペースを落とし、6番手に下がり、Ratthapongが5番手に上がった。2周目が終わる前にRatthapongはKhairulにオーバーテイクされ、Khairulが10番手のスタートから5番手に浮上した。4周目に、トップを走るAzroyがコントロールを失い、クラッシュした。
Nakarinがその後4周をリードし、そのNakarinをHelmiが南本とともに追い、Khairulも後ろに迫った。6周目に入るとHelmiはうまくNakarinをかわし前にでたが、Nakarinはすぐにポジションを奪い返した。Helmiはその後もNakarinに勝負を仕掛けたが、Nakarinは全て跳ね除けてポジションをキープ、そのうちにKhairulが隙をついてHelmiをパスした。日本人ライダーの南本もNakarinに迫ったが、Nakarinはリードを譲らなかった。
最終ラップでHelmiは3番手に上がり、南本はNakarinに最後の勝負を仕掛けたが、Nakarinはそれを跳ね除け、ゴールを切った。
Nakarinのコメントは以下のとおり。「素晴らしいレースでした。最高の力が出せました。昨日のレースがうまくいかなかったので、今日はその分全力を出して、絶対に勝ってやろうと思っていました。自分のペースを崩さずに走りましたが、それがうまく行ったと思います。これまで支えてくれた人全員に感謝を伝えたいですが、中でもタイのファンとチームに特に感謝したいです。ありがとう。」
YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEANの南本宗一郎が19’33:475sで2位表彰台に登った。Boon Siew Honda Racing TeamのMd Helmi Azmanが19’34:470sで3位表彰台に登った。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Azroy Hakeem Anuar Boon Siew Honda Racing Team HONDA 9’47:222s
2位 Md Helmi Azman Boon Siew Honda Racing Team HONDA 9’47:487s
3位 Soichiro Minamimoto YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 9’47:686s
4位 Khairul Idham Pawi Boon Siew Honda Racing Team HONDA 9’48:021s
5位 Md Adenanta Putra ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 9’49:279s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Nakarin Atiratphuvapat Honda Racing Thailand HONDA 19’33:407s
2位 Soichiro Minamimoto YAMAHA GEN BLU Racing Team ASEAN YAMAHA 19’33:475s
3位 Md Helmi Azman Boon Siew Honda Racing Team HONDA 19’34:470s
4位 Pannasorn Kaewsonthi Honda Racing Thailand HONDA 19’44:634s
5位 Md Adenanta Putra ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 19’44:745s


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Asia Production 250cc

Mukladaの初勝利

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Race1

Asia Production 250ccは、アジア最高峰のライダーが繰り広げる熱い戦いがサーキットを盛り上げた。その中で多くのライバルを倒し勝利したのはHonda Racing TeamのMuklada Sarapuechだった。予選では、ASTRA HONDA RACING TEAMのVeda Egaが自己最高の1分50秒117を記録し、ポールポジションを獲得。2番手と3番手にはそれぞれ、Honda Racing ThailandのJakkreephatとMukladaが自己ベストの1分50秒383と1分50秒569で入った。
レースが始まると、Jakkreephatが素晴らしいスタートを決め、先頭に立ち、VedaとMukladaがその後に続いた。しかし、すぐさまVedaがトップを奪い返した。1周目が終わる前に、Vedaは後続のMuklada、Herjun、Jakkreephatとの差を広げた。2周目終了前、Herjunがスリップし、グラベルに突入した。一方で、彼のチームメイトであるVedaは後続に2.339秒の差をつけて余裕の走行を見せていた。その後ろでMukladaとJakkreephatは激しいバトルを繰り広げた。さらにその後ろではFaeroziが勝負を仕掛けるタイミングを狙い、Rhezaもまた素早い動きでオーバーテイクのチャンスを狙っていた。3周が終わる前に、チャンスをものにして3番手に上がったのはRhezaだった。
Vedaがトップで後続を大きく引き離す中で、Jakkreephat、Muklada、Rhezaの2番手争いは激しさをました。6周目にはFaeroziもこの争いに加わったが、ペースについていくのがやっとというところだった。残り3周で、Vedaは後続との差を7.421秒としていたが、8周目に罰則を受け、後続にオーバーテイクされた。最終ラップは、Mukladaがトップ、Rhezaが2番手で激しいバトルを展開したが、Mukladaは容易にトップを譲らず、18分35秒277で初の勝利に輝いた。
Mukladaのコメントは以下のとおり。「RhezaとJakkreephatは本当に速く、激しいバトルになりました。もちろん、明日も同じようにな結果を得るように頑張ります。チームメンバー、クルー、家族、友達のサポートに感謝します。明日もどうなるか楽しみにしておいてください。」
2番手はASTRA HONDA RACING TEAMのRheza Danica Ahrensでタイムは18’35:476sだった。3番手はHonda Racing Thailand made it thirdのJakkreephat Puettisanでタイムは18’35:565s.だった。

