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Moto2

アコスタ選手が開幕優勝。小椋選手はケガで不参加

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2023シーズンは、ポルトガル戦からスタートとなった。
今年もダンロップは、Moto2、Moto3クラスのオフィシャルサプライヤーとして、全チームにタイヤを供給する。
晴天の中で行われた予選では、F・サラッチ選手(KALEX)がポール・ポジションを獲得した。
続いて、A・カネット選手(KALEX)2位、P・アコスタ選手(KALEX)が3位に続く。
小椋藍選手(HONDA)は、シーズン直前のトレーニング中に左手首を負傷したために欠場した。今年からフル参戦する野左根航汰選手(KALEX)は予選で転倒し、脊椎を損傷したために欠場となった。
 
決勝レースがスタートすると、カネット選手がホール・ショット。後ろからサラッチ選手、アコスタ選手、C・ヴィエッティ選手(KALEX)などが続く。
3周目にアコスタ選手がトップに上がり、カネット選手が後ろから続く。約1秒半後方に、ヴィエッティ選手、M・ゴンザレス選手(KALEX)、A・アレナス選手(KALEX)、サラッチ選手などが続く。
アコスタ選手とカネット選手は僅差のトップ争いを展開。3位争いは、T・アルボリーノ選手(KALEX)、ゴンザレス選手、アレナス選手、サラッチ選手が競り合っていく。
 
レース終盤に向けて、アコスタ選手とカネット選手はテール・トゥ・ノース。3位争いからアルボリーノ選手が抜け出して、単独3位につけていく。
残り3周あたりから、トップのアコスタ選手は徐々にカネット選手を引き離していくと、開幕優勝を達成した。
2位カネット選手。アルボリーノ選手が3位に入った。

優勝 P・アコスタ選手(KALEX)
「タフなレースだった。レース・ウィークをとおして調子がよかったから、集中して走れた。ミスもなく、最後まで走ることができた。優勝できてうれしいです。次のアルゼンチンに向けて集中していきたい」

2位 A・カネット選手(KALEX)
「2位は悪くないけど、100%うれしくはないね。トップを追いかけていったけど、終盤はかなりきつくなってしまった。開幕戦で表彰台に上がれたことはよかったと思う」

3位 T・アルボリーノ選手(KALEX)
「この結果は予想していなかった。昨日までの流れだと、厳しいレースになると思っていた。それでも表彰台で終われてよかった。マシンは調子よかった。少し遅いコーナーがあって、そのため上位2台には追いつけなかった」



Moto2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 P・アコスタ Red Bull KTM Ajo KALEX '36.04.193 Dunlop ユーザー
2位 A・カネット Pons Wegow Los40 KALEX '36.05.551 Dunlop ユーザー
3位 T・アルボリーノ Elf Marc VDS Racing Team KALEX '36.08.653 Dunlop ユーザー

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Moto3

オルガード選手が初優勝

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予選では、佐々木歩夢選手(HUSQVARNA)がポール・ポジションを獲得した。
「パーフェクトなアタックができた。アベレージのタイムもいいので、明日は優勝を目指してがんばります」と佐々木選手。
ルーキーのJ・アントニオ・ルエダが2位(KTM)、J・ケルソ選手(CFMOTO)が3位に続く。
鳥羽海渡選手(HONDA)11位、鈴木竜生選手(HONDA)15位、山中琉聖選手(GASGAS)17位、古里太陽選手(HONDA)は予選で転倒して26位となった。
 
決勝レースが始まるとケルソ選手がホール・ショット。予選4位のD・オルガード選手(KTM)、佐々木選手、I・オルトラ選手(KTM)などが続く。
中盤へ向けて、オルガード選手、佐々木選手、D・ムニョス選手(KTM)、X・アルティガス選手(CFMOTO)などがトップを入れかえていくが、引き離すことはできず。上位12台が激しい接戦を演じていく。鳥羽選手、山中選手も上位集団で善戦していく。
 
終盤に入っても、レースは大混戦。D・モレイラ選手(KTM)、ムニョス選手、オルガード選手など10台が大混戦をみせる。鳥羽選手、佐々木選手もこの集団の中でデッド・ヒートを演じていく。
残り5周、トップに立ったオルガード選手は、そのまま後続を抑えて、初優勝を達成する。
2位にムニョス選手、3位にモレイラ選手が入った。
佐々木選手は終盤、順位を落として6位、鳥羽選手は11位、鈴木選手14位、山中選手16位、古里選手20位でゴールした。

優勝 D・オルガード選手(KTM)
「最高の週末になった。初優勝を果たすことができたんだ。新しいチームにきて最初のレースで勝てたから、言葉に表せないくらいうれしい。テストから調子よかった。本当にチームには感謝している」

2位 D・ムニョス選手(KTM)
「集中して走ることができた。最後は、少しフロントに問題があったけど、最後まで優勝争いできた。開幕戦で表彰台に上がれたから、この後もいい結果を残していきたい」

3位 D・モレイラ選手(KTM)
「レースでは、トップ集団に加わり様子を見ていた。最後でもっと上を狙ったが、難しかった。でも、シーズン最初のレースで表彰台に上がれてうれしい。この調子で今シーズンを戦っていきたい」

6位 佐々木歩夢選手(HUSQVARNA)
「風が強かった。僕は他のライダーと違うギアリングを使っていて、合わせるのが難しかった。6位は思っていた結果ではなかったが、去年は無得点から始まったから、厳しい中で6位になれたのはよかったと思う」

11位 鳥羽海渡選手(KTM)
「納得できる結果ではない。トップ・グループで走って学べたところもあった。最後の2つのコーナーが攻略しきれていなかったので、順位を上げられなかった」

14位 鈴木竜生選手(HONDA)
「スタート直後に他車と接触して、装着しているエア・バッグが開いてしまった。それでトップ集団から遅れてしまい、追いつくのは難しかった。やりきれない気持ちだが、次へ向けて切り替えてやっていきたい」

16位 山中琉聖選手(KTM)
「残り6周のところでロング・ランプ・ペナルティだと勘ちがいしてしまった。冷静さが足りなかった。今後は、同じようなことをしないようにしたい。次戦へ向けて気持ちを切り替えたい。新しいチームとの仕事もよくなってきているので、がんばります」

20位 古里太陽選手(HONDA)
「金曜日の走行はとてもよかったが、土曜日は2回の転倒で自信をなくしてしまった。自分のライディングスタイルはよくなっているが、まだまだ学ぶべきことはたくさんあると思う。今年は毎戦ポイント獲得が目標なので、今回は獲得することができず残念です」



Moto3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 D・オルガード Red Bull KTM Tech3 KTM '34.27.061 Dunlop ユーザー
2位 D・ムニョス BOE Motorsports KTM '34.27.221 Dunlop ユーザー
3位 D・モレイラ MT Helmets - MSI KTM '34.27.236 Dunlop ユーザー
6位 佐々木歩夢 Liqui Moly Husqvarna Intact GP HUSQVARNA '34.28.151 Dunlop ユーザー
11位 鳥羽海渡 SIC58 Squadra Corse KTM '34.29.913 Dunlop ユーザー
14位 鈴木竜生 Leopard Racing HONDA '34.36.783 Dunlop ユーザー
16位 山中琉聖 Autosolar GASGAS Aspar M3 KTM '34.36.832 Dunlop ユーザー
20位 古里太陽 Honda Team Asia HONDA '34.57.009 Dunlop ユーザー