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Moto2

オリヴィエーラ選手が今季2勝目、首位に浮上する

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サマーブレーク明けの戦い、第10戦チェコを迎えた。
ブルノのサーキットは、約5.4キロの中低速コーナーが続くテクニカル・コース。
ダンロップは、フロントにミディアム2を、リアにはエクストラ・ソフト0R1、ソフト2R1を供給した。

ドライ・コンディションで行われた予選では、L・マリーニ選手(KALEX)が、初のポール・ポジションを獲得した。「この数戦、とても速く強くなったが、小さなことがうまくまとまった感じです。体調もよく、夏休み中はよく休むことができた。マシンの感触はかなりよくなった」とマリーニ選手。
続いて、A・マルケス選手(KALEX)が2位、M・パシーニ選手(KALEX)が3位となる。
また、首位のF・バグナイア選手(KALEX)は6位、7点差でランキング2位につけるM・オリヴィエーラ選手(KTM)は4位と2列目に並ぶ。
また、長島哲太選手(KALEX)は25位となる。
「今日はタイミングが悪く、ちゃんとアタックすることができなかった。明日の決勝に向けて、いいセッティングを見つけている。トップ10フィニッシュを目指します」と長島選手。

決勝当日は曇り空。ドライ・コンディションで決勝を迎えた。
レースがスタートすると、マルケス選手が好ダッシュを決めてトップに立つ。後ろからマリーニ選手、X・ヴィアージ選手(KALEX)、バグナイア選手、オリヴィエーラ選手などが続く。
レース中盤に向けて、オリヴィエーラ選手、マリーニ選手、バグナイア選手、マルケス選手がトップ争いを繰り広げていくが、9周目にマルケス選手は転倒してしまう。
この後、バグナイア選手、マリーニ選手、オリヴィエーラ選手を中心にトップ争いは繰り広げられる。後半に入ると、ヴィアージ選手、L・バルダッサリ選手(KALEX)もトップ争いに加わっていく。
レース終盤、オリヴィエーラ選手がトップに上がり、マリーニ選手、バルダッサリ選手、バグナイア選手のオーダーとなり、ヴィアージ選手は遅れる。
ラスト・ラップに入ると、オリヴィエーラ選手とマリーニ選手が激しいトップ争いを展開。最終セクションで前に出たオリヴィエーラ選手が今季2勝目を決めた。
マリーニ選手は2位に入り、2戦連続の表彰台を獲得。バグナイア選手は3位を死守したが、この結果、オリヴィエーラ選手が2点差で首位に上がった。
また、長島選手は16位でゴールした。

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コメント

優勝 M・オリヴィエーラ選手(KTM)
「今日は、ペースがそれほど速くならないことが分かったので、抜くタイミングと、あまりタイムを落とし過ぎないことが大事だった。終盤、バルダッサリ選手が前にでたとき、僕にはまだ余裕があると感じた。最後はマリーニ選手と競り合いになったが、トップでチェッカーを受けることができた。これからも夢をかなえるために、楽しみながら仕事に取り組みたいです」

2位 L・マリーニ選手(KALEX)
「これまで学んできたことを生かすことができた。最終ラップでは全力でオリヴィエーラ選手を抜いた。自分らしくなかったかもしれないが、とてもアグレッシブなスタイルだった。でも、最終コーナーでギアを2速に入れてしまい抜かれてしまった。2戦連続の表彰台と初めてのポール・ポジションを獲得できてとてもうれしい」

3位 F・バグナイア選手(KALEX)
「チャンピオンシップ・リーダーではなくなり残念だけど、不運なレースで表彰台に立てなかったザクセンリンクの後だったから、表彰台に上がれてうれしい。今日はすごい接戦で、バルダッサリ選手はオーバーテイクがとてもアグレッシブだった。僕はブレーキングでリカバーしようとがんばった。この方向性を続けて、シーズン前半のような安定性を取り戻したい。チーム・メイトのマリーニ選手も結果もとてもうれしいです」