Race2

Vedaの輝かしい勝利
魅力的で激しいバトルを見ることができるAsia Production 250ccの第5戦 レース2で勝利を飾ったのはVeda Ega Pratamaだった。レース1をふり返ると、後続のMukladaとJakkreephatとRhezaがバトルを繰り広げる中、Vedaは先頭に立ち、レースをリードした。残り2周となった時、Vedaと後続のタイム差は7秒に開いたものの、ペナルティを受け、MukladaとJakkreephatとRhezaと順位が入れ替わってしまった。最終ラップ、Mukladaがトップで勝利を掴み、Rhezaが2位、Jakkreephatが3位となった。
レースが始まると、Vedaは第一コーナーから素早く、トップに立ち、JakkreephatとMukladaが2番手、3番手に続いた。1周目が終わる前にFaeroziとRhezaがMukladaをかわしたが、Mukladaは容易に引き下がることはなく、FaeroziとRhezaとバトルを続けた。一方で3周目が終わる前にはVedaは2番手のJakkreephatに0.7秒差をつけた。4周目の途中でHerjunが先頭集団に上がってきた。
レース中盤まで、先頭の2人は余裕のある走りを見せていた中、後続集団のバトルは激しさをました。HerjunがFaeroziとViet Namをリードし、3番手を目指した。さらに3周が経過する中で、VedaはJakkreephatとの差を4.8秒に広げた。HerjunとFaeroziがスピードをあげ、Viet Namもそれについていった。Vedaが1位、Jakkreephatが2位でゴールインし、後続集団から飛び出たHerjunが3位となった。
Vedaは以下のようにコメントした。「レース1はリタイアしたので、完全燃焼できませんでした。なので、今日の勝利で昨日の失敗を取り返したいと思っていました。自分の走りに集中しましたし、ペースをキープするように注意しました。おかげで後続とは大きな差を開くことができましたし、後ろからくる脅威を払拭できました。これまで支えてくれたチーム、メンバーに感謝します。
Honda Racing ThailandのJakkreephat Puettisanが2位で18’30:018sを記録した。ASTRA HONDA RACING TEAMのHerjun Atna Firdausが3位で18’34:804sを記録した。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Muklada Sarapuech Honda Racing Thailand HONDA 18’35:277s
2位 Rheza Danica Ahrens ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 18’35:476s
3位 Jakkreephat Puettisan Honda Racing Thailand HONDA 18’35:565s
4位 Muhammad Faerozi Toreqottullah YAMAHA Racing Indonesia YAMAHA 18’36:234s
5位 Thanat Laoongplio Honda Racing Thailand HONDA 18’40:386s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Veda Ega Pratama ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 18’20:774s
2位 Jakkreephat Puettisan Honda Racing Thailand HONDA 18’30:018s
3位 Herjun Atna Firdaus ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 18’34:804s
4位 Rheza Danica Ahrens ASTRA HONDA RACING TEAM HONDA 18’34:996s
5位 Thanat Laoongplio Honda Racing Thailand HONDA 18’35:743s


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Underbone 150cc

最も印象に残る勝利

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Race1

ライダーが目まぐるしく順位やポジションを入れ替えるUnderbone 150ccのレース展開には退屈という言葉が見当たらないが、そんな刺激あふれるレースで初勝利を手にしたのはCARDINALS FACTORY RACING TEAM ARRCのMd Akid Azizだった。Super Poleセッションを経て見事ポールポジションを獲得したのは、Akid Azizで自己ベストの2分00秒218を記録した。強力なライバルとなる2番手、3番手にはそれぞれ自己ベストを記録したONEXOX TKKR Racing TeamのShafiq RasolとLFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing TeamのMurrobil Vittoniが入った。
レースが始まるとAkidは良いスタートを切り、すぐに先頭に立ったが、あっという間に後続ライダーにクラッシュが発生した。Akidは変わらずトップをキープ、Fazrul、Murobbil、Shafiq、Fahmiがそれに続き、先頭集団を形成した。2周目が終わる時点で、先頭集団のポジションに変化はなく後続集団ではNazirulがトップに立ちながら、Haziqと競り合いを演じていた。Akidはトップをキープした。
レース中盤になると、Fahmiが2番手に浮上した。残り2周になると、後続集団が先頭集団との差を縮め、バトルが激しくなり、Akidは7番手に転落し、Shafiqがトップとなった。周回が終わる前に、Akidはトップを再奪取し、Gupitaが2番手、Hafizaが3番手となった。4番手にはNazirulが控え、トップに仕掛けるチャンスを伺っていた。その後、Nazirulが3番手に滑り込んだ。それでもAkidは忠実に走行し、左右から迫る脅威をものともせず、12分08秒644で見事に勝利を手にした。
Akidのコメントは以下のとおり。「今日は勝てて本当に嬉しいです。これまでサポートしてくれたチーム、家族、友達に感謝します。明日のレースでも勝てるようにベストを尽くします。応援、ありがとうございました。そして同じマレーシア出身の友人であるIzzat Zaidiにも応援をお願いします。」
2番手はPitsbike JRT Tech 2 OneWay Racing TeamのAhmad Fazrul Shamで、タイムは12’08:735sだった。3番手はONEXOX TKKR Racing TeamのMd Shafiq Rasolで、タイムは12’08:831sだった。

