鈴鹿サーキット

全長 5,821m
最大直線長 900m
走行幅 10~15m
交通 東名阪自動車道・鈴鹿ICより約13km、
名古屋より約52km、大阪より約132km
所在地 三重県鈴鹿市稲生町7992
TEL 059-378-1111(代)

受付

8:30~9:45

走行時間

■H/M/C各クラス
11:30~12:50 / 14:20~17:00
※走行は20分×3回の合計約1時間となります。
(正式なタイムスケジュールは参加受理書に同封いたします)

先導付走行(全クラス)

ハイパワークラス(H)・ミドルパワークラス(M)、初心者対象のチャレンジクラス(C)別の6~10台程度のグループに分かれての走行となります。
全てインストラクターによる先導走行(詳細は規則項参照)となります。  
各クラス全体に合わせたペースでの先導走行となります。

整列時には、各クラス表示(H,M,C)と共にグループ番号(数字)の表示もいたしますので、該当する参加クラスの中で、いずれかのグループ番号に走行できる装備で整列ください。コースインは、小さい番号順からスタートして行きます。  

CクラスについてはMクラスのグループと同時走行となりますことをご了承ください。(各グループは同クラス参加者のみです)Cクラスのみグループの前後2名のインストラクターが付きます。

走行グループは、各個人に合わせた走行ではございませんので、自分自身のペースを主張される場合、鈴鹿サーキットSMSC主催による、ライドオンクラブやスポーツ走行などのフリー走行枠のご利用を推奨いたします。

その他

◆ 今回はダンロップデーにつき、ダンロップタイヤ装着車両のみとなります。  

◆ウェルカムサービス、サーキットレストランでのランチ、コーヒー&ドリンクサービス付。

◆参加者全員にプレゼント。

◆希望者にはレンタルスーツやブーツをご用意いたします。(レンタル料:ツナギ(レディースサイズ~M、L、LL、XL各種ワイドサイズ5XLまで)¥5,400-/ブーツ(25~29cm各種)¥2,160-)事前に文書若しくはお電話にてお申込ください。
※数量に限りがありますので、サイズによりご用意できない場合もあります。また、既製品ですので、体型により、フィットしにくい場合があります。ご了承くださいませ。

◆国内サーキットのどこよりも高速コーナーが多く、スピード域も高いですので、走行には十分注意してください。

◆2回目、3回目は連続走行となりますので、ガソリン携行缶(一般セルフ式ガソリンスタンドでは給油出来ない場合があります)をご持参頂くか、または2回目の走行後、すぐに近隣のガソリンスタンドに行かれ、3回目の走行に備えられることを推奨いたします。(パドック内のガソリンスタンドは基本的に休業日となっております)

◆ピットは限定される為、譲り合ってご使用願います。(1ピット12台程度は充分ご利用可能です)

◆10名程度以上でお申し込みの販売店様や、グループでお申込みの方は、1ピットを割り当てさせて頂きますが、そのピットに余裕がある場合、他の個人での参加者様にもご使用頂けるように配慮をお願いいたします。

◆すぐ近くに宿泊ホテル、大手スーパー、ホームセンターやバイク販売店、コンビニエンスストアなどが多数あり、国内サーキットのどこよりも充実しております。

◆国内で一番人気のあるサーキットです。また定員になり次第、締め切らせて頂きます。

参加料

お一人様(ウェルカムサービス / 昼食 / ドリンクサービス / 参加プレゼント&抽選会 込)
◆前後ダンロップ指定タイヤ:16,200円(税込)
◆ダンロップ指定外タイヤ:19,980円(税込)
◆同伴者:1,944円(税込)
※【ダンロップ指定タイヤ】α13SP・α14・ロードスポーツ2・ロードスマート3・Q4・TT100GPラジアル
※基本的に同伴者の当日追加受付はできません


