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Moto2

アコスタ選手が今季3勝目

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第6戦は、高速コースで知られるイタリアのムジェロで行われた。
ドライ・コンディションで行われた予選では、A・カネット選手(KALEX)が今季初のポール・ポジションを獲得した。
「最後に攻めすぎてクラッシュしたが、左の指を少し負傷したくらいで問題ない。明日は、いつもどおり優勝を狙って走るよ」とカネット選手。
続いて、ランキング2位につけるP・アコスタ選手(KALEX)が2位、S・ロウズ選手(KALEX)が3位となる。
ランキング・トップに立つT・アルボリーノ選手(KALEX)は10位4列目につける。
また、小椋藍選手は予選で転倒があり、14位5列目となった。
「今週末はずっと苦戦していた。このサーキットでの課題を見つける過程にいる。正直なところ、今年は自分が表彰台に立つことをまだ想像できません。今年は多くのライダーが、これまで以上に競争力を増しています。明日は6位以内でフィニッシュすることが目標です」と小椋選手。
また、今回からPertamina Mandalika SAG Teamより羽田大河選手がエントリー。予選28位につけた。
 
決勝レースがスタートすると、アコスタ選手が好ダッシュを決めてトップに立つ。A・ロペス選手(BOSCOSCURO)、ロウズ選手、カネット選手、アルボリーノ選手などが後ろから続く。
1周目に、ロペス選手とロウズ選手が接触。ロウズ選手が転倒したことから、ロペス選手はロング・ラップ・ペナルティを受けて後退する。
トップのアコスタ選手は逃げ切りを図る。後方では、アルボリーノ選手、カネット選手、F・サラッチ選手(KALEX)が2位争いを繰り広げていく。
レース中盤になるとアコスタ選手は約3秒のリードを奪う。アルボリーノ選手が2位、サラッチ選手が3位につける。
終盤になるとアコスタ選手は4秒近いアドバンテージを築く。アルボリーノ選手が2位。
サラッチ選手は後退して、代わってカネット選手とJ・ディクソン選手(KALEX)が3位争いを展開していく。
アコスタ選手は、そのまま逃げ切って今季3勝目。アルボリーノ選手が2位でチェッカーを受けた。
続いて最終ラップにカネット選手を抜いたディクソン選手が3位でチェッカー。
この結果、首位のアルボリーノ選手と2位アコスタ選手の差は20点となった。
小椋選手は15位でゴールしている。

優勝 P・アコスタ選手(KALEX)
「すごくうれしい。序盤から速く走れて、集中して走っていったよ。マシンは調子よかった。この3週間、がんばってくれたチームに感謝したい。ムジェロでは2勝目となった。気分よく次のザクセンに向かうよ」

2位 T・アルボリーノ選手(KALEX)
「タフな1週間だった。セッティングにも苦労してしまった。レースでは、いまひとつ思ったように走れなかった。勝ちたかったけど、アコスタ選手には追いつけなかったね。必要以上にリスクを負えなかった」

3位 J・ディクソン選手(KALEX)
「予選はうまく走れるが、いつもスタートが難しい。今回もスタートで出遅れた。それでも、前で転倒があって順位を上げることができた。最終ラップにはカネット選手をパスして3位に入ることができたから、この調子を続けていきたい。ムジェロはあまり得意ではないので、いい結果だと思う」

15位 小椋藍選手(KALEX)
「スタートをうまく切ることができ、1コーナーには順位を上げて飛び込むことができた。その後はペースを維持するのに苦労した。いくつかのコーナーをうまく走れず、トップ・グループから離されてしまった。残念ながら最終ラップでは多くのライダーに抜かれてしまった。予選までは1周だけのセット・アップの解決策は見つけられたが、レース距離での解決策をまだ見つけられていないです」

21位  羽田大河(KALEX)
「21位になったのですが、まだまだやることが多いと思います。振り出しに戻ってしまったような感じです。残り14戦、全力を尽くします」



Moto2Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 P・アコスタ Red Bull KTM Ajo KALEX '35.38.328 Dunlop ユーザー
2位 T・アルボリーノ Elf Marc VDS Racing Team KALEX '35.44.522 Dunlop ユーザー
3位 J・ディクソン Autosolar GASGAS Aspar M2 KALEX '35.46.910 Dunlop ユーザー
15位 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asia KALEX '36.02.635 Dunlop ユーザー
21位 羽田大河 Pertamina Mandalika SAG Team KALEX '36.37.725 Dunlop ユーザー

