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Moto3

フォッジア選手が今季2勝目を決める

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予選では、R・フェナーティ選(HUSQVARNA)が今季3度目のポール・ポジションを獲得。
「地元のミサノでポールを取れてハッピーだよ。フロント・ローからスタートすることが大事と思っていた。明日は厳しいレースになると思う」とフェナーティ選手。
D・フォッジア選手(HONDA)2位、N・アントネッリ選手(KTM)が3番手に続く。首位のP・アコスタ選手(KTM)は9番手に続く。
また、佐々木歩夢選手(KTM)13位。「もう少しいい順を期待していたが、午前中からコンディションが変わって難しかった。でも、状態はいいので、また表彰台に上がれるように、ベストを尽くします」と佐々木選手。
山中琉聖選手(KTM)16位、鳥羽海渡選手(KTM)18位。
鈴木竜生選手(HONDA)は、予選で転倒すると28番手となった。
また、國井勇輝選手は24位となったが、FP3の接触事故で失格処分となり、決勝に出場することができなかった。
 
決勝レースがスタートすると、フェナーティ選手が好ダッシュ。アントネッリ選手、A・ミーノ選手(HONDA)、フォッジア選手などが続く。
トップのフェナーティ選手は逃げ切りを図る。2位以下は、アントネッリ選手、ミーノ選手、フォッジア選手などが続く。
レース中盤になると、トップのフェナーティ選手は約2秒のアドバンテージを築く。
2位争いは、フォッジア選手、ミーノ選手、S・ガルシア選手(GASGAS)、アントネッリ選手など6台が展開していく。
ところが、14周目にトップを独走していたフェナーティ選手が転倒してしまう。
これで、フォッジア選手、ミーノ選手、アントネッリ選手・ガルシア選手(GASGAS)などがトップ争いとなる。
終盤に入ると、フォッジア選手が1秒近い差をつけるが、ミーノ選手、アントネッリ選手、ガルシア選手なども追いかけていく。
フォッジア選手がそのままトップを守りきりチェッカー。アントネッリ選手、ミーノ選手が僅差で2、3位となった。
首位のアコスタ選手は7位。この結果、フォッジア選手がランキング2位に上がり、首位のアコスタ選手と42点となった。
また、佐々木選手は10位、鳥羽選手14位、鈴木選手15位、山中選手17位でチェッカーを受けた。

コメント

優勝 D・フォッジア選手(HONDA)
 「2連勝、4戦連続の表彰台なんて、最高の気分です。地元で勝てたこともうれしいです。これもチームや支えてくれる人たちのおかげです」

2位、N・アントネッリ選手(KTM)
 「トップ争いしているときにミスしてしまって、遅れてしまった。本当は勝ちたかったが、最後はフォッジア選手に追いつくことはできなかった。でも、表彰台で終われてよかった」

3位 A・ミーノ選手(HONDA)
 「すばらしい週末でした。すべてのセッションでいいペースがあった。今日もよかった。この結果をつかむために、ここ数か月、チームと一緒にがんばってきました。ホーム・レースで表彰台に上がることができてとてもうれしいです」

10位 佐々木歩夢選手(KTM)
 「スタートから上位陣のペースは速かった。序盤3周はあまりうまく走れず、サード・グループとなった。最終ラップに入るときは8位だったが、他車と接触があって、順位を落としてしまった。悔しいレースでした。次のアメリカ戦では、もっといいレースをしたいです」

14位 鳥羽海渡選手(KTM) 
 「うれしくない結果だった。ペースは悪くなった。だいぶいい感触は取り戻してきたので、次のアメリカではがんばります」

15位 鈴木竜生選手(HONDA) 
 「予選のミスで後ろから追い上げとなった。バトルをしていてセカンド・グループに入れなかった。なんとかポイント圏内には入れたことはよかったとは思う。次のアメリカ戦は、19年にトップを走ったことのあるところなので、上位に入りたい」

17位 山中琉聖選手(KTM)
 「いろいろ大変なレースだった。序盤は転倒に巻き込まれそうになり遅れを取ってしまった。その後も周囲で転倒があったが、巻き込まれなかったのはラッキーだった。今日はゴールすることが大事だった。次のレースでは、この悔しさをぶつけたいです」

出走できず 國井勇輝選手(HONDA)
 「今週末に起こってしまったことを、とても残念に思います。最終的にレースに出ることが、できませんでした。気持ちを前に向けて、次のアメリカでのレースの準備をしたいと思います」