インターネットでのお申込みはこちら


鈴鹿サーキット

2019年5月8日
DUNLOPサーキットステーション2019 鈴鹿サーキット開催レポート

新しく令和年号となった5月。その10連休明けにあたる8日の水曜日に、本年度最初のDUNLOPサーキットステーションを鈴鹿サーキットにて、DUNLOPタイヤ装着者のみのDUNLOP DAYとして開催致しました。
今回のエントリー数は、連休明けにも関わらず200名超えのご参加となりました事を、いつもながら本当に御礼申し上げます。
当日の天候はとても良くて、絶好の走行会日和にて開催出来たことを嬉しく思います。

朝は8時30分からの受付時間を少し早めて開始して行き、続いて車検のほうも開始して行きました。車検は、走行に適する車両なのかを確認するのですが、特に各ボルトなどの締め付けはもちろん、足回りで皆様に1つ確認して頂きたいのは、チェーンの張り具合です。バイクの構造上、スイングアームがピボットを中心に動く以上、そのピボットとリアアクスルシャフトの間は円を描くように動きます。
通常、スイングアームは水平でなく、少し下がっており、車体がストロークすると、スイングアームは水平に近い位置になります。中心のピボットにドライブスプロケットがあるなら、半径は円のどこでも同じ距離なのですが、ドライブスプロケットはエンジン部分にある為、ストロークするに従ってリヤアクスルとドライブチェーンとの距離が離れて、チェーンは張る方向になってしまいます。この位置がバイクによって変わっている為に、どの車種でも一定の張り具合(チェーンの遊び)とはなりません。チェーンを張りすぎると、サスペンションがストロークする前にチェーンが張って、その負担がタイヤに掛かり、どんなグリップの良いタイヤでも滑ってしまう状況になってしまいます。ですからトラクションなどかかるはずがありません。つまりチェーンの張り具合は、サスペンションのセッティングを左右してしまうぐらい重要なのです。チェーンの張り具合により、サスペンションと共にアンチスクワット効果も最大限発揮させることができ、同じタイヤでもグリップ感を増すことが出来ます。タイヤの内圧を気にされる方は多いのですが、このチェーンの張り具合を気にされる方は全くと言っても良い程おられません。一般使用では許容範囲内であれば全くOKなのですが、目的に応じた微調整も気にしてほしいと、個人的に思っております。バイクは、身長や体重、ライディングの技術などにより、「これイコールこの答え。」とはならないのが魅力の一つでもあります。2人がサーキットで同じバイクを、ほとんど同じ速いラップタイムで走っていても、A選手とB選手のセッティングは、タイヤの内圧セッティングにしても違う事が多くあります。みんな同じではないのです。上手い方のセッティングは参考にするには良いけれど、情報だけでなく「自分が乗ってどう感じるのか? 解らない事も大事な答え。」を、もっと大切にしてほしいと、セッティングを気にされる最近の皆さんを見ていて感じました。

さて、話は戻りますが、こんなマシン開発や基本構造に関する話が得意なお二人が、今回このDUNLOPサーキットステーションに参加されました。河崎裕之氏と木下恵司氏です。河崎氏は世界チャンピオンとなった2メーカーの車両、スズキでRG500γ、そしてヤマハでYZR500の開発を担われ、木下氏はヤマハとHRCのエースライダーとして活躍されました。 そういった皆様が、このDUNLOPサーキットステーションにご参加して頂けることも嬉しい限りです。

今回は、皆様に是非知って頂きたい足回りの話が長くなった為、イベントの状況は詳細にお伝えできませんでしたが、今回はゲストに上田昇氏もご参加頂いて、また、200名以上の参加者がおられながら、転倒などで走行を中断する事も全く無く、スケジュール通りに無事に楽しく終了致しました。これを皮切りに今年も全国で開催して行くDUNLOPサーキットステーション。
次回開催の6月9日のツインリンクもてぎのほうは定員となっておりますが、9月7日(土)のスポーツランドSUGO、そして同じく29日(日)のオートポリス、10月15日(火)の筑波サーキットと開催致しますので、ご友人などとご一緒に楽しみにご参加頂けたらと思います。
今回ご参加頂きました皆様、安全に走行して頂き、ありがとうございました。

Photo gallery


サーキットステーション 2019 Event Listイベント一覧