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Moto2
ロペス選手が初優勝。小椋選手は5位
第14戦は、イタリア北東部、海沿いの町にあるミサノで行われた。
予選では、C・ヴィエッティ選手(KALEX)が今季3度目のポール・ポジションを獲得した。
「地元でポールが取れてうれしい。コンスタントにいいペースで走れている。明日はいいレースをしたい」とヴィエッティ選手。
A・アレナス選手(KALEX)2位、A・ロペス選手(BOSCOSCURO)が3位に続く。
首位につける小椋藍選手(KALEX)は8位3列目。
「FP3まで思うようにセッティングが進まなかったが、予選では8番手までポジションを上げることができた。セクター1とセクター3で苦戦しているパートがあり、それを改善できれば、アベレージも上がると思う」と小椋選手。
ランキング2位のA・フェルナンデス選手(KALEX)は9位につける。
羽田大河選手(KALEX)は28位となる。
決勝レースがスタートするとロペス選手がホール・ショット。アレナス選手、ヴィエッティ選手、A・カネット選手(KALEX)、小椋選手などが続く。
ロペス選手がレースをリード。2位以下は、アレナス選、カネット選手、ヴィエッティ選手、小椋選手、フェルナンデス選手が僅差で続く。
10周目、2位争いをしていたヴィエッティ選手は、転倒してしまう。
後半に入ると、トップのロペス選手が少しずつ後続を離していく。アレナス選手とカネット選手が2位争い、フェルナンデス選手、小椋選手が4位争いとなる。
レース終盤になると、ロペス選手がトップ、カネット選手が単独2位、フェルナンデス選手とアレナス選手が3位争いを展開していく。小椋選手は単独5位につけていく。
ロペス選手はこのまま初優勝を達成。カネット選手2位、フェルナンデス選手が3位となる。
小椋選手は5位でチェッカー。この結果、フェルナンデス選手が首位を奪回し、4点差で2位小椋選手となった。
羽田選手は17位でゴールした。
コメント
優勝 A・ロペス選手(BOSCOSCURO)
「優勝したなんて、今の気持ちを言葉では表わせないよ。レースでは、とにかくミスしないように集中していた。チーム・スタッフがいいマシンを用意してくれたおかげで、優勝することができた。感謝したいです」
2位 A・カネット選手(KALEX)
「2位になれてハッピーだよ。ミスもあったけど、なんとか2位になれた。この調子でアラゴンもがんばるよ」
3位 A・フェルナンデス選手(KALEX)
「3列目からのスタートだったので、大変だった。今週は、天気も難しかったから、少しずつ感触をつかんでいった。今日はできるかぎりのポイントを獲得することができた。とても満足しているよ」
5位 小掠藍選手(KALEX)
「今日は表彰台争いを視野に戦いを続けた。この週末は、上位の選手たちについていけるだけのスピードがなかった。決勝ではベストを尽くしたが、問題点はFP1から解消されませんでした。アラゴンでは、初日からいい結果が残せるように集中していきます」
17位 羽田大河選手(KALEX)
「とても難しいレースだった。腕に問題があって、アタックすることができなかった。アラゴンまでには、状態をよくしたいです」
Moto2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | A・ロペス | +Ego Speed Up | BOSCOSCURO | '40.35.332 | |
2位 | A・カネット | Flexbox HP40 | KALEX | '40.36.585 | |
3位 | A・フェルナンデス | Red Bull KTM Ajo | KALEX | '40.38.637 | |
5位 | 小椋藍 | IDEMITSU Honda Team Asia | KALEX | '40.44.498 | |
17位 | 羽田大河 | Pertamina Mandalika SAG Team | KALEX | '41.44.506 |