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Moto2

小椋選手が16年ぶりの日本GP日本人ウィナーに。首位に2点差に迫る!

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3年ぶりの日本グランプリを迎えた。台風15号が近づくなか、金曜日の午後から走行が開始された。
金曜日のフリープラクティスは、ドライ・コンディションで行われた。しかし、翌土曜日、Moto2の予選が開始されると、午後2時すぎに豪雨が降り出して赤旗中断となった。
約1時間半後、雨が弱まった午後3時38分から残りの約9分半の予選が再開された。
予選前半からトップに立っていたA・カネット選手(KALEX)が、再スタート後もタイムを更新してポール・ポジションを獲得した。
「雨のなかで、感触をつかむのが難しかった。厳しいコンディションでポールを取れてうれしい。Moto2で初のもてぎだが、表彰台争いできると思う」とカネット選手。
続いて、J・ディクソン選手(KALEX)、T・アルボリーノ選手(KALEX)が3位。
首位のA・フェルナンデス選手(KALEX)は11位、ランキング2位の小椋藍選手(KALEX)は13番手5列目につける。
「予選ではコンディションが変わり、難しいセッションだった。赤旗で長い中断があり、再開したセッションはわずか9分で、タイヤのパフォーマンスをうまく活かすことができなかった。でも、ウェット・コンディションでの13番手は僕にとって悪くない結果です。明日はドライ・コンディションになるようなので、いいレースができるようにがんばります」と小椋選手。
また、羽田大河選手(KALEX)は20位となった。
 
決勝レースがスタートするとカネット選手がホール・ショットを決めてレースをリード。F・アルデガー選手(BOSCOSCURO)が後ろから続く。しかし、3周目にアルデガー選手、4周目にカネット選手は転倒してしまう。 
代わってA・ロペス選手(BOSCOSCURO)、小椋選手、アルボリーノ選手、S・チャントラ選手(KALEX)がトップ集団となる。
中盤に向けて、フェルナンデス選手が追いつき、5台がトップ・グループを形成する。
中盤になるとロペス選手と小椋選手のトップ争いとなるが、この上位2台にフェルナンデス選手が追いついていく。
後半に入ると小椋選手、ロペス選手、フェルナンデス選手の3台が僅差のトップ争いを始めるが、13周目に小椋選手はトップに浮上。その後、小椋選手はファステスト・ラップをマークして逃げ切りを図る。
レース終盤、トップの小椋選手の約1秒半後方に、2位フェルナンデス選手が続く。
トップの小椋選手はそのままフェルナンデス選手を寄せ付けず、今季3勝目を地元もてぎで決めた。
日本GPでの日本人優勝は、小椋選手が所属するIDEMITSU Honda Team Asiaの青山博一監督が2006年に記録して以来16年ぶりだった。
この結果、首位のフェルナンデス選手と2位小椋選手の差は2点と詰まっている。
また、羽田選手は17位でゴールした。

コメント

優勝 小掠藍選手(KALEX)
 「地元で優勝できたなんて、最高の気持ちです。13番手からで厳しかったが、スタートがうまくいった。それから前のライダーが転倒して、トップ争いをすることになった。2019年のときに、初めて日本GPを経験していたが、あのときは緊張していた。今回は、集中して走りベストを尽くすことができた。日本のファンの前で優勝できて本当にうれしいです。今回は、ドライでの走行が少なくて、セッティングが難しかったが、レースをうまくマネージすることができた」

2位 A・フェルナンデス選手(KALEX)
 「4列目スタートだったせいで、後方からの追い上げになった。徐々にペースをつかんで順位を上げることができた。ロペス選手などとのバトルがあって、小椋選手とは差がついてしまった。今日は2位になれてよかったと思う」

3位 A・ロペス(KALEX)
 「昨日は雨の中でうまくいかなかった。今日は、レースが始まったらいいペースで走れた。トップに立って走れたことはよかったと思う。後半、フェルナンデス選手に追いつけるかと思ったが難しかった。表彰台には上がりたかったから、あまり無理はできなかった」

17位 羽田大河選手(KALEX)
 「走り慣れているコースなので、いつもよりレースらしいレースができたとは思う。中盤まではフィーリングはよかったが、後半苦しくなった。ポイントを取れなかったのは残念です。毎戦、少しずつ状態はよくなっているので、ポイントを残せるようにがんばっていきたい」



Moto2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '40.56.269 Dunlop ユーザー
2位 A・フェルナンデス Red Bull KTM Ajo KALEX '40.57.461 Dunlop ユーザー
3位 A・ロペス Beta Tools Speed Up BOSCOSCURO '41.03.437 Dunlop ユーザー
17位 羽田大河 Pertamina Mandalika SAG Team KALEX '41.38.765 Dunlop ユーザー

