α-14の軽快なハンドリング/ロール特性に、
サーキットやワインディングをアグレッシブに走行できるQ5の強力なグリップ力をプラス。
基本性能のポテンシャルをUPし、あらゆるシーンで活躍する懐の深さを目指した。

PROMOTION MOVIE

PV撮影衣装協力:Motorimoda / CRUFTER

シリーズの歴史〜軌跡〜

2006年からのSPORTSMAXシリーズの年表図

性能

01
コンパウンド(レース用微粒子カーボン)

さらなるドライグリップ強化とウォームアップ性向上

フロント/リアショルダーにフルカーボン、リアセンターにシリカブレンドのコンパウンドを採用。
路面にはりつくようなドライグリップとロングライフを両立。

フロント

コンパウンド(フロント)の解説図

グリップレジンを増量し、しなやかさがUP

ドライグリップUP

ドライグリップのα-14とQ5Sの比較図

リア

コンパウンド(リア)の解説図

シリカを増量しゴムの補強性UP

ライフ、WETグリップUP

ライフ、WETグリップのα-14とQ5Sの比較図
コンパウンド(リア)の解説図

スチレンを増量し発熱量UP

ドライグリップUP

ドライグリップUPのα-14とQ5Sの比較図

フロント/リア

コンパウンド(フロント/リア)の解説図

α-14で採用され、発熱性に優れるレース用カーボンを継続採用

強大なドライグリップ

ドライグリップの解説図
ドライグリップの解説図
レース用微粒子カーボン

02
プロファイル(IRP)

ブレーキング時の高い安定感とα-14譲りの高い旋回性能を実現。

プロファイル

プロファイル 比較図

接地形状

リア
IRPロゴ

インテューイティブ・レスポンス・プロファイルによりトレッドのエッジに傾斜をつけ、アグレッシブな走行が可能。

深いキャンバー角での接地面積が大きくなり、接地形状が安定。高い旋回力とグリップ力を発揮。

※画像はキャンバー角:40°

剛性比較図
  1. フロント外径大化による
    安定したブレーキング
  2. リアのクラウンR大化により
    フロントから軽快にロール
  3. リアのIRPプロファイルによる
    高い旋回力とトラクション

03
構造(フロント:2CUTベルト リア:JLB)

α-14譲りの高い操舵応答性とトラクション/接地感の向上。

フロント

フロント断面図
2CUTベルト構造

強靭なアラミドベルトを2枚重ねた2CUTベルト構造を採用。
鋭いステアリングレスポンスで素早い寝かし込みを実現。

2CUTベルト構造の解説図

リア

リア構造図
アラミドJLB構造

強靭なアラミドベルトを0°でスパイラルに巻いたJLB構造を採用。

モノ(1枚)プライ構造

ナイロンカーカスを1枚のみ使用するモノプライ構造を採用。

しなやかな構造で乗心地が向上。
また、接地感が掴みやすく、
リニアなスロットル操作が可能に。

04
パターン

直系のアグレッシブなパターンデザイン。

α-144とQ5Sのフロントリアパターン比較図
ランド比分布(フロント)
※リアも同様の分布

直立のパターンを剛性UPし、ブレーキングでの安定性、ライフUP。
ミドル部のパターン剛性をDOWNし、バンク時の接地感、接地面からの排水効率を向上。

総合性能

フロント・リアのタイヤイメージ

タイヤ性能イメージ図

タイヤ性能イメージ図

SPORTMAX Q5S vs α-14
ベストラップタイム比較

SPORTMAX Q5S vs α-14 ベストラップタイム比較図

ラップタイム試験方法

同一車両にSPORTMAX Q5Sと当社従来品を装着して走行。
同一ライダーによるBEST LAPを比較。

試験結果

Q5S:1’39”47/α-14:1’39”92

試験条件詳細

試験車両 YAMAHA YZF-R1(2019年式、マフラー、ECUのみ交換)
評価場所 岡山国際サーキット
タイヤサイズ 120/70ZR17M/C (58W)、190/55ZR17M/C (75W)
コンディション 気温19℃/DRY タイヤウォーマー使用(80℃設定)
空気圧[kPa] 210(フロント)/250(リア)[SPORTMAX Q5S 冷間]
230(フロント)/250(リア)[SPORTMAX α-14 冷間]

※試験結果はあくまでもテスト値であって、運転の仕方によっては異なります。

テストエンジニアからのコメント

新商品のSPORTMAX Q5Sはとても素晴らしいタイヤだから、発売が本当に待ち遠しい。
ダンロップの今までのハイグリップタイヤを凌駕するはずだ。
エンジニア(開発者)達がフロント・リアのグリップ性能を向上させ、より軽快なハンドリングを実現。
さらにはライフ性能まで向上できた。
ストリートタイヤとして本当に申し分のない仕上がりだ。
自分がその開発に携わったと思うと、本当にワクワクする。

スーパーバイクレーサー&ダンロップテストライダー
テイラー ナップ

ポジショニング(イメージ)

レース、走行会、ワインディング、ツーリング、街乗りごとのタイヤ別ポジショニング比較表

セグメント

SPORTMAX Q5 SPORTMAX Q5タイヤイメージ 公道走行で必要とされるウォームアップ性やウエット性能を確保しつつ、サーキット性能(ドライグリップ)に特化した商品として開発。
MotoAmericaのレーシングスリックタイヤのテクノロジーを駆使し、レース用に近いフィーリングが手軽に味わえる商品。
SPORTMAX Q5S SPORTMAX Q5Sタイヤイメージ サーキット走行からワインディングでのアグレッシブな走りに対応。
鋭いステアリングレスポンスとリニアなスロットルレスポンスを実現。
高い旋回力とトラクションに加え、ドライグリップとロングライフも両立し、ライダーの走行意欲を掻き立てるハイグリップタイヤ。
SPORTMAX Q5A SPORTMAX Q5A タイヤイメージ ワインディングから街乗りまで幅広い走りに対応。軽快なハンドリングとロングライフに加え、DRY/WETグリップの性能を高次元で両立。幅広いライダーの求める性能を兼ね備え、優れたライディングプレジャーを提供するオールラウンド・スポーツタイヤ。
ROADSMARTⅣ ROADSMARTⅣタイヤイメージ ロングライフやウエット性能、高速の直進安定性、などツーリングタイヤに必要とされる基本性能を備え。さらにあらゆる場面を想定し、乗り心地、ハンドリング、性能低下にも配慮された商品。長く使えて疲れにくくライダーをサポートするツーリングタイヤ。

サイズリスト

装着タイヤサイズ適応リム幅(inch)タイヤ寸法(㎜)商品コード
標準許容外径
フロント110/70ZR17M/C(54W)3.002.75-3.50109591339975
120/70ZR17M/C(58W)3.503.50119599339972
リア140/70ZR17M/C 66W4.004.00-4.50146631339976
150/60ZR17M/C(66W)4.004.00-4.50155621339977
160/60ZR17M/C(69W)4.504.50-5.00165632339978
180/55ZR17M/C(73W)5.505.50-6.00185634339974
190/50ZR17M/C(73W)6.005.50-6.00188632339979
190/55ZR17M/C(75W)6.005.50-6.00193648339973
200/55ZR17M/C(78W)6.006.00-6.50195658339980