Race2

最高の週末
ゴールを切るまで目を離せない展開がUnderbone 150ccの特徴だが、そんなUnderbone 150ccの第5戦 レース2で勝利を飾ったのはONEXOX TKKR Racing TeamのMd Shafiq Rasolだった。レース1でポールポジションを得たのはAkidだったが、バトルが激しさを増すにつれ、例のごとく順位が激しく入れ替わり、大混戦となっていた。それでもAkidは5周目までトップをキープし、ライバルが度々勝負を仕掛けたものの、それを全てはねのけ、フィニッシュした。2番手で続いたのはFazrulで、さらにShafiqがそれに続いた。
レース2でもAkidがトップに立って、レースが始まった。Akidに続いたのはShafiqとMurrobilだった。1周目が終わるまでにShafiqがトップに立ち、Fazrulがそれに続いたが、Akidは再びトップに返り咲いた。2周目の終わりにはAkidは後続とのタイム差を1.058秒としていた。後続の集団がAkidを追いかけたものの、レース中盤にはAkidは彼を追うライバル達との差を1.788秒に広げていた。誰もがAkidの勝利は確かなものだと思い始めていたが、Akidに運は味方せず、マシントラブルでリタイヤとなった。残り2周を残して、バトルは一層激しさを増した。最終ラップ、WawanがShafiqをリードしていたが、最終コーナーを抜けるとShafiqがスリップストリームを使い、Wawanをオーバーテイクして勝利を手にした。
Shafiqのコメントは以下のとおり。「何よりもこれまでずっとサポートしてくれたチームのクルーに感謝したいです。今日はとって素晴らしいレースでしたし、レースウィークも本当に素晴らしいものでした。昨日は3位、そして今日は1位というのは、私にとって素晴らしい成果です。レース序盤は集団のトップで走ろうとしましたが、中盤で少し出遅れてしまいました。その後、何とかしてトップをとってやろうとして、うまくいきました。」
LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing TeamのMurrobil Vittoniが12’10:685sで2位表彰台に登った。Pitsbike JRT Tech 2 OneWay Racing TeamのWawan Welloが12’10:753sで3位表彰台に登った。


Race1Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Md Akid Aziz CARDINALS FACTORY RACING TEAM ARRC YAMAHA 12’08:644s
2位 Ahmad Fazrul Sham Pitsbike JRT Tech 2 OneWay Racing Team YAMAHA 12’08:735s
3位 Md Shafiq Rasol ONEXOX TKKR Racing Team YAMAHA 12’08:831s
4位 Gupita Kresna 4S1M EVO YAMAHA Racing Team YAMAHA 12’08:923s
5位 Md Hafiza Rofa ONEXOX TKKR Racing Team YAMAHA 12’08:978s

Race2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 Md Shafiq Rasol ONEXOX TKKR Racing Team YAMAHA 12’10:676s
2位 M. Murrobil Vittoni LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing Team YAMAHA 12’10:685s
3位 Wawan Wello Pitsbike JRT Tech 2 OneWay Racing Team YAMAHA 12’10:753s
4位 Fahmi Basam LFN H. PUTRA 969 INDONESIA Racing Team YAMAHA 12’10:814s
5位 Md Haziq Md Fairues UMA Racing YAMAHA Maju Motor Asia Team YAMAHA 12’11:099s


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TVS Asia One Make Championship

