スポーツランドSUGO

9月に入って、東北地方では少し朝晩の涼しさを感じられるようになりました5日の土曜日に、仙台市近郊にあるスポーツランドSUGOにおきまして、本年度2回目となるDUNLOPサーキットステーションを開催致しました。
台風の影響が、南西諸島から九州方面にはありましたが、仙台地方は2日前までは、曇りがちなものの、天気の崩れはないとの予報でした。しかし、前日、夕方の天気予報では午後から雨も降るとの予報になり、目まぐるしく変化した状況となりました。
当日は朝から明るい曇り空で、このまま持ってくれれば良いのにと、みんなが思っている中で、8時より受付を開始して行きました。コロナウイルス状況は、先週の九州だけではありませんので、今回は申し込みが100名程という事もあり、受付時の混雑を避けるために参加受理書に記載の車両番号１～20番、21番から40番といった少人数に区分して受付を進めさせて頂きました。車検場におきましても密とならないように対応して行きました。おかげさまで混雑になるような事も無く、受付と車検共にスムーズに進行致しました。
その後、パドック内のDUNLOPテント前におきまして、走行前ミーティングを行わせて頂きました。
しかし、映像を使わず口頭だけでの説明は、参加者の皆様にご理解頂けないようにも感じました。
SUGOの走行説明のあと、このイベントの走行ルールなどを説明させて頂き、その後本日のゲストである、元世界GPライダーである上田昇氏から皆さんに一言頂きました。元125ccクラス世界ランキング2位の上田氏の走行アドバイスは、とても説得力がありました。そして上田氏指導のもとに、ストレッチを行って走行に備えて行きました。
11時からの初心者対象のCクラスの走行は、ドライで始められましたが、終了時のチェッカーフラッグ見落としが多く発生してしまいました。直線ではスピードを出せるので、注意力が走る事のみに行ってしまい、どうしても視野が狭くなってしまいますので、特に初心者の皆様はその事を忘れずに走行を楽しんで頂きたいと思いました。
その後、中間排気量のミドルクラスと、大排気量のハイパワークラスの走行を進めて行きましたが、
ちょうど、ミドルクラスの終了前から雨が降り出して来ました。こうなると、ドライでのグリップ重視の
タイヤを装着されています皆様は、特に注意して頂かなくてはなりません。
その事を説明してはおりますが、どうしても気が早まったり、冷静さが失われてしまい、転倒が発生して行きました。チェッカー前に1台の車両が転倒し、コース上に残った為にその走行を中止致しました。合計３件の転倒が発生いたしましたが、３件共に大きな事故にはならずに済んだのが幸いでした。  
昼休みは、今回もケータリングは出来ない為に、牛たん入りのお弁当をご提供させて頂きました。
皆様、それぞれに、自身のピットや、車内、DUNLOPテントなどでお召し上がり頂きましたが、ちょうどその頃から、急に霧が濃くなってきて、走行に影響が出始めるような状況になりました。
早速、施設と協議を行いましたが、この状況では安全性を保てないとの判断で、以後の走行は全て中止と判断することに致しました。そして、その件をご説明する為に、早速DUNLOPテント前に皆様に集まって頂き、お伝えした所、会場内の全ての皆様から賛同して頂き、苦情等は一切なかったことを感謝申し上げます。そんな訳で今年のSUGOでのDUNLOPサーキットステーションは、1回走行した後で、濃霧の為中止となりました。はるばる遠方よりご来場頂きました皆様、来年は良い天気になる事を願いまして、今後共、DUNLOPタイヤを、そしてDUNLOPサーキットステーションを、よろしくお願い致します。