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Moto3

マシア選手が今季初優勝を決める

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Moto3クラスでは、R・フェルナンデス選手(KTM)が、今季4度目のポール・ポジションをつかんだ。
「ポールを取ることを目標にしていたからうれしい。明日はペースを上げて、トップ集団を小さくして、戦いたいです」とフェルナンデス選手。
続いてC・ヴィエッティ選手(KTM)2位、首位のA・アレナス選手(KTM)3位と続く。
また、ランキング2位につける小椋藍選手(HONDA)は8番手3列目につける。
「今日の進歩については満足している。朝のウォーム・アップで最後の調整をして、トップ集団で戦いたいです」と小椋選手。
鈴木竜生選手(HONDA)は5位、佐々木歩夢選手(KTM)18位、鳥羽海渡選手(KTM)19位、國井雄輝選手(HONDA)25位、山中琉聖選手(HONDA)30位につける。

決勝レースが始まると、アレナス選手が好スタート。フェルナンデス選手、鈴木選手、ヴィエッティ選手、R・フェナーティ選手(HUSQVARNA)などが続く。
レース序盤、フェルナンデス選手、鈴木選手、アレナス選手、フェナーティ選手、D・ビンダー選手(KTM)の5台が先頭集団を形成する。
フェルナンデス選手とビンダー選手がトップを入れ替えていくが、レース中盤に入っても5台の混戦は続く。
後半に入ると、上位5台に後続車が追いつき、8台の先頭集団となる。
フェルナンデス選手、アレナス選手、ビンダー選手を中心にレースは進んでいく。
ラスト・ラップにはマシア選手、フェルナンデス選手、ビンダー選手が激しい競り合いを展開。マシア選手が混戦を制してトップでチェッカー。今季初優勝を決める。
ビンダー選手が2位、フェルナンデス選手が初の表彰台3位となる。

また、鈴木選手は8位、鳥羽選手11位、佐々木選手13位、小椋選手14位、國井選手20位、山中選手24位となった。
この結果、ポイント・テーブルでは、首位のアレナス選手と2位小椋選手の差は13点となった。

コメント

優勝 J・マシア選手 (HONDA)
「今週末は難しかったが、チームは決して諦めなかった。そして、強さを証明できた。この結果は今後のレースへ向けてモチベーションにつながる。これまで以上に一生懸命取り組みます」

2位 D・ビンダー選手(KTM)
「スタートがよくなくて、追い上げのレースになった。でも冷静に追い上げていった。ラスト・ラップはハードだった。なんとか2位になれてうれしい」

3位 R・フェルナンデス選手(KTM)
「初の表彰台に上がれてとてもうれしい。今週はとてもうまくいった。チームや家族に感謝したい。この調子で、次週もまた表彰台に上がれるように走りたい」

8位 鈴木竜生選手(HONDA)
「スタートはうまく決めて序盤2番手でトップを伺っていたが、まだ左手首の怪我の状態がよくなく後半はペースがキープできず遅れてしまった。次週はバイクを含め改善出来たらいいと思う」

11位 鳥羽海渡選手(KTM)
「レースでのパフォーマンスは悪くなかった。ペースもよかった。後半に、少しミスがあってタイム・ロスしてしまった。それでも、全体的には悪くなかったので、次週に向けてさらにがんばります」

13位 佐々木歩夢選手(KTM)
「スタートはよくて、序盤はいいペースで走っていた。タイヤ・マネージメントを考えて、無理せず走っていった。後半になると、他のライダーに抜かれてしまい、厳しかった。次週はもっとペース配分を考えたい」

14位 小椋藍選手(HONDA)
「今日は、上位グループで戦える自信はなかった。来週のレースに向けて、しっかり走った。改善すべき点が見えているのは次戦に向けていいことだと思う」

20位 國井勇輝選手(HONDA)
「先週のフランス戦よりも、レース・ウィークとしてはよかったと思う。しかし、スタートがよくなくて、序盤、後方に沈んでいた。その後は、いいペースを維持して、単独でもいい走りができた。そして、前方のグループを捉え、20位でのゴールすることができた」

24位 山中琉聖選手(HONDA)
「金曜日の転倒でケガした手が痛かった。とても厳しいレース・ウィークだった。マシンのセッティングもよくなかった。次週に向けて、状態をよくしたい」