勝利に向かって

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Race1

TVS Asia One Make Championshipは、そのデビュー以来、印象に残るレース展開をきっかけに熱い注目を浴びてきた。そんな同カテゴリー第5戦で勝利を手にしたのは日本の尾野弘樹だった。予選では、マレーシア出身のMuzakkirが自己ベストの1分48秒053を記録し、ポールポジションを獲得した。続いたのは日本の尾野弘樹で同じく自己ベストの1分48秒149で2番手を獲得。3番手は、日本の齊藤太陽で自己ベストの1分48秒492を記録した。
レースが始まると、尾野が最初のコーナーでトップに立ち、齊藤が2番手、Muzakkirが3番手に続き、Ramdanが4番手、それをVorapongが猛烈に追走した。2周目に入ると、マレーシア出身のMuzakkirとRamdanが齊藤を抜き去り、トップの尾野との差をを縮めようと試みたが、尾野のリードは依然0.936秒あり、トップの座を譲らなかった。それでもMuzakkirはスピードを挙げ、同時にVorapongが4番手に浮上した。
Muzakkirは、自分のポジションを守りつつ、尾野に追いつこうとスピードを上げた。レース中盤には、尾野とMuzakkirの差はわずか0.130秒となった。後ろではRamdanが先行する2人のライダーに追いつこうとする中、Muzakkirはチャンスを伺っていた。
VorapongはRamdanに追いつこうと死力を尽くしたが、結果的に2人はクラッシュしてしまった。
最終ラップでは、Muzakkirが尾野から一時リードを奪ったものの、尾野がすぐさまポジションを奪い返し、フィニッシュラインに向かってさらにスピードを上げ、14分23秒448でゴールした。
尾野は以下のようにコメントした。「今日のレースはタフでした。どのラップでも最大にプッシュする必要がありました。後ろを走るライダーもかなり速かったので、常に注意する必要がありました。最終ラップは自分の経験を活かせてうまく走れたと思います。明日もまたレースがあるので、楽しみです!」
2番手のMd Muzakkir Mohamedは14’23:748sを記録し、128ポイントでチャンピオンシップのトップとなった。3番手は齊藤太陽で14’33.093s.を記録した。

Race2

またもやダブルウィン
今日の第5戦 レース2のTVS Asia One Make Championshipもいつものようにエキサイティングなバトルになり、それを制したのは日本の尾野弘樹だった。レース1はいつものように尾野弘樹がリードする展開で始まった。いつもと違うことといえばMuzakkirが尾野にしっかりと食いついて、厳しいプレッシャーをかけ続けたことだった。後に続いたのはRamdanとVorapongだったが、2人はクラッシュしリタイヤ。その隙を縫って3番手に浮上したのは齊藤太陽だった。後続のプレッシャーが弱まったのを後押しにして、Muzakkirは尾野に勝負を仕掛けるものの尾野は動じず、ポジションを譲ことなく、勝利を手にした。
レース2でも尾野は開始早々、トップに立ち、Muzakkirがそれに続いた。2周目に入るとRamdanがスピードを上げて、Muzakkirを置き去りにした。一方、尾野はトップのまま独走体制をキープ。RamdanとMuzakkirが2番手を争い、Piyawatが4番手、齊藤が5番手で続いた。
RamdanとMuzakkirが順位を交互に入れ替えながら、尾野にプレッシャーをかけるものの、尾野はそれを跳ね除けて、頑としてポジションを譲らず、レース中盤には尾野と後続との差は0.613秒に広がっていた。残り2周となった時、尾野と後続との差は2.826秒に広がっていた。最終ラップ、尾野はレース1に続いてレース2で勝利し、ダブルウィンとなった。
尾野のコメントは以下のとおり。「今日はレースとても良かったです。いいタイムを刻めるように意識しました。今日の勝利でシーズンの全6戦中5戦、勝つことができました。日本のスポンサーに感謝したいです。また僕に走るチャンスをくださったTVS Asia teamにも感謝したいです。僕にとってレースをする究極の目標は勝つことにあります。それ以上でもそれ以下でもありません。それが限界を超えるためのモチベーションになっています。このウィークはとても素晴らしいものになりました。
Md Muzakkir Mohamedが14’31:751sで2位表彰台に登った。Md Ramdan Rosliが14’31:814sで3位表彰台に登った。


Race1Result

順位 選手名 タイム
1位 Hiroki Ono(日本) 14’23:448s
2位 Md Muzakkir Mohamed(マレーシア) 14’23:748s
3位 Taiyo Saito(日本) 14’33:093s
4位 Piyawat Patoomyos(タイ) 14’34:325s
5位 KT Ahmed(インド) 14’48:191s

Race2Result

順位 選手名 タイム
1位 Hiroki Ono(日本) 14’28:690s
2位 Md Muzakkir Mohamed(マレーシア) 14’31:751s
3位 Md Ramdan Rosli(マレーシア) 14’31:814s
4位 Taiyo Saito(日本) 14’37:017s
5位 Piyawat Patoomyos(タイ) 14’38:475s