ブルノ【チェコ】

AUTOMOTODROM BRNO

[図面]ブルノ
全長距離 5403
最大直線長 636
走行路幅 15
ブルノといえばかつては東欧圏に属していて、僕がGPに参戦しはじめた当時は入国するに当たってあらかじめビザを取得しなければいけなかったり、国境でのコントロールが厳しく、なかなかスムースに抜けられなかったりしたものだが、時代は変わって今やEUの時代になりボーダーレスになった。とはいっても物価はやはり他のEU加盟国に比べるとまだまだ安いので、GPパドックの住人たちがサーキットの近所のスーパーマーケットで食材をたんまり買い込んで行く姿を良く見かける。そういう僕もここでビールを大量に買ってたっけ(笑)。チェコビールって結構うまいんだよね!!しかも安いっ!!かつては名物のチェコグラスも信じられないくらい安い値段で買えたし、チェコグラスと部品を物々交換したりって言う時代もあったなぁ(笑)。なつかしい!!今でも当時購入したグラス類を大事に飾ってます。
コースは比較的Rの大きなS字コーナーを直線で結んだようなレイアウトで、アップダウンがかなりある、中速サーキット。コース幅も信じられないくらい広いのでラインが何本もあり、S字区間ではコーナーの中で順位が何回も入れ替わったりする(特にGP125クラス)。S字コーナーの通過タイムをいかに縮めるか、そしてコース後半の一気に上っていくセクションでは、上りの手前でうまく加速して最終コーナーでいつでもインをさせる体制に持っていくかが勝負ポイント。エンジン的にはどちらかというと加速性能が求められるコースレイアウトかな。
解説:上田 昇