Moto3Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 J.Masia Leopard Racing HONDA '37.45.009 Dunlop ユーザー
2 D.Binder CIP Green Power KTM '37.45.100 Dunlop ユーザー
3 R.Fernandez Red Bull KTM Ajo KTM '37.45.205 Dunlop ユーザー
8 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '37.46.942 Dunlop ユーザー
11 鳥羽海渡 Red Bull KTM Ajo KTM '37.47.975 Dunlop ユーザー
13 佐々木歩夢 Red Bull KTM Tech3 KTM '37.49.881 Dunlop ユーザー
14 小椋藍 Honda Team Asia HONDA '37.55.958 Dunlop ユーザー
20 國井雄輝 Honda Team Asia HONDA '38.06.348 Dunlop ユーザー
24 山中琉聖 Estrella Galicia 0,0 HONDA '38.21.579  Dunlop ユーザー

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Moto2

ロウズ選手が2連勝。首位のマリーニ選手は転倒!

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ルマン戦の翌週、第11戦がスペインのアラゴンで開催された。
ドライ・コンディションで行われた予選では、前回のウィナー、S・ロウズ選手(KALEX)が、今季初のポール・ポジションを獲得した。
「このサーキットは大好きです。明日は速いペースのレースになると思う。最後は少人数の戦いになると思うが、優勝争いできると思う」とロウズ選手。
続いて、M・ベゼッキ選手(KALEX)が2位、F・ディ・ジャンナントニオ選手(SPEED UP)が3位に続く。
首位のL・マリーニ選手(KALEX)は7位につける。
また、長島哲太選手(KALEX)は14番手となる。「昨日よりフィーリングはよくなった。まだ高速コーナーで苦戦している。明日へ向けて状態を上げて、トップ集団で戦いたいです」と長島選手。

決勝レースが始まると、ベゼッキ選手がホール・ショット。後ろからロウズ選手、ディ・ジャンナントニオ選手、J・ディクソン選手(KALEX)、マリーニ選手などが続く。
ところが、3周目にマリーニ選手は転倒してしまう。
ベゼッキ選手がレースをリード。後方で、ロウズ選手と、ディ・ジャンナントニオ選手が2位争いを展開。J・マルティン選手(KALEX)が単独4位で続く。
レース中盤になると、ベゼッキ選手、ディ・ジャンナントニオ選手、ロウズ選手の3台がトップ争いを始まる。
ところが、ディ・ジャンナントニオ選手は10周目、トップに立った直後にクラッシュしてしまう。
後半に入ると、ベゼッキ選手とロウズ選手がトップ争い、マルティン選手とE・バスティアニーニ選手(KALEX)が3位争いを繰り広げる。
終盤に入ると、トップに立ったベゼッキ選手が徐々に差を広げていく。しかし、残り2周というところで、今度はベゼッキ選手がクラッシュ・ダウン。
これで、ロウズ選手がトップに。3位争いはバスティアニーニ選手とマルティン選手がテール・トゥ・ノーズとなる。
ロウズ選手は、そのまま2連勝を達成
ラスト・ラップでバスティアニーニ選手がマルティン選手を抜き去ると2位をつかむ。
この結果、バスティアニーニ選手が首位に浮上。ロウズ選手が2位、マリーニ選手は3位に後退した。
また、長島選手は9位でチェッカーを受けた。

コメント

優勝 S・ロウズ選手(KALEX)
「フリー走行や予選ほどいいフィーリングはなかったが、安定したペースには満足している。来週も前進できると思う。チャンピオンシップ争いができるのはうれしい。4レース続けて表彰台を獲得し、2連勝したのは、僕のキャリアで初めてのことです」

2位 E・バスティアニーニ選手(KALEX)
「昨日も、そして今朝のウォーム・アップも思うように走れず、12番手からのスタートだった。しかし、今日は積極的に行こうと思い、表彰台に立つことができた。チャンピオンシップで首位に立てるとは思ってもいなかったので、すばらしい1日となった」

3位 M・マルティン選手(KALEX)
「今回の表彰台は、まるで優勝したような気分です。厳しいグランプリだったが、チームは最高の仕事をしてくれた。僕が求めていたようなマシンを準備してくれた。来週はさらに前進したい」

9位 長島哲太選手(KALEX)
「レースでの感触は悪くなかった。徐々にペースを上げて追い上げることができた。終盤、厳しくなってしまった。次週は、もっと状態を上げていきたい」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 S.Lowes EG 0,0 Marc VDS KALEX '39.33.202 Dunlop ユーザー
2 E.Bastianini Italitrans Racing Team KALEX '39.37.397 Dunlop ユーザー
3 J.Martin Red Bull KTM Ajo KALEX '39.37.542 Dunlop ユーザー
9 長島哲太 Red Bull KTM Ajo KALEX '39.52.202 Dunlop ユーザー