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Moto3

首位のオルガード選手が2連勝。佐々木選手は3位

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予選では、D・オンチュー選手(KTM)が今季2度目のポール・ポジションをゲット。
「最初からセッティングがよくて、速く走れた。チームに感謝している。明日はいつも通りがんばるよ」とオンチュー選手。
佐々木歩夢選手(HUSQVARNA)2位、首位につけるD・オルガード選手(KTM)3位につける。「予選をしっかり走ることができた。オンチュー選手は速いけど、レース・ペースは同じくらいだと思う。彼についていって、トップ集団が少ない人数になるといいと思っている」と佐々木選手。
古里太陽選手(HONDA)は自己最高の8位、鈴木竜生選手(HONDA)11位、鳥羽海渡選手(HONDA)12位、山中琉聖選手(GASGAS)14位につけた。
  
決勝レースが始まると、オンチュー選手がホール・ショット。後ろからオルガード選手、佐々木選手、古里選手、J・マシア選手(HONDA)などが続く。
序盤は、オンチュー選手、マシア選手、オルガード選手、佐々木選手を中心にトップ争いは展開される。オンチュー選手、マシア選手、佐々木選手が次々トップを入れ替えていく。
中盤に向けて、トップ集団はオンチュー選手、佐々木選手、マシア選手、オルガード選手、D・アロンソ選手(GASGAS)の5台に絞られていく。
レース終盤に入っても、先頭集団の5台は激しいバトルを展開。
ラスト・ラップへ佐々木選手がトップで入るが、オルガード選手、オンチュー選手が佐々木選手をパス。ラスト・ラップをトップで立ち上がったのはオンチュー選手だったが、スリップ・ストリームを使ってオルガード選手が前に出ると、2連勝で今季3勝目を達成。ポイント・テーブルでは、2位のマシア選手に35点と差を広げた。
続いて、2位にオンチュー選手。佐々木選手は惜しくも3位となった。
また、鳥羽選手が10位、山中選手15位。鈴木選手と古里選手は、ポイント圏内につけていたが、最終ラップで転倒。鈴木選手は、左手、左足を負傷してしまった。

優勝 D・オルガード選手(KTM)
「今回、オンチュー選手が速いことは分かっていた。それでも、僕のレース・ペースはよかったし、いいレースができたと思う。今年の3勝の中でベストだと思う。マシンはストレートでもコーナーでも速かった。チームには感謝しています」

2位 D・オンチュー選手(KTM)
「今、とても調子がいい。レースではベストを尽くしたよ。ストレートで少し苦戦したけど、今回初の表彰台を獲得できてうれしい。もう少しで優勝だったから悔しいけど。まだレースはたくさんあるから」

3位 佐々木歩夢選手(HUSQVARNA)
「最終ラップは残念な形になった。終盤の戦い方について、考え直したい。表彰台で終われたことはよかったと思う。次は、優勝できるようにがんばります」

10位 鳥羽海渡選手(KTM) 
「昨日転倒があったので、序盤攻めきれず、徐々に追い上げるような感じになった。納得できる結果ではない。チームのホームGPでいい結果を出せず残念です。次戦、予選からしっかり走りたい」

15位 山中琉聖選手(KTM) 
「序盤ペースが上がらず、第2グループになった。バトルをしていたが、終盤の位置取りが難しかった。今回はいいフィーリングがなくて、厳しかった」

リタイア 鈴木竜生選手(HONDA)
「思ったような結果ではなかった。スタートがうまくいって、いいフィーリングで走っていたが、最終ラップで転倒してしまった。今はケガの回復に努めます」

リタイア 古里太陽選手(HONDA)
「今回は、ポジティブな内容もあった。結果として、転倒に終わってしまって、本当に残念です。2レース続いてしまった。レース中の順位はよくなっているので、成長はしていると思う。それを結果につなげたいです」



Moto3Result

順位 選手名 チーム メーカー タイム
1位 D・オルガード RedBull KTM Tech3 KTM '33.27.315 Dunlop ユーザー
2位 D・オンチュー RedBull KTM Ajo KTM '33.27.366 Dunlop ユーザー
3位 佐々木歩夢 Liqui Moly Husqvarna Intact GP HUSQVARNA '33.27.371 Dunlop ユーザー
10位 鳥羽海渡 JPN SIC58 Squadra Corse HONDA '33.40.775 Dunlop ユーザー
15位 山中琉聖 Autosolar GASGAS Aspar M3 GASGAS '33.43.059 Dunlop ユーザー
リタイア 古里太陽 IDEMITSU Honda Team Asia HONDA '31.42.456 -1 lap Dunlop ユーザー
リタイア 鈴木竜生 Leopard Racing HONDA '31.42.564 -1 lap Dunlop ユーザー