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Moto2
アコスタ選手が2連勝で今季4勝目
ドイツのザクセンリンクで第7戦を迎えた。初日は雨に見舞われたが、予選はドライ・コンディションで行われた。
前戦のウィナー、P・アコスタ選手(KALEX)がポール・ポジションを獲得した。「厳しい週末になるかなと思ったが、ポール・ポジションを獲得してよかった。レース後半は厳しい走りになると思う。ミスなく走りたい」とアコスタ選手。
続いて、首位のT・アルボリーノ選手(KALEX)が2位、J・ディクソン選手(KALEX)が3位に続く。
小椋藍選手(KALEX)は20位、羽田大河選手(KALEX)は29位となる。
決勝レースが始まると、アコスタ選手が好ダッシュ。後ろからアルボリーノ選手、ディクソン選手、A・ロペス選手(BOSCOSCURO)などが続く。
序盤からアコスタ選手とアルボリーノ選手が後続を離してトップ争いを開始。3位以下は、A・カネット選手(KALEX)、ディクソン選手、ロペス選手などが続く。
トップのアコスタ選手は中盤に向けて逃げ切りを図る。2位はアルボリーノ選手、3位はディクソン選手がつける。カネット選手は6周目に転倒して戦列を離れた。
中盤になるとトップのアコスタ選手は3秒近いリードを奪う。2位アルボリーノ選手と3位ディクソン選手は約1秒の差となり、ディクソン選手が猛追していく。
レース終盤、アコスタ選手は3秒以上差をつける。2位争いはアルボリーノ選手とディクソン選手がテール・トゥ・ノーズの戦いとなる。
アコスタ選手がそのまま逃げ切って、2連勝で今季4勝目を達成した。
2位争いは、ラスト・ラップに接近戦となったが、アルボリーノ選手が辛くも逃げ切った。
この結果、首位アルボリーノ選手と2位アコスタ選手の点差は15点と詰まっている。
また、小椋選手は14位、羽田選手は21位でゴールした。
優勝 P・アコスタ選手(KALEX)
「また優勝できてうれしい。今週はずっと調子がよかった。雨の中でもうまく走れたよ。レースでは、終盤ペースを保つのが難しかったけど、なんとかなった。次のアッセンは去年走っていないから、しっかり走りたい」
2位 T・アルボリーノ選手(KALEX)
「レースはとってもタフだった。今回は今ひとつフィーリングがよくなかった。ディクソン選手が速かったから、2位を守るのは大変だった。次戦に向けてもう少し状態を上げたい」
3位 J・ディクソン選手(KALEX)
「2位になれなくて残念だよ。今回は1周目がうまくいったから、それはよかった。アルボリーノ選手にアタックしたけど、もう少し足りなかった。次のアッセンは好きなサーキットだから、安定したいいペースで走れるようにがんばるよ」
14位 小椋藍選手(KALEX)
「レースに対するフィーリングはポジティブでした。ポジションもラップ・タイムも十分な結果ではありませんが、僕たちは先週末のムジェロから一歩前進することができました。このことから少しは楽観的に捉えていますが、トップにまで届くには、まだコンマ2~3秒のタイムが必要です。来週末もがんばります。
21位 羽田大河(KALEX)
「厳しい状況が続いていて。やらなければならないことがたくさんあるので、諦めずにやっていきたい」
Moto2Result
順位 | 選手名 | チーム | メーカー | タイム | |
1位 | P・アコスタ | Red Bull KTM Ajo | KALEX | '35.15.315 | |
2位 | T・アルボリーノ | Elf Marc VDS Racing Team | KALEX | '35.18.045 | |
3位 | J・ディクソン | Autosolar GASGAS Aspar M2 | KALEX | '35.18.140 | |
14位 | 小椋藍 | IDEMITSU Honda Team Asia | KALEX | '35.39.194 | |
21位 | 羽田大河 | Pertamina Mandalika SAG Team | KALEX | '36.27.081 |