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Moto2

マルケス選手が2連勝を決める

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第6戦の舞台は、イタリアのムジェロ。アップ・ダウンのある高速コースとして知られている。
ドライ・コンディションで行われた予選では、ドイツ人のM・シュロッター選手(KALEX)が今季3度目のポール・ポジションを獲得した。「足を怪我していたので、大変でした。チームががんばってくれて、フィーリングがよくなった。またポール・ポジションを獲得できてうれしいです」とシュロッター選手。
続いて、T・ルティ選手(KALEX)が2位、A・マルケス選手(KALEX)が3番手と続く。
首位のL・バルダッサリ選手(KALEX)は、15位と苦しい位置からのスタートとなる。
また、長島哲太選手は7番手につける。
「今日の結果には満足しています。いいペースで走れている。明日は表彰台を目指してがんばります」と長島選手。
スポット参戦した名越哲平選手(HONDA)は32位となった。

決勝レースも朝からイタリアらしい晴天に恵まれた。
レースがスタートすると、ルティ選手がホール・ショット。シュロッター選手、マルケス選手、L・マリーニ選手(KALEX)などが続く。
レース序盤、ルティ選手、シュロッター選手、マルケス選手、マリーニ選手、J・ナバーロ選手(SPEED UP)の5台が先頭集団を形成する。
中盤に向けて、ルティ選手とマルケス選手の2台がトップ争い。マリーニ選手、シュロッター選手、ナバーロ選手は3位争いとなる。
8周目、マルケス選手が前に出るが、ルティ選手も僅差で続く。
後半に入ると、トップのマルケス選手は引き離しにかかり、約1秒のリードを奪う。ルティ選手とマリーニ選手が2位争いを展開。13周目にマリーニ選手が先行する。
レース終盤になるとトップのマルケス選手は3秒近いリードを築き独走態勢。
マリーニ選手が2位につけていくが、ルティ選手、バルダッサリ選手が僅差で追いかけていく。
マルケス選手はそのままトップを快走して2連勝を達成。
マリーニ選手は2位を守り切りチェッカーを受ける。3位ルティ選手の後方からバルダッサリ選手が4位となった。
この結果、バルダッサリ選手はランキング・トップを守っている。
また、長島選手は決勝当日の朝から体調不良を訴え、決勝直前に医師の治療を受けていた。それでも決勝に臨み、14位でゴールした。名越選手は転倒リタイアした。

コメント

優勝 A・マルケス選手(KALEX)
「後続との差を広げられるとは思ってなかった。今日は頭を使って走った。スタートから状況をコントロールした。序盤の2周、トルティ選手とシュロッター選手のペースが信じられないほど速くて、彼らとの差を縮めようとがんばった。シュロッター選手をパスした後、ルティ選手が少し走りに苦しんでいるのが分かった。今がチャンスだと思い、ルティ選手をパスして、逃げようとがんばって走りました」

2位 L・マリーニ選手(KALEX)
「今シーズン初めての表彰台となり、とても満足している。子どもの頃にムジェロで兄(バレンティーノ・ロッシ選手)がレースするのを見て、ここで表彰台に上がることが夢だった。ここは大好きなサーキットです。今日は朝からお腹の調子が悪かったが、表彰台争い、優勝争いができることは分かっていた。今回は完全に新しいマシンを持ってきた。ここ数戦はとても苦戦したが、今はいいフィーリングを再び見つけることができた」

3位 T・ルティ選手(KALEX)
「体調は100%の状態ではなかったが、自分の仕事に集中した。序盤から一生懸命プッシュした。しかし、マルケス選手にパスされて、逃げきられてしまった。ル・マンのときと同じでした。アタックはできなかった。それでも表彰台を獲得することができたし、まだチャンピオン争いをしています」

14位 長島哲太選手(KALEX)
「体調が悪かったので、厳しいレースだった。それに1周目に他車と接触して順位を落としてしまった。いいフィーリングで走れなかったので、なんとか順位を守った。次のバルセロナではもっといいレースをしたいです」

リタイア 名越哲平選手(KALEX)
「スタートから僅か4ラップで終わってしまい、がっかりしている。でも、今回は本当に多くのことを経験して、多くのことを学ぶことができた。今日のベスト・ラップ・タイムは、初日に比べたら約5秒速くなった。レースでは全力を尽くしたが、最終コーナーでフロントが切れ込んでしまい転倒してしまった。このような機会を与えてくれたHondaとIDEMITSU Honda Team Asiaに感謝しています」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
優勝 A.Marquez EG 0,0 Marc VDS KALEX '39.31.262 Dunlop ユーザー
2位 L.Marini SKY Racing Team VR46 KALEX '39.33.190 Dunlop ユーザー
3位 T.Luthi Dynavolt Intact GP KALEX '39.33.504 Dunlop ユーザー
14位 長島哲太 ONEXOX TKKR SAG Team KALEX 39'51.317 Dunlop ユーザー
リタイア 名越哲平 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX 7'49.881 -17 laps Dunlop ユーザー

Moto3

アルボリーニ選手が地元で初優勝

予選では、T・アルボリーノ選手(HONDA)が今季初のポール・ポジションをゲットした。
「地元なのでポール・ポジションを獲得できて最高の気分です。レースは混戦になると思うが、戦う準備はできています」とアルボリーノ選手。
G・ロドリゴ選手(HONDA)が2位、L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)が3位を獲得。首位のA・カネット選手(KTM)は8番手につける。
また、鈴木竜生選手(HONDA)は5番手につけたが、赤信号のときにコース・インしたため最速タイムはキャンセルされ、2番目のタイムで9位となった。
「ペナルティで9番手に落ちたけど、3列目からのスタートなので問題ないです。明日は走り切っていい結果を残したいです」と鈴木選手。
鳥羽海渡選手(HONDA)は6番手、佐々木歩夢選手(HONDA)は19番手、真崎一輝選手(KTM)は21番手からスタートする。
また、スポット参戦した山中琉聖選手(HONDA)は25位となった。

