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Moto3

マシア選手が2連勝。佐々木選手、鳥羽選手が2、3位に入る

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Moto3クラスでは、R・フェルナンデス選手(KTM)が、今季5度目のポール・ポジションをゲット。
「先週に続いていいフィーリングで走っている。リラックスし過ぎずに集中して取り組みたい」とフェルナンデス選手。
T・アルボリーノ選手(HONDA)が2位、C・ヴィエッティ選手(KTM)が3位に続く。
ランキング・トップのA・アレナス選手(KTM)は5位2列目に並ぶ。
鳥羽海渡選手(KTM)8位、鈴木竜生選手(HONDA)9位、小椋藍選手(HONDA)10位、國井雄輝(HONDA)22位、山中琉聖選手(HONDA)25位につける。
ランキング2位につける小椋選手は「この数戦、ペースを上げられなかった原因を見つけた。今大会、マシンの状態は完ぺきです。タイムが上がったことで、次なる課題も出てきたが、決勝に向けてペースは悪くないと思う」とコメントした。

決勝レースが始まると、アルボリーノ選手が好スタート。後ろからヴィエッティ選手、アレナス選手、フェルナンデス選手、G・ロドリゴ選手(HONDA)などが続く。
レース序盤は、フェルナンデス選手、ロドリゴ選手、ヴィエッティ選手、アレナス選手がトップを入れ替えていく。鳥羽選手、佐々木選手もトップ争いに加わっていく。
中盤を過ぎても、混戦は続き、アレナス選手、鳥羽選手、J・マシア選手(HONDA)、D・ビンダー選手(KTM)を中心にトップ争いは展開されていく。
終盤に入ると、マシア選手、アレナス選手、鳥羽選手、J・マクフィー選手(HONDA)、佐々木選手などが激戦を展開。
ラスト・ラップへ、マシア選手、アレナス選手、マクフィー選手、鳥羽選手、佐々木選手のオーダーで突入。激しいドッグ・ファイトが展開され、マシア選手が後続を抑えてチェッカー、2連勝を決める。
佐々木選手、鳥羽選手は、マクフィー選手、アレナス選手を抜き去って2、3位に入った。佐々木選手は初の表彰台となった。アレナス選手は4位に入っている。
また、小椋選手は9位、山中選手は23位、國井選手は25位。
鈴木選手は終盤に、転倒してしまった。

コメント

優勝 J・マシア選手 (HONDA)
「最高の気分です。シーズン序盤は大変だったが、今は目標にたどりつけたと思うし、本当にうれしいです。この優勝をとにかく楽しみたいです。そして繰り返せるようにがんばります。チームにとても感謝しています。すばらしい仕事をしてくれました」

2位 佐々木歩夢選手(KTM)
「この4年間は本当に大変だったけど、ようやく表彰台に上がれた。今年は不運もあったけど、少しずつ状態を上げてきた。今回はいいレースができると思っていた。最終ラップに集中していた。優勝までもう少しだった。あと3レース残っているから、来年はチャンピオンシップ争いできるよう、今後も戦闘力を高めていきたい」

3位 鳥羽海渡選手(KTM)
「とてもタフなレースだった。大集団になり、ポジションを守るのは大変だった。今回は、強いブレーキングができたし、冷静に走ることができた。レースを楽しむことができた。また表彰台に上がれてうれしい。今後もいい成績を残していきたいです」

9位 小椋藍選手(HONDA)
「バイクのフィーリングはよく、自分自身、乗れていたと思う。しかし、レースでは、他のライダーたちとの戦いをうまくマネージメントすることができなかった。前方にスペースがあり、フィーリングもよかったのに、いい戦いができなかった。この点についてもっと改善したい。シーズンは残り3戦。一戦一戦全力で挑みます」

23位 山中琉聖選手(HONDA)
「序盤のペースはよかったが、中盤苦しくなってしまった。少しミスもあり、集団から遅れてしまった。ここ3戦、ポイントを取れていない。何かを変えないとだめだと思う」

25位 國井勇輝選手(HONDA)
「期待した結果を残すことができなかった。スタートを決めることができず、前のグループと大きなギャップを作ってしまった。これまでの大会に比べて、今週はウォーム・アップまで順調に来ていたのでとても悔しい。レースをどうマネージメントすればいいのか。もっと学ばなくてはいけないと痛感しました」


