FIM EWC 世界耐久ロードレース選手権 ボルドール24H

SSTクラスで♯4 Webike Tati Team Trickstarが2位表彰台を獲得!!

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2018-2019シーズンのFIM EWC世界耐久ロードレース選手権ボルドール24hが、フランスのポールリカールサーキットにて開幕した。なお、ポールリカールサーキットはコース改修がなされ1周は5.791から5.673kmになっている。
9月15日(土)、15時に決勝がスタートするとEWCクラスの♯2/Suzuki endurance Racing Team(以下SERT)、♯111/Honda Endurance Racingが好スタートを切り、トップ集団のなかでバトルを繰り広げる。また、今シーズンからEWCへとスイッチした2017-2018シーズンSST世界チャンピオンの♯333/Yamaha Viltais Pierrer Experience、SSTクラスでフランスのチャンピオンチームとコラボレートしてフル参戦するトリックスター(日本)の♯4/Webike Tati Team Trickstarも上位につけ、24時間後のチェッカーを目指した。
レースは、転倒によってコースとピットレーンにオイルが広がり、セーフティカーが入るといった場面もあったが、SERTはライバルと何度も入れ替わるトップ争いを展開しながら1~2位をキープ。一方、べテランライダーが揃うHonda Endurance Racingも安定した走りをみせていた。しかし、0時を回った頃シフトペダルの不具合によってSERTがピットイン。さらにHonda Endurance Racingもエンジントラブルでピットイン。SERTはコースに復帰したがその後も2度トラブルに見舞われ順位を落としてしまう。それでも上位に食い込み、5位でゴール。また、Honda Endurance Racingはメカニックたちが長い時間作業を行うものの残念ながらリタイヤとなった。徐々に順位を上げてきた♯77/Wójcik Racing Teaが11番手でゴール。途中、トラブルもあったYamaha Viltais Pierrer Experienceは14位でチェッカー。そしてSSTクラスでは、アンダーカウルに不具合が起こるなどはあったが着実に走りきり、Webike Tati Team Trickstarが2位表彰台を獲得した!!  
表彰式終了後、2017-2018シーズンの鈴鹿8耐で追ったケガが完治していないWebike Tati Team Trickstarの出口 修選手は「SSTはEWCクラスと違い、タイヤを走行毎に変えるということはしません。そのなか、大きな不安なく走り切れたのはタイヤの耐久性が高かったからだと思います」とコメントした。

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