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MOTO2

地元イタリアのバルダッサリ選手が初優勝を決める

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第13戦の舞台は、イタリア北東部の海沿いの町にあるミサノ・サーキット。全長4.2キロで中低速コーナーの多いテクニカル・コースだ。
今回、ダンロップは、前回と同じタイヤ・セットのフロントにソフト1、ミディアム2、リアにハード3、ハード4を用意した。
ドライ・コンディションで行われた予選。ポール・ポジションを獲得したのは、首位につけるJ・ザルコ選手(KALEX)で、今季4度目の獲得となった。
「決勝に向けてロング・ランに取り組んできた。予選では、ベスト・ラップを出すのが目標だった。それを達成することができ、マシンの感触もいいです。明日の目標は優勝。出来れば逃げきりたい」とザルコ選手。

続いて、初日から好調な走りを見せた中上貴晶選手(KALEX)が2位。「ポール・ポジション争いができ、全体的にはかなりいい状態だと思う。ザルコ選手が予選序盤に好タイムを出したので、トップ争いは厳しくなったと思った。明日の決勝は、ザルコ選手との戦いになるかもしれないが、優勝を狙っていきます」と中上選手。
地元イタリアのL・バルダッサリ選手(KALEX)が3位に続いた。ランキング2位のA・リンス選手(KALEX)は、8位3列目となる。

決勝当日も晴天に恵まれた。好スタートを切ったのはザルコ選手で、後ろからバルダッサリ選手、T・ルティ選手(KALEX)、F・モルビデッリ選手(KALEX)、中上選手と続く。
序盤から激しい順位争いが展開され、4周目にモルビデッリ選手がトップに浮上。リンス選手、バルダッサリ選手、ルティ選手と続く。ザルコ選手はペースが上がらず、中上選手も8位に低迷する。
6周目になるとリンス選手がトップに上がり、翌周には1.2秒のリードをとる。2位以下は、バルダッサリ選手、モルビデッリ選手、ルティ選手などが続く。
レース中盤、トップのリンス選手は約2秒の差をつける。単独2位にバルダッサリ選手。3位争いは、モルビデッリ選手、S・ロウズ選手(KALEX)、中上選手、ザルコ選手、ルティ選手の5台が展開する。そして13周目にロウズ選手が転倒。この後、中上選手が単独3位となる。
後半に入ると、2位のバルダッサリ選手がリンス選手を猛追。その差はコンマ5秒前後となっていく。
終盤、リンス選手とバルダッサリ選手は接近戦を展開。最終ラップに入るとバルダッサリ選手がトップを奪う。逆転を狙ったリンス選手はコーナーではらんでしまい、トップのバルダッサリ選手がそのままトップを守り切りチェッカー。地元イタリアで初優勝を飾った。
続いて、リンス選手が2位。中上選手は3位に入り、2戦連続の表彰台となった。
一方、ザルコ選手は4位となり、首位のリンス選手と2位ザルコ選手の差は、僅か3点となった。

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優勝
L・バルダッサリ選手(KALEX)

「マルコ・シモンチェリの名前がついているサーキットで初優勝を達成して最高の気分です。ファン・クラブが応援に来てくれた日に初優勝という特別な日になった。最高のレースでした。まだ信じられません。今週応援に来てくれたすべての人に感謝しています」

2位
A・リンス選手(KALEX)

「優勝はできなかったが、首位のザルコ選手に3ポイント差に迫ることができた。それだけで十分な結果だった。今日は厳しく難しいレースでした。まだ完治していない左肩が痛み始め、終盤は厳しい走りになった。ラスト2周でバルダッサリ選手に抜かれたが、彼はすばらしい走りをしていた。次のアラゴンがとても楽しみです」

3位
中上貴晶選手(KALEX)

「序盤の混戦を避けるために最初の1コーナーでブレーキングを遅らせたところ、オーバーランしてしまった。それでポジションを落とし、その後も、1、2周目はペースをつかめず、9番手、10番手までポジションを落としてしまった。その後、ペースを取り戻して3番手に上がることができた。その時点で、前の2人と離れていたので、終盤は3位キープに切り替えた。優勝できず残念ですが、3位になれてうれしいです」


MOTO2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 L.Baldassarri Forward Team KALEX '42.45.885
2位 A.Rins Paginas Amarillas HP40 KALEX '42.48.408
3位 中上貴晶 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '42.52.084

MOTO2Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 J.Zarco Ajo Motorsport KALEX 194
2位 A.Rins Paginas Amarillas HP40 KALEX 191
3位 T.Luthi Garage Plus Interwetten KALEX 141

※第13戦終了時点


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MOTO3

首位のビンダー選手が今季5勝目を達成

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Moto3クラスには、フロントは前回と同じソフト&ミディアムを供給したが、リアにはソフトS1、ミディアムM1と前回よりも柔らかめのセットとなった。
予選では、ランキング・トップのB・ビンダー選手(KTM)が今季4度目のポール・ポジションをゲットした。
「予選のとき、コース上が混んでいて大変だった。アタックしているときに、遅いライダーにひっかかったりして難しかった。それでもポールを取れたからよかった。決勝へ向けていい準備ができている」とビンダー選手。
続いて、イタリア人の2人、E・バスティアニーニ選手(HONDA)、N・ブレガ選手(KTM)が2、3位に続く。
また、尾野弘樹選手(HONDA)は今季最高の8位を獲得した。
「最終ラップのアタックは、前を走る選手との間にうまくスペースを空けることができて、それを利用してタイムを上げることができた。今回は初日から順調で、アベレージも悪くない。明日はいいスタートを切ってシングル・フィニッシュを狙います」と尾野選手。
鈴木竜生選手(MAHINDRA)は30位となったが、初日に規定違反のスロー走行したことでペナルティを受け、3位降格の33番手グリッドからのスタートとなった。

