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Moto2

バルダッサリ選手が写真判定で開幕優勝を決める

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中東カタール・ドーハで、オープニング・ラウンドを迎えた。ダンロップは、2010年からMoto2クラスのオフィシャル・サプライヤーとして、全チームにタイヤを供給している。
今回の開幕戦には、フロントにハード2、ソフト1、リアにハードS1、ソフト3を供給した。また、今年から全チームとも、トライアンフのエンジンを搭載したマシンで戦うことになった。

今年からMoto2、Moto3クラスの予選システムが変わっている。フリー走行3回目までの総合結果で14番手以上が予選Q2へ進出。
15番手以下のライダーは予選Q1挑み、Q1の上位4人がQ2に進出し、Q2は18名のライダーでポール・ポジションを争うことになった。

ドライ・コンディションで行われた予選では、M・シュロッター選手(KALEX)が初のポール・ポジションを獲得。
「これまで取れそうで取れなかったポール・ポジションをやっと獲得できてすばらしい気分です。これまでは最後の数分の戦いでポール・ポジションを逃してきた。今週末はすべてがうまくいいった。明日は最後まで全力を尽くすだけです」とシュロッター選手。
X・ヴィアージ選手(KALEX)、L・バルダッサリ選手(KALEX)と続く。
また、長島哲太選手(KALEX)は14位につける。

スタートが切られるとヴィアージ選手が飛び出して、バルダッサリ選手、シュロッター選手、R・ガードナー選手(KALEX)などが続く。
2周目になるとバルダッサリ選手がトップに立ちレースをリード。シュロッター選手、ガードナー選手が続き。ヴィアージ選手は遅れていく。
中盤になっても、バルダッサリ選手はトップをキープ。後方にはシュロッター選手、ガードナー選手が続き、T・ルティ選手(KALEX)がセカンド集団に追いついていく。
終盤になると、バルダッサリ選手が1秒近いリードをとり、シュロッター選手とルティ選手が2位を争う。
そして、残り4周で2位に上がったルティ選手は、すぐにトップのバルダッサリ選手を猛追。
最終ラップには、バルダッサリ選手とルティ選手の一騎打ちに。ゴー・ラインで2台はサイド・バイ・サイドとなり、写真判定でバルダッサリ選手が開幕優勝を飾った。
MotoGPクラスからMoto2クラスに戻ったルティ選手は、復帰戦で2位。シュロッター選手は3位となった。
また、長島選手は3周目に転倒している。

コメント

優勝 L・バルダッサリ選手(KALEX)
「今日はとてもいいレースができまた。トップに浮上してからは、いいペースをつかみ、それをキープすることに集中した。後続のライダーたちが追いついてこないことが分かった。ルティ選手がアタックしたときには驚きました。しかし、優勝したかったので、すべてのコーナーで彼を抑えていった。この調子でこれからもがんばります」

2位 T・ルティ選手(KALEX)
「このような形でシーズンをスタートすることができて最高の気分です。優勝できればもっとよかったと思う。それを達成できるだけのペースはあった。今日は、フロントのフィーリングがあまりよくなかったが、周回するごとに改善された。チームの素晴らしい仕事に感謝したいです。ラスト・ラップの戦いは、抜けると思ったがリスクが大きすぎた。ウォーム・アップのときは気温が高くて苦戦したが、レースのときは気温が下がり、風も弱まり、今夜の路面コンディションは完ぺきでした。このようなコンディションになれば、いい走りができると思っていました」

3位 M・シュロッター選手(KALEX)
「レース終盤にチャタリングが発生してそれまでのペースをキープできなかった。バルダッサリ選手に追いつこうとがんばったが、ミスはしたくなかった。残り2周でルティ選手がバルダッサーリ選手との差を縮めたとき、僕は付いていくことができなかった。でも、このような形でシーズンをスタートできてすばらしい気分です。無理に優勝争いに加わり、最後に転倒するより、3位を獲得する方がいいと思います」

リタイア 長島哲太選手(KALEX)
「他のライダーを避けようとしたときに転倒してしまいました。とても残念です。チームはとてもがんばってくれて、ペースもよかったので、とても悔しいです。次のレースは、今回の分もがんばります」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 L.Baldassarri Flexbox HP 40 KALEX '39.56.109 Dunlop ユーザー
2 T.Luthi Dynavolt Intact GP KALEX '39.56.135 Dunlop ユーザー
3 M.Schrotter Dynavolt Intact GP KALEX '39.58.232 Dunlop ユーザー
リタイヤ 長島哲太 ONEXOX TKKR SAG Team KALEX '4.08.708 Dunlop ユーザー

Moto3

鳥羽選手がMoto3クラスで日本人初優勝を達成

ダンロップは、Moto3クラスに2012年よりオフィシャル・サプライヤーとして全チームにタイヤを供給している。
開幕戦にはフロントにハード3M、ソフト3S。リアにハード3M、ソフト3Sを供給した。
予選では、A・カネット選手(KTM)がポール・ポジション。L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)が2位、鳥羽海渡選手(HONDA)が初の3位フロント・ローに並んだ。
「昨年は、日本人で僕だけがフロント・ローに並べなかったので、やっとみんなと肩を並べることができた気持ちです。昨年もカタールGPではいいレースができました。明日は、もちろん表彰台を目標に全力を尽くします」と鳥羽選手。
また、真崎一輝選手(KTM)は13位、小椋藍選手(HONDA)15位、鈴木竜生選手(HONDA)は19位、佐々木歩夢選手(HONDA)22位、代役で参戦している山中琉聖選手(HONDA)は25位につける。

