モーターサイクル用タイヤ使用上のご注意

はじめに

  • 当サイトに記載のないタイヤについては当社代理店にお問い合わせください。
  • タイヤサイズによって掲載のタイヤ写真とパターンが若干異なる場合があリます。
  • 構造、仕様などは予告なく変更する場合があります。
  • 使用済みタイヤは不法投棄せず、専門業者に依頼するなど必ず適切な方法で処分してください。なお、使用済みタイヤを処理するには、費用がかかリます。
  • タイヤには裂造番号が刻印されています。1999年以前の製造番号では、下3桁(例159)の数字で製造年週を示しています。 最初の数字15は週(15週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。 2000年以降の製造番号では、下4桁(例1217)となり、最初の数字12は週(12週目)を、最後の数字9は年(2017年)を示します。

タイヤサイズパターンの選定

注意点

  • 自動車製作者が指定した標準タイヤの使用を基本とし、その他のタイヤを選定される時はタイヤ販売店等にご相談ください。
  • 前輪と後輪でサイズ・パターンの異なることが多いですが、その場合は、前輪には前輪用、後輪には後輪用のパターンをお選びください。


チューブ及びリムバンド

注意点

  • 新品のチューブタイプのタイヤには、新品のチューブ、リムバンドを使用してください。
  • チューブ、リムバンドは、タイヤサイズと同一サイズ表示のあるもので、バルブは車両及びホイールに適合するものを使用してください。
  • 新品チューブレスタイヤには、新品チューブレスバルブをご使用ください。

備考

  • チューブレスタイヤにはタイヤサイドウォール部に必ず"TUBELESS"の刻印がありますので確認してください。


リム

注意点

  • チューブレスタイヤには"FOR TUBELESS"または"TUBELESS TYRE APPLICABLE"の表示があるチューブレス専用リムをご使用ください。
  • ホイールの選定はタイヤ販売店等に相談しタイヤサイズ及び車両に適合したホイールを使用してください。
  • 注意警告:ホイールには、亀裂、変形等の損傷や著しい腐食がないことを確認してください。

備考

  • 注意警告:チューブレスタイヤをチューブタイプのリムにチューブを入れずに誤って組み込むと走行中に「リムはずれ」や「空気漏れ」がおこる恐れがありますので、リムの刻印を確認してください。


タイヤ組み立てと車両への装着

注意点

  • タイヤサイド部に回転方向または取付け方法等の指定があるタイヤは、その指定の通リに正しく装着してください。
  • 注意警告:溝の追加加工(リ・グルーブ)、穴開け等の加工をしたタイヤは、損傷したリ、事故になる恐れがありますので使用しないでください。
  • タイヤ組み立て時には、必ずタイヤ組み立て専用の潤滑剤を使用してください。
  • とくに、チューブレスタイヤはビード部に傷をつけないように注意してください。
  • 注意警告:エアーコンプレッサーの圧力調節弁はタイヤ破裂の恐れがありますので、500kPa(5.0kgf/cm²)以下に調整してください。
  • 注意警告:タイヤの組み立て時のビードシーティング圧は、300kPa(3.0kgf/cm²)とし、これを超える圧は注入しないでください。ビードシーティングとはタイヤ組立て時に、タイヤの両側のビードがリムのビードシート部に周上均等に載った状態(ハンプ付きリムは、ビードがハンプを超えた状態)をいいます。
  • 注意危険:破裂の危険を避けるため、タイヤを安全囲いの中に入れる等、安全措置を講じた上、空気を充填してください。
  • チューブレスタイヤは、タイヤ組み立て後、タイヤとリムのかん合部及びバルブ部分に特に注意して、石鹸水などで空気漏れのないことを確認してください。

備考

  • 注意警告:チューブレスタイヤのビード部に傷をつけると空気漏れや水分の浸入によるセパレーション発生の原因になることがありますので傷をつけないよう注意してください。
  • チューブレス用スナップインバルブ(ゴム被覆型)を使用した場合は、タイヤ組み立て後、バルブを上下左右に 動かして、空気漏れのないことを確かめてください。
  • 注意警告:チューブレス用バルブのバルブコア(ムシ)はバルブ形式に従って、正しいタイプを装着してください。とくに TR412には必ず、B型バルブコア(短いタイプ)をご使用ください。


摩耗限度

注意点

  • 注意警告:モーターサイクル用タイヤの使用限度は、残り溝0.8mmです。それまでに新品タイヤと交換してください。
  • 注意警告:積雪及び凍結路走行の場合は、スノータイヤの残り溝が新品時の50%以上あることを確認してください。使用限度は接地部にスノータイヤの摩耗限度を示すプラットホームが露出しているか否かで判断してください。溝深さが50%未満のタイヤは、スノータイヤとしては使用できません。
  • 自動車製作者が残り溝0.8mm以上の使用限度を指示している場合には、その指示に従ってください。
  • 濡れた路面ではスリップしやすくなりますので、安全面からも早めにタイヤ交換をしてください。

