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Moto2

マルケス選手が独走で今季4勝目

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第9戦はドイツ北東部にあるテクニカル・コース、ザクセンリンク。今回の戦いで前半戦は終わり、この後約1か月のサマーブレイクに入る。
ドライ・コンディションで行われた予選では、A・マルケス選手(KALEX)が今季初のポール・ポジションを獲得した。
「先週のアッセンはノー・ポイントに終わっているので、今回は大事なレースです。ポール・ポジションからスタートするので、目標はなるべくたくさんのポイントを獲得すること。前戦オランダの失点を奪い返したいです」とマルケス選手。
続いて、L・マリーニ選手(KALEX)、地元ドイツのM・シュロッター選手(KALEX)が続く。
首位のT・ルティ選手(KALEX)は12位4列目。長島哲太選手(KALEX)は、18位6列目となる。「今日は少し問題が出てしまった。明日の朝には問題を解決して、セッティングを調整してレースに臨みたいです」と長島選手。

決勝当日、朝方雨が降ったが、ドライ・コンディションで決勝を向けた。
スタートが切られると、マリーニ選手がホール・ショット。後ろからシュロッター選手、I・レクオナ選手(KTM)、X・ヴィアージ選手(KALEX)、マルケス選手などが続く。
2周目にレクオナ選手がトップに立ち、マリーニ選手、マルケス選手、ヴィアージ選手が続く。
7周目、マルケス選手がトップに浮上するが、レクオナ選手も食い下がる。さらに、追い上げてきたB・ビンダー選手(KTM)もトップ争いに加わる。
中盤に入ると、マルケス選手がレースをリード。ビンダー選手、レクオナ選手、シュロッター選手の4台がトップ集団を形成する。

後半に入ると、トップのマルケス選手は1秒以上のリードを奪う。レクオナ選手、ビンダー選手、シュロッター選手の3台が2位争いとなる。
終盤になると、トップのマルケス選手は約3秒のアドバンテージを築き、独走態勢。
シュロッター選手、レクオナ選手、ビンダー選手の表彰台をかけた戦いは続いていく。
マルケス選手はそのままトップを快走し、今季4勝目を達成した。
続いて、ビンダー選手、シュロッター選手が2、3位を獲得。レクオナ選手は最終ラップの最終コーナーで転倒リタイアしてしまった。
ルティ選手は5位でゴール。この結果、マルケス選手が首位に戻り、8点差でルティ選手が2位となった。
また、長島選手は12位でチェッカーを受けた。

コメント

優勝 M・マルケス選手(KALEX)
「今回は、走りだしは難しかったが、予選でとてもいい仕事ができて、状態がよくなった。今日は、あまりいいリズムはなかったが、辛抱強くミスなく走れば、トップ5か表彰台に上がれると思っていた。結果的に1秒以上の差をつけて優勝できた。ストレートで後方とのギャップを見たときは信じられない気持ちだった」

2位 B・ビンダー選手(KTM)
「スタートはとてもうまくいった。そして前に出てトップ・グループに加わった。いいペースがあることは分かっていたので、ライバルたちをパスして、ひとりで走ろうと思った。でも残り10周でコントロールが苦しくなってしまった。それでも終盤にアタックすることができた。2戦連続して表彰台に立ててうれしいです」

3位 M・シュロッター選手(KALEX)
「ホーム・レースで初めて表彰台に上がって最高の気分です。たくさんの応援があった。ファンの前で走るのは最高の気分です。表彰台に上がって彼らの期待に応えられたことがとてもうれしい。レース・ウイークは簡単ではなかった。このサーキットは難しく、これまであまりいいレースはできていなかった。今回はとてもいい仕事ができました。レース直前にハード・タイヤを選び、うまくいきました。何回かミスをして、最後は優勝争いはできませんでしたが、いいレースになりました」

12位 長島哲太選手(KALEX)
「今日の結果には満足していないけど、チームががんばってマシンをよくしてくれたからよかったです。ランキング10位でサマーブレークに入れるのでうれしい。この後鈴鹿8時間耐久レースにでるのでリラックスはできないけど、次のラウンドにはいい状態で臨みたいです」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
優勝 A.Marquez EG 0,0 Marc VDS KALEX '39.35.101 Dunlop ユーザー
2位 B.Binder Red Bull KTM Ajo KTM '39.36.309 Dunlop ユーザー
3位 M.Schrotter Dynavolt Intact GP KALEX '39.36.731 Dunlop ユーザー
12位 長島哲太 ONEXOX TKKR SAG Team KALEX 39'48.937 Dunlop ユーザー

Moto3

ダラ・ポルタ選手が今季初優勝を決めて首位に浮上

予選では、佐々木歩夢選手(HONDA)が初のポール・ポジションを獲得した。日本人選手のポールは2016年日本GPの尾野弘樹選手以来となる。尾野選手は、ペナルティを受けて4位のグリッドからスタートしている。
「久しぶりの日本人のポール・ポジションだと言われたが、大事なのは決勝です。明日は、優勝争いに加わり、しっかり表彰台に立てるようにがんばります。今回はレース用タイヤもソフトタイヤでもしっかりタイヤのパフォーマンスを引き出せている。フリー、予選の走りが出来れば決勝もいいレースができると思う」と佐々木選手。

続いて、鳥羽海渡選手(HONDA)が2番手。
「バイクは全体的に良く仕上がってるが、セクター2で思うような走りができていないので、決勝に向けてその部分を改善したい。明日のレースは、もちろん、優勝、表彰台を目指すが、過去3レース、転倒しているので、最後まで走り切りたい」と鳥羽選手。
日本人選手の予選1,2位は、2001年の南アフリカGPの宇井陽一選手、上田昇選手以来となった。
3番手はM・ラミレス選手(HONDA)がつける。一方、首位のA・カネット選手(KTM)は22位8列目と苦しい位置からのスタートとなる。
また、鈴木竜生選手(HONDA)14位、小椋藍選手(HONDA)16位、真崎一輝選手(KTM)23位につける。