決勝レースのスタートが切られると、カネット選手がホール・ショットを決めるが、すぐにダラ・ポルタ選手が先頭に立つ。後方から、カネット選手、A・アレナス選手(KTM)などが続く。
ダラ・ポルタ選手がレースをリードしていくが、1周目9位だった鳥羽選手が追い上げると5周目に4位に浮上。翌6周目にはダラ・ポルタ選手を抜いて、鳥羽選手がトップに浮上する。

後半に入ると、ダラ・ポルタ選手、鳥羽選手、R・フェナーティ選手(HONDA)、カネット選手、M・ラミレス選手(HONDA)などが激しいトップ争いを展開していく。
ラスト・ラップへ、ダラ・ポルタ選手、鳥羽選手、カネット選手のオーダーで突入。メイン・ストレートで鳥羽選手が前にでるが、すぐにダラ・ポルタ選手が抜き返す。
2台の後ろにはカネット選手がぴたりとつける。最後まで鳥羽選手とダラ・ポルタ選手はデッド・ヒートを繰り広げるが、最終ラップを立ち上がると鳥羽選手がダラ・ポルタ選手を抜き去り、真っ先にチェッカー。初優勝を達成した。Moto3クラス日本人初優勝となった。

コメント

優勝 鳥羽海渡選手(HONDA)
「最高の気分です。言葉が見つかりません。ゴールした瞬間は夢のようでした。チームは僕のために良いバイクを準備してくれました。スタートはよかったのですが、朝のウォーム・アップで転倒したこともあり、ちょっと慎重になってしまい9番手までポジションを落としました。そこからすぐに追い上げられたし、いい走りができたと思う。レース序盤は、リスクを取ることを避けたので、いくつか順位を落としてしまったけど、中盤から考えを切り替え、最後には優勝できるようにと走りました。優勝できて最高です。夢のようです。次戦アルゼンチンGPも得意なコースなのでベストを尽くします」

2位 L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)
「すばらしいレースでした。とても楽しかったです。レース中、タイヤのパフォーマンスはとてもよかったです。チームはとてもいい仕事をしてくれました。僕の戦略はあまり完ぺきではありませんでしたが、最終的に2位になれてうれしいです。今日は優勝を狙っていました。厳しい戦いでしたが、最後まであきらめませんでした」

3位 A・カネット選手(KTM)
「3位になれてうれしいです。KTMのマシンもすごくよかったです。大勢のバトルになるから、予想ができなくて難しかった。でもいいペースがあるし、まだたくさんレースがある。これからの戦いが楽しみだよ」

11位 小椋藍選手(HONDA)
「トップ・グループにはついていけたが、ついていくのがやっとで、何もできなかったというのが正直なところです。これが今の自分の課題なので、それを克服できるようにがんばります。今日はチーム・メイトが世界一になったので、そこから学べることもたくさんあると思う。アジア・タレント・カップ、ルーキーズ・カップ、FIM CEVレプソルインターナショナル選手権とこれまで開幕戦はすべて転倒リタイアだったので、今回は11位で完走できてよかったです。次のアルゼンチンは初めて走るサーキットです。早く、攻略できるようにがんばります」

19位 真崎一輝選手(KTM)
「スタートが決まり1周目からトップ・グループでバトルしていたのですが、後続で転倒したバイクが接触し転倒してしまった。アルゼンチンGPまで少し時間があるのでしっかり練習して悪いところを改善していきます」

20位 山中琉聖選手(HONDA)
「スタートでミスして遅れてしまい、1コーナーでも転倒した選手を避けようとオーバーランした選手に追い出される形で最後尾まで下がってしまった。そこから最後尾のグループでのバトルになったが、そこから抜け出せず、力不足を感じた。しかし、今回は本当にたくさんのことを学べました。今の自分にはなにが足りないのかということをしっかり分析して、4月からスタートするFIM CEVレプソルインターナショナル選手権に挑みたいです」

リタイア 鈴木竜生選手(HONDA)
「スタートはよかったし、プラン通り、トップ・グループについていくことができた。序盤は焦らず、確実にポジションを上げていこうという作戦でした。しかし、6コーナーで多重クラッシュの犠牲になってしまった。去年はケガで出場できず、今年はぶつけられてリタイアと、カタールGPでは残念な結果が続いていますが、気持ちを切り換えて、次戦アルゼンチンGPに挑みたいです」

リタイア 佐々木歩夢選手(HONDA)
「今日は本当に残念な1日だった。今日は着実に追い上げていく作戦でした。しかし、オープニング・ラップの6コーナーのブレーキングで渋滞になり、いつもより早くブレーキをかけたのですが、後続のライダーに追突されてしまいました。今日は鳥羽選手が優勝しました。祝福したいです。でも、先をこされてすごく悔しいです。自分も早く表彰台に上がれるようにがんばります」


Moto3

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 鳥羽海渡 Honda Team Asia HONDA '38.08.887 Dunlop ユーザー
2 L.Dalla Porta Leopard Racing HONDA '38.08.940 Dunlop ユーザー
3 A.Canet Sterilgarda Max Racing Team KTM '38.09.061 Dunlop ユーザー
11 小椋藍 Honda Team Asia HONDA '38.09.843 Dunlop ユーザー
19 真崎一輝 BOE Skull Rider Mugen Race KTM '38.40.666 Dunlop ユーザー
20 山中琉聖 Estrella Galicia 0,0 HONDA '38.40.707 Dunlop ユーザー
リタイヤ 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '8.33.286 Dunlop ユーザー
リタイヤ 佐々木歩夢 Petronas Sprinta Racing HONDA Dunlop ユーザー