第１戦　カタール　ドーハ

優勝 長島哲太選手（KALEX）
「夢のような気分です。富沢選手とは兄弟のような仲だったので、彼が優勝したカタールで初優勝できて、信じられない気持ちです。昨日の予選で小さなミスをしてしまったので、僕のグリッド・ポジションはよくなかった。スタートから一生懸命プッシュして順位を上げていった。その後、集中して、ひたすらプッシュしていった。僕とチームにとってすばらしい結果になった。昨年は表彰台にあと一歩のレースが多かったので、本当にうれしいです」

２位 Ｌ・バルダッサリ選手（KALEX）
「いろいろ考えるのをやめて、とにかくマシンに乗ってレースを楽しんだ。初日は転倒して、プラクティスでは苦戦したので、すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝しています。自分のリズムに自信があった。とてもいいレースをすることができた。でも最後は長島選手が速かった」

３位 Ｅ・バスティアニーに選手（KALEX）
「レースは接近戦だったが、フロント・ローからスタートしたので楽でした。そして表彰台でフィニッシュすることができまた。最後の３、４周は一生懸命プッシュしたが、長島選手がとても速く、彼についていくことは不可能でした。バルダッサリ選手とすばらしいバトルができて、この表彰台獲得はとてもうれしい」

優勝 Ａ・アレナス選手（KTM）
「冬の間、厳しいトレーニングを積んで、テストもがんばってきた。開幕戦で優勝できて本当にうれしい。これもチームのおかげです。レースでは、終盤、僕には少し余力があるとわかったから、集中して攻めていった。全力を尽くして勝ちに行って、優勝できて最高の気分です」

２位 Ｊ・マクフィー選手（HONDA）
「決勝でうまくまとめることができて、とてもいい気分です。最初の７周か８周は、強い走りをするライダーが何人もいたが、僕はレース終盤にいい走りができると思っていた。今日はほぼ完ぺきなレース運びができました」

３位 小椋藍選手（HONDA）
「後半、追い上げていこうとしていたが、十分ではなかった。今日のレースで表彰台に上がることができるとは思っていなかったです。目標が６位以内だったので、それを達成することができてよかったです」

５位 鈴木竜生選手（HONDA）
「終盤まではトップ・グループの前の方で走ることができた。自分としてはいい位置取りだったのですが、ラスト３周の３コーナーでミスをし、そのときに14番手までポジションを落としてしまった。それから追い上げたのですが、攻めあぐねて５位という結果でした。予選ではPPを獲得できたし、これまで相性の悪いカタールでこの結果は悪くないと思います。まずまずのシーズンのスタートが切れました」

14位 鳥羽海渡選手（KTM）
「あまりいいレースはできなかったが、ポイントを取れたことはよかった。コンスタントに速いペースで走ることができなかった。とにかく前のライダーについていくのが精一杯だった。次戦は、ブレーキングを改善したい」

18位 國井勇輝選手（HONDA）
「レース・ウイークを通してマシンのフィーリングにかなり苦戦していたので、正直、この結果はうれしいです。レース序盤はナーバスになっていて、たくさんのミスをしてしまいました。でもそのあとようやくフィーリングをつかみ、よくなっていきました。今回は僕にとって初めてのレースでした。もっと前進できるようにがんばります。今週末は多くのことを学びました。引き続きがんばります」

19位 佐々木歩夢選手（KTM）
「難しいレースでした。マシンの状態は少しずつよくなっていったが、十分ではなかった。でも、今回いろいろなことがわかり、いい経験ができた。次回は、もう少し状態を上げられると思う。今回の順位にはがっかりしたが、次のアメリカ戦では、もっといい結果を残せるように集中します」

20位 山中琉聖選手（HONDA）
「厳しいシーズンのスタートとなりました。今大会は予選が27番手という後方からのスタートだったので、ポジションを挽回するのは難しかったです。しかし、今日のペースはそれほど悪くなかったと思うので、予選で前にいけるようにしなければなりません。20位に終わり残念です。今回の経験を次のレースに活かしたいです」