決勝レースがスタートすると、2列目スタートのR・フェナーティ選手(HONDA)がホール・ショット。後ろからラミレス選手、鳥羽選手、佐々木選手、L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)などが続く。
中盤に向けて、ラミレス選手、ダラ・ポルタ選手、フェナーティ選手が次々にトップを入れ替える混戦が続く。
10周目に先頭に出たラミレス選手が逃げ切りを図るが、2位以下の集団も離されずについていく。
後半に入った16周目に、鳥羽選手は転倒してしまった。
ラミレス選手、フェナーティ選手、ダラ・ポルタ選手、佐々木選手など7台がトップ集団を形成する。
レース終盤になっても、トップ集団は大混戦。後方からカネット選手が目覚ましい勢いで、上位陣に追いつき、25周目には2位に浮上する。
ラスト・ラップはカネット選手、ダラ・ポルタ選手、ラミレス選手、フェナーティ選手が激戦を繰り広げ、ダラ・ポルタ選手が今季初優勝をさらった。
2位はラミレス選手、カネット選手は3位。この結果、ダラ・ポルタ選手がランキング・トップに浮上し、カネット選手は2点差で2位となった。
また、小椋選手7位、鈴木選手8位、佐々木選手9位。真崎選手17位でゴールした。

コメント

優勝 L・ダラ・ポルタ選手(HONDA)
「この優勝には、とても大きな意味があります。このサーキットはあまり得意ではなくて、レースはたいへんでした。周回が進むにつれて、プッシュした。正直いって優勝できるとは思っていなかった。これまで何度も表彰台に上がってきたが、今回が最高の結果です。そして最高の形で夏休みに入ることができる。チームはすばらしい仕事をしてくれました」

2位  ラミレス選手(HONDA)
「今日は強い走りができて、優勝を目指してがんばった。しかし、昨日からヒザに痛みがあり、このサーキットは多くの力を必要とするので大変だった。それでも2位を獲得できてうれしい。シーズンがスタートしたときよりもいいフィーリングになってきた。ランキング4位になった。チームに本当に感謝しています」

3位 A・カネット選手(KTM)
「この結果には満足している。最後の5周は、本当にプッシュしていった。ラスト・ラップで少しミスがあって勝てなかったけど、この結果はチャンピオンシップにとってもよかった。KTMもすごくがんばってくれている。サマーブレークのあともがんばるよ」

7位 小椋藍選手(HONDA)
「今週はコーナーでフロントの接地感がないという課題を抱えていた。決勝はフロントにウエイトを積み少しはよくなったが、全体的なフィーリングはそれほど変わらなかった。そのため序盤は予選順位と同じ15、16番手くらいだった。周回を重ねるごとにペースを上げていくことができた。最後はトップと0.7秒差の7位まで追い上げられたので、あと、2、3周あれば優勝争いに加われたと思う。この数戦、予選がいいときは決勝がだめで、予選がだめなときは決勝でいい走りができている。後半戦は両方をうまくミックスさせたい」

8位 鈴木竜生選手(HONDA)
「トップ・グループよりいいペースで走れていたので、追いつくことができた。今大会はハード・タイヤでセッティングを続けいて、そのいいところを出せたと思う。全体的にはいい形で決勝を迎えられたが、すべてがいいという状態をなかなか作れていない。後半戦は、今の取り組みを続けていき、強いレースができるようにしたい。この数戦、トップ・グループを走っていて転倒するなど悪い流れが続いていたが、今日の8位で悪い流れを断ちきれたと思う」

9位 佐々木歩夢選手(HONDA)
「ラスト3周くらいまでは自分の狙っていた通りの走りができたが、ラスト3周は激しい戦いの中でリズムを崩してしまった。今回は、速さ的にはいいところを出せたと思うが、最後は精神的な弱さが出たと反省している。もっと強引な走りをしないと、あの混戦の中ではポジションをキープできないということを感じた。速さをしっかり出せるようになってきたので、後半戦は、自分のいい部分をしっかり出せるようにしたいです」

リタイア 鳥羽海渡選手(HONDA)
「今日は、落ち着いて集団の中で走行し、レース後半に備えていた。しかし、後半に入ってアレナス選手が転倒し、ラインを変更したときに、少しブレーキングを遅くしたため、転倒してしまった。これで4戦連続リタイアとなり、なにも言うことがありません。これからサマーブレイクに入りますが、後半戦、しっかり成績を残せるよう、懸命にトレーニングをして、ブルノに戻ります」


Moto3Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
優勝 L.Dalla Porta Leopard Racing HONDA '39.29.348 Dunlop ユーザー
2位 M.Ramirez Leopard Racing HONDA '39.29.420 Dunlop ユーザー
3位 A.Canet Sterilgarda Max Racing Team KTM '39.29.468 Dunlop ユーザー
7位 小椋藍 Honda Team Asia HONDA '39.30.026 Dunlop ユーザー
8位 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '39.30.097 Dunlop ユーザー
9位 佐々木歩夢 Petronas Sprinta Racing HONDA '39.30.177 Dunlop ユーザー
17位 真崎一輝 BOE Skull Rider Mugen Race KTM '39.47.591 Dunlop ユーザー
リタイア 鳥羽海渡 Honda Team Asia HONDA '27.11.314 -9 laps Dunlop ユーザー