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Moto3

フェナーティ選手がポール・トゥ・ウィンで今季初優勝

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予選では、R・フェナーティ選手(HUSQVARNA)が、コース・レコードを更新する速さを見せ、2戦連続のポール・ポジションをつかんだ。
「2戦連続のポール・ポジションを取れてハッピーだよ。でも、もう少しセッティングを詰めたい。決勝はタフなレースになると思う」とフェナーティ選手。
G・ロドリゴ選手(HONDA)が2位、R・ロッシ(KTM)が3番手。首位のP・アコスタ選手(KTM)は、22位となる。
また、鈴木竜生選手(HONDA)13位。「厳しい状況です。明日は頭を使って、レースを走り切りたいです」と鈴木選手。
佐々木歩夢選手(KTM)17位、山中琉聖選手(KTM)20位、國井雄輝選手(HONDA)23位、鳥羽海渡選手(KTM)26位に並ぶ。
 
決勝レースがスタートすると、フェナーティ選手が好ダッシュ。アントネッリ選手、ロドリゴ選手、ロッシ選手などが続く。
序盤は、フェナーティ選手、アントネッリ選手、A・ミーノ選手(HONDA)の3台がトップ集団を形成。
5周目にミーノ選手がトラブルのためにマシン・ストップしてしまう。
レース中盤、フェナーティ選手とアントネッリ選手がトップ争い。約3秒後方で、D・フォッジア選手(HONDA)、D・ビンダー選手(HONDA)、I・ゲバラ選手(GASGAS)、鈴木選手などが続く。
レース終盤、フェナーティ選手はアントネッリ選手から逃げ切りを図る。
終盤になると、2位アントネッリ選手に、フォッジア選手、ゲバラ選手が接近していく。
フェナーティ選手はそのままトップをキープして、ポール・トゥ・ウィンで今季初優勝。アントネッリ選手は2位を守り、フォッジア選手が3位争いを制した。
また、鈴木選手は5位でゴール。
首位のアコスタ選手は12位に終わったが、ランキング2位のS・ガルシア選手が無得点だったため、46点差は変わらなかった。
一方、佐々木選手は13位、山中選手23位、國井選手24位。鳥羽選手は転倒リタイアに終わった。

コメント

優勝 R・フェナーティ選手(HUSQVARNA)
 「今週はパーフェクトだった。ずっとトップ・タイムを出していたが、勝つことは簡単ではないと思っていた。レースでは、スタートから全力を尽くした。ランキング・トップとの差は少し縮まったが、それよりもこの調子で戦っていきたい」

2位、A・アントネッリ選手(KTM)
 「オーストリアで負った右手のケガがまだ完治していないが、とにかくプッシュしていった。フェナーティ選手は速かったが、諦めずについていった。2位になれて、本当にうれしいです」

3位 D・フォッジア選手(HONDA)
 「とてもうれしい。今週末はKTMのマシンが強かったので、表彰台獲得が目標でした。ベストを尽くした。3位はとてもいい結果です。家族とチームに感謝したいです」  

5位 鈴木竜生選手(HONDA) 
 「予選までうまくいかなかったが、セッティングを変えて、今日はだいぶよくなった。レースでは、いいフィーリングで走れた。なんとか上位陣についていきたかったが、他のライダーとバトルをしていて、結局5位争いとなった」

13位 佐々木歩夢選手(KTM)
 「今週、出だしは良かったが、予選で転倒してしまった。17番手からのスタートだったので、上位陣に加わるのは難しかった。ポイントは獲得できたのはよかったが、残念なレースだった。次に向けて、しっかり準備したい」

23位 山中琉聖選手(KTM)
 「肩のケガがまだ完治していなかったが、レースに参戦できたことはよかった。でも、レース内容には満足していない。シルバーストーンのコースを学ぶことはできた。2週間後のレースに向けて、肩のケガを回復させ、いい状態にしたい」

24位 國井雄輝選手(HONDA)
 「今大会はとても厳しいレースだった。自分の走りに自信が持てず、今シーズン最悪のレースだった。それでもレースの間、自分の走りに集中し、ベストを尽くした。今週なにが起こったのかをしっかりと解析し、アラゴンではいいレースができるようにがんばります」

リタイア 鳥羽海渡選手(KTM)
 「今週は厳しい状態が続いていた。セッティングを変えて、朝のウォーム・アップではフィーリングがよくなった。レースでは、追い上げているときに行きすぎてしまい転倒してしまった」