備考

  • 使用限度以下の残り溝のタイヤで公道走行をすると、道路交通法第62条(整備不良車両の運転禁止)に違反となります。


空気圧

注意点

  • 注意警告:タイヤ空気圧は、走行前の冷えている時に、エアゲージにより定期的(最低1カ月に1度)に点検し、自動車製作者の指定空気圧に調整してください。空気圧に過不足があると、タイヤが損傷したり、事故につながる恐れがあります。
  • タイヤ空気圧は、自然に低下しますので、指定空気圧以下にならないように定期点検を必ず行ってください。
  • 注意警告:空気を充填後、バルブキャップを取りつける前に、バルブコアからの空気漏れ、リム部やバルブまわりからの空気漏れがないことを確認した後、必ずバルブキャップを装着し、しっかり締め付けてください。

備考

  • 自動車製作者の指定空気圧は車両の取り扱い説明書、車体ラベル等に表示されています。不明な場合はタイヤ販売店等にご相談ください。


バランス調整

注意点

  • 前輪・後輪とも調整を行ってください。
  • 簡易バランス修正法:タイヤを垂直にして、手で自由回転させます。この時、いつも同じ箇所が下にくると、その反対側にバランス調整ウェイトをつけてください。再度、数回まわして下にくる位置がそれぞれ異なればOKです。


外傷

注意点

  • タイヤに、亀裂または釘、金属片、ガラス等が刺さっていたり、溝に石その他異物を噛み込んでいないか確認してください。異物を発見した時は、タイヤ販売店等にご相談の上取り除いてください。
  • 注意危険:コード層に達している外傷・ゴム割れのあるタイヤは使用しないでください。タイヤ故障発生につながる恐れがあります。修理が可能かどうかについては、タイヤ販売店等にご相談ください。


運転者の遵守事項

注意点

  • 注意警告:装着後、グリップが安定するまで無理な走行は避けて、法定速度を守った上で100km以上の慣らし走行を行ってください。
  • 注意警告:タイヤを傷つける恐れがあるので、道路の縁石等へタイヤの側面を接触させたり、道路上の凹みや突起物乗り越しなどは避けてください。
  • 注意警告:急発進、急加速、急旋回及び急停止は危険ですので避けてください。特に湿潤路、積雪路及び凍結路は滑りやすく、事故につながる恐れがあるため、急カーブでは減速するなど、道路状況に応じた適切な運転をしてください。
  • 走行中は、常に走行速度に応じた車間距離を確保してください。特に湿潤路、積雪路及び凍結路走行時は充分な車間距離を確保してください。
  • 注意警告:走行中に車両が操縦不安定になったり、異常な音及び振動を感じた時は、すみやかに安全な場所に停車して、車両及びタイヤを点検してください。タイヤに変形等異常がないか確認してください。また、外観上、異常がなくても、できる限り低速で移動し、タイヤ販売店等へ点検を依頼してください。


長期経過タイヤの点検・交換について

注意点

  • タイヤは自動車の安全にとって重要な役割を担っています。一方、タイヤは様々な材料からできたゴム製品であり、ゴムの特性が経時変化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。その特性の変化はそれぞれ環境条件・保管条件及び使用方法(荷重、速度、空気圧)等に左右されますので、点検が必要です。従って、お客様による日常点検に加え、使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。また、外観上使用可能のように見えたとしても(溝深さが法律に規定されている値まですり減っていない場合も)製造後10年※経過したタイヤは新しいタイヤに交換されることをお奨め致します。なお、車両メーカーがその車の特性からタイヤの点検や交換時期をオーナーズマニュアル等に記載している場合もありますので、その記載内容についてもご確認ください。

備考

  • ※ここに記載した10年という年数は、あくまで目安であって、そのタイヤの実際の使用期限(すなわち、継続使用に適していないこと、または安全上の問題があるかもしれないことを示す時期)ではありません。従って、環境条件・保管条件及び使用方法によって、この年数を経過したタイヤでも継続使用に適している場合もあれば、この年数を経過していないタイヤであっても継続使用に適していない場合もあります。10年を経過していないタイヤであっても、上記の環境条件等によっては交換を必要とする場合があることにご注意ください。また、この10年という年数及びタイヤ販売店等による点検のお奨め時期である使用開始後5年という年数は、いずれも各タイヤメーカー・販売会社・販売店による品質保証期間・期限を示すものでもありません。


保管

注意点

  • タイヤ、チューブは、直射日光、雨及び水、油類、ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管してください。

備考

  • ゴムは吸油性がありますので、使用中でも油類を避けることが大切です。


その他

注意点

  • 瞬間パンク修理剤またはタイヤ艶出し剤等で、タイヤに劣化等有害な影響をおよぼすものは使用しないでください。
  • 注意警告:シリコンやワックスが含まれているタイヤ美化剤を塗布する場合はトレッド面(接地部)及びビード部には絶対に塗布しないでください。
  • タイヤチェーンは、タイヤサイズに適合するサイズのものを駆動輪または自動車製作者が指定する位置のタイヤに装着してください。
  • タイヤにチェーンを装着して積雪または凍結していない道路を走行すると、タイヤ、チェーン及び車両を損傷したり、スリップする恐れがあるので、避けてください。
  • スノータイヤは積雪路及び凍結路面性能を重視しています。乾燥路及び湿潤路で使用する場合は、走行速度に注意し、急制動、急旋回等を避け、安全運転に心がけてください。

備考

  • 注意警告:タイヤチェーンを装着した場合は、30km/h以下で走行してください。