16位 長島哲太選手(KALEX)
「予選でいいグリッドを獲得しなければ、今のMoto2クラスでは厳しい戦いになる。今大会は、昨日まではあまりいい流れではなかった。しかし、決勝はまずまずの走りができたし、追い上げることもできた。あとひとり抜けばポイント獲得するところだった。最終ラップに勝負したが抜けなかった。残念な結果だけど、内容は次のオーストリアにつながるレースになったと思う。昨年もオーストリアはいいレースができたので、今年はベスト・リザルトを狙っていきます」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 M.Oliveira Red Bull KTM Ajo KTM '39.22.324 Dunlop ユーザー
2 L.Marini SKY Racing Team VR46 KALEX '39.22.394 Dunlop ユーザー
3 F.Bagnaia SKY Racing Team VR46 KALEX '39.22.849 Dunlop ユーザー
16 長島哲太 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '39.32.950 Dunlop ユーザー

Moto3

ディジャンナントニオ選手が初優勝。首位のマルティン選手は負傷して欠場する

moto3には前戦のドイツと同じ、フロントにソフトとミディアムM、リアにミディアムM1、ハードH3を用意した。
予選では、地元チェコのJ・コーンフェイス選手(KTM)が初のポール・ポジションをゲットした。
「地元のファンが応援してくれる中で、初のポールをとることができて最高の気分です。マシンはとても調子がよくて、これもチームのおかげです。これまで僕をサポートしてくれたすべての人に感謝したい。明日のレースが楽しみです」とコーンフェイル選手。
2位は、J・マクフィー選手(KTM)、3位はM・ラミレス選手(KTM)。
ランキング・トップのJ・マルティン選手(HONDA)は初日に転倒して腕を負傷したため欠場した。7点差でランキング2位につけるM・ベゼッキ選手(KTM)は14位となる。

また、真崎一輝選手(KTM)は初日をトップ・タイムで終え、予選は12位となる。「予選の終盤、アタックしたが遅いライダーにひっかかってしまった。最終ラップでもっとタイムを出したかったがうまくいかなかった。明日はトップ10を目指してがんばります」と真崎選手。
鳥羽海渡選手(HONDA)20位。鈴木竜生選手(HONDA)と、佐々木歩夢選手(HONDA)は予選開始早々に転倒。ノー・タイムで終わったため、共に最後列からのスタートとなった。

決勝レースがスタートすると、コーンフェイル選手がホール・ショット。後ろからラミレス選手、G・ロドリゴ選手(KTM)、マクフィー選手などが続く。
トップのコーンフェイル選手は引き離しにかかるが逃げることはできず。コーンフェイル選手、ラミレス選手、A・カネット選手(HONDA)、ロドリゴ選手、マクフィー選手、F・ディ・ジャンナントニオ選手(HONDA)などが大集団を形成してトップを争っていく。
レース中盤、カネット選手、マクフィー選手、ディ・ジャンナントニオ選手と、先頭に立つライダーは入れ替わっていくが、誰も集団から抜け出すことはできない。
終盤に向けて激戦は続き、コーンフェイル選手、ディ・ジャンナントニオ選手、カネット選手を中心にトップ争いは展開される。
ラスト・ラップに入ると、ディ・ジャンナントニオ選手とカネット選手がデッド・ヒートを展開。僅かの差でディ・ジャンナントニオ選手が初優勝を決めた。
続いて、コーンフェイル選手が今季初の3位表彰台を獲得。チェコGPで初めて表彰台に上がるチェコ人ライダーとなった。
一方、ベゼッキ選手は終盤着実に順位を上げると6位入り、ランキング・トップに浮上。2位のマルティン選手と3点差となった。
また、真崎選手は13位、鈴木選手は最後尾から追い上げて14位を獲得。佐々木選手は22位でゴールした。
鳥羽選手は序盤に転倒してしまった。