決勝レースが始まると、バスティアニーニ選手がホール・ショット。後ろからビンダー選手、J・コーンフェイル選手(HONDA)、J・ナバーロ選手(HONDA)などが続く。
序盤からビンダー選手とバスティアニーニ選手が、トップを入れ替えていく。後続を離すことはできず、上位9台が先頭集団を形成する。
上位2台の後方から、N・ブレガ選手(KTM)、ナバーロ選手、コーンフェイル選手などが続き、さらに尾野選手もこの集団に加わっている。
8周目になると、ナバーロ選手がクラッシュ・ダウン。
この後、ビンダー選手とバスティアニーニ選手の2台が、3位以下と約1秒の差をつける。
レース中盤、ビンダー選手とバスティアニーニ選手がトップ争いを展開。3位争いは、ブレガ選手とJ・ミル選手(KTM)が繰り広げる。ミル選手は予選16位6列目から3位争いに加わっていた。
後半に入ると、上位2台がさらに後続を離していく。3位争いは、ミル選手とブレガ選手が繰り広げ、ミル選手が先行していく。尾野選手は、ペースが上がらず単独9位につけていく。
19周目、バスティアニーニ選手がトップを奪うが、ビンダー選手もピタリとついていく。
後方の3位争いでは、コースをはみ出したとしてミル選手に1ポジション降格のペナルティが出る。ミル選手は一旦ブレガ選手の後ろに下がるが、すぐに抜き返す。
最終ラップ、バスティアニーニ選手が先行するが、コース終盤でビンダー選手がトップを奪い、そのままチェッカー。今季5勝目を決めた。
バスティアニーニ選手は2位。この結果、バスティアニーニ選手はランキング2位に上がり、首位のビンダー選手に106点差。首位のビンダー選手は、初タイトル獲得に王手をかけた。
続いて、ミル選手がブレガ選手を抑えきって3位表彰台をつかんだ。
また、尾野選手は9位。鈴木選手は15周目に転倒リタイアした。

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優勝
B・ビンダー選手(KTM)

「序盤は、少し感触をつかむのが難しかったが、徐々にペースをつかんでトップに立った。後半に入って、バスティアニーニ選手を前に行かせて後ろから彼の走りを見ていった。そして、最終ラップに彼を抜いて、優勝できた。すべて作戦通りにいったよ。5勝目を達成できてうれしいです。これもチームのおかげです」

2位
E・バスティアニーニ選手(HONDA)

「ビンダー選手がいいペースをキープしていた。彼をピタリとマークして行ったことで、3位以下のライダーたちとの差を広げることができた。レース終盤はビンダー選手をパスしてリードしたが、抜き返されてしまった。最後の最終コーナーで抜くつもりだったけど、ビンダー選手はインうまく閉めたので無理でした。チャンピオンシップでは2位だけど、ビンダー選手との差は大きいので、目標は2位をキープすること。でも可能性がある限り最後までアタックを続けます」

3位
J・ミル選手(KTM)

「予選はよくなかったから、信じられない気持ちです。今日はすごくうまくいった。僕のベスト・レースのひとつだと思う。6列目スタートだったから、とにかく前のライダーをパスして追い上げていった。セカンド集団に加わってからも全力で走った。表彰台に上がれるなんて、優勝したような気持です」

9位
尾野弘樹選手(HONDA)

「目標とするシングル・フィニッシュを果たせて、久しぶりにポイントを獲得できた。今週はレース・ウイークを通じて転倒もなく、決勝もしっかりバトルすることができた。中盤、ロカテリ選手にぶつけられてから前と離れてしまった。次のアラゴンは走り慣れているし好きなサーキットなので、さらに上を目指してがんばります」

リタイア
鈴木竜生選手(MAHINDRA)

「決勝へは、セッティングを変えて臨んだ。感触はよくなって、レースでは集団の中で競り合っていった。中盤から後半にかけてギアのトラブルがでてしまって、大変だった。転倒したときも、4速から2速に落としたが1速に入ってしまった。ノー・ポイントに終わってしまい、とても残念です」


MOTO3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 B.Binder Red Bull KTM Ajo KTM '39.37.556 Dunlop ユーザー
2位 E.Bastianini Gresini Racing Moto3 HONDA '39.37.818 Dunlop ユーザー
3位 J.Mir Leopard Racing KTM '39.38.972 Dunlop ユーザー
9位 尾野弘樹 Honda Team Asia HONDA '39.43.815 Dunlop ユーザー

MOTO3Point

順位 選手名 チーム メーカー ポイント
1位 B.Binder Red Bull KTM Ajo KTM 229 Dunlop ユーザー
2位 E.Bastianini Gresini Racing Moto3 HONDA 123 Dunlop ユーザー
3位 J.Navarro Estrella Galicia 0,0 HONDA 118 Dunlop ユーザー

※第13戦終了時点