Moto3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 D・フォッジア Leopard Racing HONDA '39.17.002 Dunlop ユーザー
2位 N・アントネッリ Avintia VR46 Academy KTM '39.17.567 Dunlop ユーザー
3位 A・ミーノ Rivacold Snipers Team HONDA '39.17.819 Dunlop ユーザー
10位 佐々木歩夢 Red Bull KTM Tech 3 HONDA '39.27.346 Dunlop ユーザー
14位 鳥羽海渡 CIP Green Power KTM '39.32.021 Dunlop ユーザー
15位 鈴木竜生 SIC58 Squadra Corse HONDA '39.32.074 Dunlop ユーザー
17位 山中琉聖 CarXpert PruestelGP KTM '39.35.876 Dunlop ユーザー

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Moto2

R・フェルナンデス選手が今季6勝目

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第14戦は、イタリア北東部海沿いの町にあるミサノサーキットで、サンマリノ戦として開催された。
ドライ・コンディションで行われた予選では、R・フェルナンデス選手(KALEX)が、今季5度目のポール・ポジションをゲットした。
「まだ右手に痛みがあるけど、いい走りができた。チームのおかげだと思う。明日は表彰台で終わるようにがんばります」R・フェルナンデス選手はコメントした。
S・ロウズ選手(KALEX)が2位、A・フェルナンデス選手(KALEX)が3位に続く。首位のR・ガードナー選手(KALEX)は4位2列目につける。
小椋藍選手(KALEX)は、12番手4列目となった。
「12位以上の順位を期待していたが、うまく走れなかった。明日のウォーム・アップで最後の調整をしたい。決勝レースに向けて、今は何も期待できる状態ではないが、ベストを尽くします」と小椋選手。
 
決勝レースがスタートすると、R・フェルナンデス選手がホール・ショット。ロウズ選手、A・カネット選手(BOSCOSCURO)、M・ベゼッキ選手(KALEX)、X・ヴィアージ選手(KALEX)などが続く。
序盤は、ロウズ選手、カネット選手、R・フェルナンデス選手がトップを争い、ガードナー選手とヴィアージ選手が4位争いを見せていく。
中盤になると、ガードナー選手が上位3台に追いつき、カネット選手、R・フェルナンデス選手、ロウズ選手、ガードナー選手が先頭集団となり、ヴィアージ選手は遅れはじめる。
15周目からR・フェルナンデス選手がレースをリード。カネット選手、ガードナー選手が僅差で続く。
R・フェルナンデス選手はそのまま後続を抑えきると、今季6勝目を決める。
ガードナー選手は2位を死守。カネット選手が3位となった。
この結果、首位のガードナー選手と2位フェルナンデス選手の差は34点差となった。
また、小椋選手は7位でゴールした。

コメント

優勝  R・フェルナンデス選手(KALEX)
 「レース中盤、後続に少し差をつけることができたことで、優勝できたと思う。終盤の3周は、ケガしている右手がかなり厳しかった。午前中にも転倒したけど、大丈夫だったのは幸運だった。手のケガを診てくれたクリニカ・モービルの先生や、チームには感謝したい」

2位 R・ガードナー選手(KALEX)  
  「大変なレースだった。優勝を狙ったが、最終ラップにミスしてチャンスを逸してしまった。でも、重要な20点を獲得することができた。次のレースも全力を尽くします」

3位 A・カネット選手(KALEX)
 「トップ争いに加わって、3位になれてハッピーです。ここ数戦はトップ8に入っている。レース前、マルチネス監督に『自分のできることをやれ。それ以上はやるな』と言われていて、レース終盤、この言葉を思い出して走っていった」

7位 小椋藍選手(KALEX)
 「とてもタフなレースでした。序盤からラスト・ラップまで毎ラップが限界でしたが、7位を獲得できた。レース中のベスト・ラップは私の予選タイムに近く、ペースも悪くなかった。でも、まだ十分ではありません。これからオースチン、ミサノと続きますが、ミサノは2回目のレースとなるので、今回の経験を活かし、またがんばって走ります」



Moto2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 R・フェルナンデス RedBull KTM Ajo KALEX '40.40.563 Dunlop ユーザー
2位 R・ガードナー RedBull KTM Ajo KALEX '40.40.965 Dunlop ユーザー
3位 A・カネット Inde Aspar Team BOSCOSCURO '40.41.132 Dunlop ユーザー
7位 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '40.46.799 Dunlop ユーザー