Moto3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 R・フェナーティ Sterilgarda Max Racing Team HUSQVARNA '37.26.974 Dunlop ユーザー
2位 N・アントネッリ Avintia VR46 KTM '37.28.653 Dunlop ユーザー
3位 D・フォッジア Leopard Racing HONDA '37.29.081 Dunlop ユーザー
5位 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '37.34.449 Dunlop ユーザー
13位 佐々木歩夢 Red Bull KTM Tech 3 HONDA '37.49.002 Dunlop ユーザー
23位 山中琉聖 CarXpert PruestelGP KTM '38.00.284 Dunlop ユーザー
24位 國井雄輝 Honda Team Asia HONDA '38.19.794 Dunlop ユーザー
リアイア 鳥羽海渡 CIP Green Power KTM '6.43.306 -14 laps Dunlop ユーザー

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Moto2

首位のガードナー選手が今季4勝目を達成

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イギリス、シルバーストーンで行われた第12戦。ドライ・コンディションで行われた予選では、M・ベゼッキ選手(KALEX)が、今季初のポール・ポジションを獲得する。
「ポールを取れると思っていなかったので、びっくりした。コース後半は特にうまく走れた。明日は天気にもよるが、厳しいレースになると思う」とベゼッキ選手。
続いて、J・ナバーロ選手(BOSCOSCURO)が2位、地元イギリスのS・ロウズ選手(KALEX)が3番手に並ぶ。
首位のR・ガードナー選手(KALEX)は4位2列目となる。
小椋藍選手(KALEX)は14番手となる。
「シルバーストーンは初めてです。走り方を学ぶところから始めたが、難しい走りを強いられた。少しずつよくなっているが、まだ十分ではない。明日もセッティングを調整して臨みます」と小椋選手。
 
決勝レースがスタートすると、ベゼッキ選手がホール・ショット。後ろからロウズ選手、ナバーロ選手、ガードナー選手、R・フェルナンデス選手(KALEX)などが続く。
ベゼッキ選手とガードナー選手がトップ争いを展開。すぐ後ろからロウズ選手、ナバーロ選手などが続く。
中盤に入ると、ベゼッキ選手、ガードナー選手、ロウズ選手の3台を中心に先頭争いは展開されていく。
レース終盤、トップ争いはガードナー選手とベゼッキ選手の一騎打ち。ナバーロ選手とロウズ選手は3位争いとなる。
一方、フェルナンデス選手は15周目に転倒してしまう。
残り5周で先頭に出たガードナー選手は、そのままトップを守り切り今季4勝目を達成。ランキング2位のR・フェルナンデス選手が無得点に終わったため、首位のガードナー選手と44点差となった。続いて、ベゼッキ選手が2位でゴールした。
ナバーロ選手がロウズ選手を抑えて、今季初の3位表彰台を獲得した。
小椋選手は、粘り強く追い上げて9位となった。

コメント

優勝 R・ガードナー選手(KALEX)
 「今週は最初からフィーリングがよかった。ハード・タイヤでうまく走れた。貴重な25点を取れて、本当にうれしい。チームに感謝したい」

2位 M・ベゼッキ選手(KALEX)    
 「いいレースができたと思う。いいリズムで走れた。スタート前、少しテクニカルな問題があってナーバスになっていた。でも、走り出したら大丈夫だった。ガードナー選手は速かった。小さなミスをしてしまって、2位となった。チャンピオンシップにとって重要な表彰台になったよ」

3位 J・ナバーロ選手(BOSCOSCURO)
 「タフなレースだったが、また表彰台に上がれてうれしい。今回は楽しんで走るようにした。レースでは思ったよりも速く走れた。前の2人にはかなわなかったけど、また3位になれてうれしい。次は大好きなアラゴンなので、この調子でがんばります」

9位 小椋藍選手(KALEX)
 「正直なところ、今日の結果は期待した以上です。今週の状況を考えると、9位はベスト・ポジションだと思います。レースはよかったです。他のほとんどのライダーたちと同じハード・タイヤをリヤに選択し、いいタイムを出すことができました。ラップ・タイムもコンスタントでした。トップ10でこの週末を終えることができてとてもよかったと思います」



Moto2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 R・ガードナー RedBull KTM Ajo KALEX '37.31.642 Dunlop ユーザー
2位 M・ベゼッキ SKY Racing Team VR46 KALEX '37.32.123 Dunlop ユーザー
3位 J・ナバーロ Lightech Speed Up BOSCOSCURO '37.33.572 Dunlop ユーザー
9位 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '37.44.519 Dunlop ユーザー