COMUNITAT VALENCIANA

オレンジで有名なバレンシアの郊外に位置する、往年の名ライダー、リカルド・トルモの名が冠せられたサーキット。コースデザインには地元出身の元世界チャンピオン、ホルヘ・マルチネスが関わっていたり、サーキットディレクターが元GPライダーのフリアン・ミラレスだったりと、さすがGP大国スペインらしい豪華な面々が関係者に名を連ねている。バレンシアといえばパエリアも有名だが、結構当たりはずれがあるので慎重にレストランをチョイスしたほうが良い。手軽に美味しいパエリアを食べるにはサーキットのメインゲートから程近い高速の出口にあるホテルのレストランで注文するとなかなか美味しいよ！！スペイン全体にいえることだけど、治安はあんまり良くないので、町に出た時には最低限の注意は必要!!　レンタカー車内に荷物を置いたりするのは厳禁ね！！
このサーキットは全体がスタジアムのような造りになっていて、コースを一周取り巻いている観客席のどの部分からもほぼ全てのコースが見渡せる、観客にとっておいしいデザインといえる。お勧め観戦ポイントは1コーナー近辺と6コーナーアウト側あたりかな。
　コースを見ていくと、ストレートはコース全長にしては比較的長い（コース全長の25%がストレート）が、インフィールドは低速コーナーがまさしく次から次へと現れ、MotoGPクラスでは全開区間はかなり少なくなる。どちらかというと125、250向きのコースレイアウトかな。
　 いずれにしても、シーズンの最後のバトルがシーズン中最も多いの観衆の前で繰り広げられるのだ。とにかくすごい応援だよ！！