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Moto2
ヴィエッティ選手がポール・トゥ・ウィンで開幕優勝
2022年シーズンは、3月6日にカタールで始まった。今年もDUNLOPがMoto2、Moto3クラスのオフィシャル・サプライヤーとして、全チームにタイヤを供給する。
ドライ・コンディションで開催された予選では、C・ヴィエッティ選手(KALEX)がMoto2クラスで初のポール・ポジションを獲得。
T・アルボリーノ選手(KALEX)は2位、S・ロウズ選手(KALEX)が3位に続く。
小椋藍選手(KALEX)は5番手2列目となる。
「全体的には悪くないです。明日は集中して走りたいです」と小椋選手。
2022年初レースがスタート。ポール・シッターのヴィエッティ選手がホール・ショットを決めて、そのままトップを走っていく。
2位以下は、アルボリーノ選手、A・カネット選手(KALEX)、小椋選手、A・フェルナンデス選手(KTM)と続く。
ヴィエッティ選手は着実に後続との差を広げていくと、中盤には2秒近いリードを奪う。単独2位にはカネット選手。
3位争いは、小椋選手、フェルナンデス選手、アルボリーノ選手、S・ロウズ選手(KALEX)が混戦を展開していく。
レース終盤に入っても、ヴィエッティ選手、カネット選手は単独1、2位を走行。
3位争いは、終盤に入ると小椋選手とフェルナンデス選手、ロウズ選手の戦いとなる。
ヴィエッティ選手はそのまま開幕優勝を達成。カネット選手が2位でチェッカーを受ける。
3位争いはラスト・ラップの攻防となる。小椋選手は3位につけていたが、フェルナンデス選手に抜かれ、抜き返しを図るも2台は接触。小椋選手ははらんでしまい、フェルナンデス選手も遅れをとる。この隙にロウズ選手が前に出て、3位を奪った。
小椋選手は、転倒は免れて6位でゴールしている。
コメント
優勝 C・ヴィエッティ選手(KALEX)
「今回はいいペースで走れていたから自信があった。スタートもうまくいって、そのままトップに立つことができた。その後は集中して走った。開幕戦で勝つことができてうれしい。この調子でシーズンを戦いたい」
2位 A・カネット選手(KALEX)
「2位になれてうれしい。スタートよく、すぐに2位に上がることができた。レース中ずっと、すぐ後ろに後方グループがいると思っていた。この調子でこれからも走りたい。」
3位 S・ロウズ選手(KALEX)
「予選もよかったし、表彰台を獲得できてよかった。レースは難しかった。僕より速いライダーたちがいた。思ったようには走れなかったけど、最後には表彰台に上がれてよかった。」
6位 小掠藍選手(HONDA)
「今日は、100%思い通りのレースとはならず、いい結果も残せなかった。それでも、内容には満足している。今日は、トップを走る2人の選手についていくにはスピードが足りなかった。次のインドネシアGPでは、さらに上を目指してがんばります。」
Moto2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | C・ヴィエッティ | Mooney VR46 Racing Team | KALEX | '39.53.637 | |
2位 | A・カネット | Flexbox HP40 | KALEX | '39.59.791 | |
3位 | S・ロウズ | Elf Marc VDS Racing Team | KALEX | '40.03.818 | |
6位 | 小椋藍 | IDEMITSU Honda Team Asia | HONDA | '40.05.968 |