コメント

優勝 F・ディ・ジャンナントニオ選手(HONDA)
「優勝するために、長い間、取り組んできた。前進しているし、ライダーとしても成長していると思う。KTMのマシンがとても速かったので、戦略を考えてすべてがうまくいった。マルティン選手の不在は本当に残念です。彼が早く戻ってくることを願っています」

2位 A・カネット選手(HONDA)
「とても複雑な展開だったけど、最初から優勝争いができてよかった。KTMのマシンはストレートでとても速く、戦略も難しかった。ようやく2位を獲得できた。最終コーナーでは優勝することもできたと思うが、ディ・ジャンアントニオ選手のブレーキングがとても遅く、同じことをするにはリスクがとても大きかった」

3位 J・コーンフェイル選手(KTM)
「地元で2年ぶりの表彰台に上がれて本当にうれしい。夢みたいな気分です。レースではいいスタートを切ってまずトップに立った。でもライバル達が速いことはわかっていたから、とにかくプッシュした。中盤、一旦8位にまで落ちてしまって、その位置では危険だと思って、とにかくがんばって追い上げていった。すべての力を振り絞って表彰台をつかんだ。チーム・スタッフには本当に感謝しています。この3位という結果はチームのみんなのおかげです」

13位 真崎一輝選手(KTM)
「いいスタートを切って、序盤は12位につけた。その後、後ろから追突されて少し順位を落とした。終盤は必死に追い上げていった。13位は期待していた結果ではないが、内容は悪くなかったと思う。次のオーストリアはルーキーズカップで勝っているサーキットなので、いい結果を出せるようにがんばります」

14位 鈴木竜生選手(HONDA)
「最後尾28番手からのスタートだったので、スタートから10周目までは全力でプッシュしてポジションを上げた。トップ・グループの中には入れたが、20台前後の大集団だったので、それ以上はなかなか前に行けず、14位がやっとだった。最後尾からスタートしてポイントを獲得できたのはよかったと思う。もっといい位置からスタートしていたら、もっと上位で戦えたと思う。今大会の予選の失敗を繰り返さないようにしたい」

22位 佐々木歩夢選手(HONDA)
「今日はスタートがうまくいかず、その後も混戦の中でポジションを落としてしまった。そこからひとつひとつポジションを上げていったが、トップ集団との差がなかなか縮まらず、ポイント圏内に入れなかった。今大会はフリー走行ではトップ10内に入っていたが、予選で転んでしまったことでほぼ最後尾からのスタートになった。それが今大会の戦いを厳しくした。次のオーストリアGPでは、いいグリッドから決勝に挑みたいです」

リタイア 鳥羽海渡選手(HONDA)
「スタートでミスをして遅れ、その後、他のライダーとぶつかりそうになり最後尾までポジションを落としてしまった。今大会は、FP3までいい流れで来ていたが、予選で失敗したのが痛かった。あれがなければいいレースができたと思う。激しい転倒をしたが、打撲程度でケガはなかったのでよかったです。次のオーストリアでは今回の分までがんばりたいです」

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Moto3Result

順位 ライダー チーム バイク タイム
1 F.Di Giannantonio Del Conca Gresini Racing Moto3 HONDA '39.09.124 Dunlop ユーザー
2 A.Canet Estrella Galicia 0,0 HONDA '39.09.236 Dunlop ユーザー
3 J.Kornfeil Redox PruestelGP KTM '39.09.463 Dunlop ユーザー
13 真崎一輝 RBA BOE Skull Rider KTM '39.11.641 Dunlop ユーザー
14 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '39.11.740 Dunlop ユーザー
22 佐々木歩夢 Petronas Sprinta Racing HONDA '39.22.066 Dunlop ユーザー
リタイア 鳥羽海渡 HONDA Team Asia HONDA '4.28.048 -16 laps Dunlop ユーザー