Moto3Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 J.Masia Leopard Racing HONDA '37.44.602 Dunlop ユーザー
2 佐々木歩夢 Red Bull KTM Tech3 KTM '37.44.653 Dunlop ユーザー
3 鳥羽海渡 Red Bull KTM Ajo KTM '37.44.754 Dunlop ユーザー
9 小椋藍 Honda Team Asia HONDA '37.45.557 Dunlop ユーザー
23 山中琉聖 Estrella Galicia 0,0 HONDA '38.01.145 Dunlop ユーザー
25 國井雄輝 Honda Team Asia HONDA '38.06.318 Dunlop ユーザー
リタイア 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '35.45.809 -1 lap Dunlop ユーザー

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Moto2

ロウズ選手が2連勝でランキング・トップに浮上

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前戦に続いてアラゴンで、行われた第12戦。
ドライ・コンディションで行われた予選では、2連勝中のS・ロウズ選手(KALEX)が、2戦連続のポール・ポジションを獲得した。
「先週のレースの勢いを今回につなげることができた。いい部分を失わずに、すべての部分において前進できた」ロウズ選手。
J・ナバーロ選手(SPEED UP)が2位、R・ガードナー選手(KALEX)が3位に続く。
首位に立つE・バスティアニーニ選手(KALEX)は、6位2列目に並ぶ。
長島哲太選手(KALEX)は、25番手につける。
「いくつかの区間でタイム・ロスしてしまう。データを見てこの問題を解析したい。少しでも順位を挽回したい」と長島選手。

決勝レースがスタートすると、ロウズ選手がホール・ショットを決めて、そのままトップに立つ。後ろから、F・ディ・ジャンナントニオ選手(SPPED UP)、J・ディクソン選手(KALEX)、ガードナー選手、バスティアニーニ選手などが続く。
ロウズ選手は徐々にリードを広げ、ディ・ジャンナントニオ選手は単独2位となっていく。
3位争いは、ガードナー選手、バスティアニーニ選手、ディクソン選手の戦いとなる。
レース中盤、ロウズ選手は約4秒のリードを奪う。単独2位のディ・ジャンナントニオ選手の後方の3位争いからは、バスティアニーニ選手が徐々に抜け出していく。
終盤に入ると、ロウズ選手、ディ・ジャンナントニオ選手、バスティアニーニ選手はそれぞれ単独走行。ロウズ選手はそのまま2連勝を決めると、ランキング・トップに浮上した。
続いて、ディ・ジャンナントニオ選手、バスティアニーニ選手が2、3位でチェッカーを受けた。
バスティアニーニ選手は、首位に7点差の2位に後退した。
また、長島選手は、スタート直後に他車の転倒に巻き込まれて最後尾に後退。その後、粘り強く追い上げると、14位でチェッカーを受けた。

コメント

優勝 S・ロウズ選手(KALEX)
「ようやくいいスタートを切ることができ、レースを早くリードすることができた。マシンはとてもよく機能していた。今回の3連戦で力強い結果を残すことができれば、チャンピオンシップ争いができると自分に言い聞かせてきました。そしてその通りになった。とてもうれしいです」

2位 F・ディ・ジャンナントニオ選手(SPEED UP)
「再び表彰台に戻ってくることができて、とてもうれしい。本当に優勝したいと思っていた。先週末は、プッシュしすぎてミスをして転倒してしまった。今日のロウズ選手は次元の違う走りだった」

3位 E・バスティアニーニ選手(KALEX)
「今週末のロウズ選手はとても速かった。彼のペースはとてもよくて、オーバーテイクすることは不可能だった。ディ・ジャンナントニオ選手もとても速く、ラップ・タイムがとても安定していた。総合首位から2位になったが、今日の3位という結果はチャンピオンシップを考えるといいポジションです。残り3レースで、何が起きるか楽しみです」

14位 長島哲太選手(KALEX)
「序盤の出来事は残念だった。その後、追い上げることができたことはよかった。問題は、スターティング・グリッドが後ろだったこと。予選でのパフォーマンスを向上させたい。次のバレンシアでは、よくなると思う」


Moto2Result

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 S.Lowes EG 0,0 Marc VDS KALEX '39.27.645 Dunlop ユーザー
2 F.Di Giannantonio Lightech Speed Up SPEED UP '39.36.070 Dunlop ユーザー
3 E.Bastianini Italitrans Racing Team KALEX '39.38.516 Dunlop ユーザー
14 長島哲太 Red Bull KTM Ajo KALEX '39.54.330 Dunlop ユーザー