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Moto3

首位のゲバラ選手が5勝目。佐々木選手が3位表彰台を獲得する

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Moto3クラスの予選は、ウェット・コンディションで予定どおり行われた。
ポール・ポジションを獲得したのは、鈴木竜生選手(HONDA)。24日に25歳の誕生日を迎えた鈴木選手は、今季初めて、そしてもてぎで初のポールを獲得した。
「最高の誕生日となった。日本でポールを取るのも初めてなのでスペシャルな日になった。雨になって大変だったが、予選では集中して走った。2019年のレース経験を生かして、いいレースをしたい」と鈴木選手。
続いて、S・オグデン選手(HONDA)、S・ガルシア選手(GASGAS)が3番手に続く。
佐々木歩夢選手は4位2列目につける。
また、首位のI・ゲバラ選手(GASGAS)は9位3列目となる。
山中琉聖選手(KTM)17位、鳥羽海渡選手(KTM)18位、古里太陽選手(HONDA)19位。また、負傷したライダーの代役として参戦した濱田寛太(HONDA)は27位につけた。18歳の濱田選手は今年から行われている新人の入門的クラスのJunior GP Championshipに参戦しているライダーだ。
 
決勝レースがスタートすると、鈴木選手がホール・ショット。後ろから、ガルシア選手、フォッジア選手、ゲバラ選手、佐々木選手などが続く。
序盤は、ゲバラ選手、佐々木選手、鈴木選手、フォッジア選手の4台が先頭集団を形成する。
5周目、4番手につけた鈴木選手がハイサイド気味になり転倒してしまう。
中盤に入ると、J・マシア選手(KTM)が追いつき、佐々木選手、ゲバラ選手、フォッジア選手、マシア選手の4台がトップ争いを始める。
レース終盤に向けて、佐々木選手とゲバラ選手がトップを入れ替えながら、4台は接近したまま周回を重ねる。
残り4周となった16周目にゲバラ選手がトップを奪うと逃げ切りを図る。17周目になると、2番手につけていたマシア選手がハイサイド転倒してしまう。
これでゲバラ選手、フォッジア選手、佐々木選手が先頭集団となる。
トップのゲバラ選手はそのままトップを守り切ると今季5勝目。フォッジア選手が2位、佐々木選手は3位表彰台を獲得した。
また、山中選手は8位、古里選手は14位で初ポイントを獲得。鳥羽選手は1周目に転倒したが、再スタートして21位。濱田選手は転倒リタイアとなった。

コメント

優勝 I・ゲバラ選手(GASGAS)
 「初めてのサーキットで、天候も変化して難しかったから、勝てて本当にうれしい。朝のウォーム・アップで転倒していたしね。レースでは、後ろについていって最後に勝負をしようと思っていた。作戦がうまくいった。点差も広げられたからよかったと思う」

2位 D・フォッジア選手(HONDA) 
 「今シーズンのなかで、最も難しいレースだった。バトルするライバルたち、路面コンディションなど、あらゆる状況に気を使っていった。表彰台はすばらしい結果だと思う。次のタイでもプッシュしたい」

3位 佐々木歩夢選手(HUSQVARNA)
 「最後の5周はペースをキープするのが厳しかった。自分のなかでは悔しい部分もあるが、地元GP、地元ファンの前で表彰台に上がれてよかったです。トップを走ったこともよかったと思う。みなさんの応援が力になりました。次のタイでは優勝できるようにがんばります」

8位 山中琉聖選手(KTM)
 「序盤、前で転倒があって上位陣と離れてしまった。それから追い上げのレースになった。8位になったが、もっと上を目指していたので残念な気持ちもあるが、トップ10で終わったことはよかったと思う」

14位 古里太陽選手(HONDA)
 「初めての日本GPで緊張もあったが、初めてのポイントを日本GPで獲得することができてとてもうれしい。このサーキットは走ったことがあるので、初日からいいフィーリングがあった。今回はフリー走行で2度転倒したことで予選がやや消極的になってしまった。次戦タイでは、Q2進出を目指し、さらに上位を目指したいです」

21位 鳥羽海渡選手(KTM)
 「1周目に後ろからぶつけられて転倒してしまった。マシンを修復して最後まで走れたことはよかった。ペースも悪くなかったので、そこをポジティブに捉えて、次に臨みたいです」

リタイア 濱田寛太(HONDA)
 「初めてのMoto3のレースで、いろんなことを経験できた。それを今後に生かしていきたい」

リタイア 鈴木竜生選手(HONDA)
 「最初に佐々木選手におめでとうといいたいです。母国GPの表彰台に相応しい、いいレースをしていたと思う。
 僕は、今朝のウォーム・アップ後にセッティングを少し変えてレースに臨んだ。序盤からフィーリングがあまりよくなくて、それでもなんとか上位陣について行こうとしていたが、無理をしすぎて転倒してしまった。本当に残念ですが、これもレースなので。気持ちを切り替えた、残り3戦を戦いたいです」



Moto3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 I・ゲバラ Autosolar GASGAS Aspar Team GASGAS '39.26.526 Dunlop ユーザー
2位 D・フォッジア Leopard Racing HONDA '39.27.119 Dunlop ユーザー
3位 佐々木歩夢 Sterilgarda Husqvarna Max HUSQVARNA '39.28.267 Dunlop ユーザー
8位 山中琉聖 MT Helmets-MSI KTM '39.42.016 Dunlop ユーザー
14位 古里太陽 IDEMITSU Honda Team Asia HONDA '39.50.945 Dunlop ユーザー
21位 鳥羽海渡 CIP Green Power KTM '40.38.734 Dunlop ユーザー
リタイア 鈴木竜生 Leopard Racing HONDA '7.58.1801 -16 laps Dunlop ユーザー
リタイア 濱田寛太 Rivacold Snipers Team HONDA '6.10.233 -17 laps