レースがスタートすると、アルボリーノ選手がトップに立ち、ロドリゴ選手、ダラ・ポルタ選手、鈴木選手などが後ろから続く。
レース序盤は混戦が続き、アルボリーノ選手、ロドリゴ選手、鈴木選手、ダラ・ポルタ選手と目まぐるしくトップを入れ替えていく。ロドリゴ選手は4周目に転倒してしまう。
トップ集団は、ダラ・ポルタ選手、鈴木選手、アルボリーノ選手、J・マクフィー選手(HONDA)、カネット選手などが形成。10台以上が僅差で続く大混戦が展開される。
レース中盤、アルボリーノ選手、鈴木選手、ダラ・ポルタ選手がトップを奪い合っていく。
レース終盤に入っても、大集団によるトップ争いは続き、ダラ・ポルタ選手、鈴木選手、アルボリーノ選手、アントネッリ選手、マクフィー選手を中心に戦いは展開されていく。
残り2周になると、後方から大きく順位を上げたJ・マシア選手(KTM)がトップに浮上。ラスト・ラップは激しいデッド・ヒートとなる。
最終コーナーをトップで立ち上がったのはダラ・ポルタ選手だったが、アルボリーノ選手がスリップ・ストリームを使って横に並びかけると、トップでチェッカー。
僅かの差でダラ・ポルタ選手は2位、マシア選手は3位となった。
また、鈴木選手は8位でゴール。カネット選手は7位に入りランキング・トップを守っている。
山中選手は17位。真崎選手、鳥羽選手、佐々木選手は転倒リタイアに終わった。

コメント

優勝 T・アルボリーノ選手(HONDA)
「最高の週末になった。今回のレースは戦略がとても重要だった。集中力を維持した。優勝するためには、最終コーナーで2番手になる必要があった。その通りのレースができた。サポートしてくれたすべての人に感謝しています。イタリア人として、このサーキットで優勝できたことは特別なことです」

2位  L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)
「レースを通して必要なことはすべてやり遂げることができたが、最後に少しミスをしてしまった。マシンは完ぺきでしたが、金曜日に転倒して、マシンを修復するために時間がかかってしまい、走行時間が短くなったことが一番の問題だったと思う」

3位 J・マシア選手(KTM)
「序盤は苦しい展開だったけど、リズムをつかんでプッシュしていった。終盤はうまく順位を上げることができて、表彰台に上がれて本当にうれしいです」

8位 鈴木竜生選手(HONDA)
「トップ・グループにいた選手全員に優勝のチャンスがあったと思う。今日はブレーキングがよかったので最終ラップのストレートをトップで通過したのですが、やっぱりスリップ・ストリームで、ズバズバ抜かれてしまった。前回のル・マンはトップを走り続けたが、転倒して0ポイントだったので、今回はしっかり走ろうと思っていた。ポイントを獲得できでよかった。今年はどこのグランプリでも優勝争いができている。自信はあります。次戦カタルニアでは、初優勝を目指します」

17位 山中琉聖選手(HONDA)
「今大会は3日間を通じて自分の力を出せず、しかも決勝ではポイントも獲得できず、悔しいレースになった。参戦しているFIM CEVレプソルインターナショナル選手権とグランプリでは、予選のタイムの出し方が全く違うので難しかった。決勝はそれほど速いペースではなかったが、その中でも、自分の思い通りに走ることができなかった。自分の力不足を感じるレースになった。この悔しさを次のレースに活かせるようにしたい」

リタイア 佐々木歩夢選手(HONDA)
「転倒という残念な結果だったが、今年になって初めて楽しいレースができた。ファステスト・ラップでも2番目だったし、転んでいなければトップ・グループまで上がっていけたのではないかなと思う。今回はバトルしていて楽しかった。その部分では大きな自信になった。課題は、今回もフリーと予選でしっかりタイムを出せなかったことです。次戦カタルニアは、しっかりタイムを出していきたい」

リタイア 鳥羽海渡選手(HONDA)
「今季2回目のノー・ポイントのレースとなった。最悪の結果となった。チャンピオン争いでもポジションを落としてしまった。今日は、序盤の混戦の中で、自分のベストの走行ラインを走ることができずポジションを落とした。レース中盤にはなんとかトップ・グループに追いついたが、他者に押し出される形で転倒してしまった。次戦はカタルニアでのレースになりますが、今回の転倒をばん回できるようにがんばります」


Moto3Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
優勝 T.Arboino VNE Snipers HONDA '39.29.874 Dunlop ユーザー
2位 L.Dalla Porta Leopard Racing HONDA '39.29.903 Dunlop ユーザー
3位 J.Masia Bester Capital Dubai KTM '39.29.952 Dunlop ユーザー
8位 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '39.30.469 Dunlop ユーザー
17位 山中琉聖 Honda Team Asia HONDA '39.56.651 Dunlop ユーザー
リタイア 佐々木歩夢 Petronas Sprinta Racing HONDA '31.35.748 -4 laps Dunlop ユーザー
リタイア 鳥羽海渡 Honda Team Asia HONDA '31.35.755 -4 laps Dunlop ユーザー
リタイア 真崎一輝 BOE Skull Rider Mugen Race KTM '5.15.058 -18 laps Dunlop ユーザー